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天人女房―日本のむかし [昔話]

お友達からチャレンジをもらったらそれに夢中で最近本をもってこなくなったので、この機会に母が選んだ本を寝る前に読むことにしました。

このお話は羽衣伝説と七夕伝説がくっついているようなお話で、よみたかったのですが、絵が地味なのかタイトルが地味なのかなかなかもってきてくれませんでした。でも、母が読んでいるとじっと聞いているし、なかなか楽しそうでした。当分このスタイルでいこうっと。

天から降りてきた天人が水浴びをしていると、牛飼いの男が通りかかり、羽衣を隠してしまいます。帰れなくなった天人は男と結婚し、二人の子どもを生みます。しかし、ある日子どもが歌っていた歌から羽衣のありかがわかり、天人は天に帰ってしまいます。男は大切にしていた牛を供物にして、天に届く竹をそだて妻と子を追って天に昇ります。天の神様(天人の父親)に天に住まわせてくれるように頼みますが、父親は課題を解決したらという条件をだします。
一日で木を切り倒し、翌日火をつけて焼き払い(焼畑農業?)、翌日種をうえ、翌日収穫します。
牛飼いは妻の助言でなんとか切り抜けますが、収穫した冬瓜を割るようにいわれたとき、妻の助言をきかず、縦にわったので冬瓜から水が噴出し、天の川になってしまいました。流れにさらわれた男は妻の投げた板でたすかりますが、
妻が「月に1度あってくれ」とさけんだのに、夫は川の音でうまくききとれず「年に1度か、わかった」と答えたので、二人は川の両岸にわかれて、一年に1度会うことになったのでした。


天人女房―日本のむかし話

天人女房―日本のむかし話

  • 作者: 稲田 和子
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 大型本



三びきのこぶた [昔話]

いろいろなバージョンがあると思いますが、これは、ポールガルドンの版。絵は、可愛い系じゃないし、兄さんぶたは食べられちゃうし、最後は狼がこぶたに鍋で煮られてたべられちゃう。ただし、兄さん豚が弟豚のれんがの家を笑うシーンはありません。

昨日小2の息子が、兄さん豚をたべた狼を食べた三番目のこぶたはお兄さんをたべたことになるの?とするどい質問をしてきました。実は母もおもっていたのよねー。適当にごまかしちゃったけど。
母は、一番最初の「けれども、お母さん豚は貧乏で、3匹のこぶたをそだてていくことができなくなったので、3匹のこぶたを世の中へおくりだすことにしました」のくだりでグッときますねー。うちも3人いるもんで。

三びきのこぶた

三びきのこぶた

  • 作者: ポール ガルドン
  • 出版社/メーカー: 童話館
  • 発売日: 1995/01
  • メディア: 単行本



あおい玉 あかい玉 しろい玉" [昔話]

小2の長男がもってきました。

内容はほぼ「3枚のお札」といっしょですね。
栗ひろいにいった小僧がやまんばの家に迷い込みたべられそうになるところを、トイレにいかせてくれといって逃げ出し、追いかけてくるやまんばをこの場合は玉のちからで引き離し、寺へ戻る、和尚さんはやまんばに化け比べをもちかけて豆にして食べてしまう。
違っているのは、お札は和尚さんがくれるのですが、玉は便所の神様がくれるんです。あおい玉は湖、あかい玉は火事、白い玉はあかりになって、最後になげると茨の山になる。便所の神様はけっこうかっこよく描いてありましたよ。

ほうげんがたくさん入っていかにも昔話ぽい一冊ですね。


あおい玉 あかい玉 しろい玉

あおい玉 あかい玉 しろい玉

  • 作者: 稲田 和子
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 大型本



ももたろう [昔話]

絵は「スーホの白い馬」を描いた方ですね。
ほとんど知っているストーリーですが、大きく違うのは最後に宝物でなく、お姫様をつれて帰って(なんと宝はおにに返しちゃった!)おじいさん、おばあさんと幸せに暮らすところでしょうか? 原話はそうなのか、松居さんのオリジナルなのか、小2の長男は「返しちゃうんだ」といっていました。嫁より宝がよいらしい。
方言交じりの表現もたのしいみたいですね。


ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)

ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: まつい ただし
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1965/02
  • メディア: ハードカバー



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