くまさん くまさん (日本傑作絵本シリーズ)

読み聞かせ時間　4分6秒
ウケ度　なかなかいい感触でした。
印象度　文が繰り返しが多く、読んでいて歌うような気分になる。ちょっとユーモラス。

くまさんは朝起きて歯をみがき、顔あらい、クマ体操。
朝ごはんははちみつつきじゃがいも３つと、よもぎとすぎなのお茶2杯のむ。
新聞読んでトイレいって、さあ今日は何をしようかな。
勉強。なわとび。さんぽ。そうじ。おりょうり。そうじ。ひるね。これが同列なのがいいよね。
お勉強にしたんだけど、机に向かって一生懸命書いたり消したり、かけたのは自分の名前「くま」

次はエプロンかけて赤ちゃん（本物）のお世話をお手伝い。
ミルクあげて、おしめかえて、寝かしつけて自分も寝ちゃった。

いい天気の日は布団干し。
日当たりいいとこ探していたら、屋根の上になっちゃった。布団の上で一眠り。
目が覚めたら布団をもって梯子をおります。

次ははりきってごちそうをつくる。
入っているのはピーマン・にんじん・たまねぎ・トマト・キャベツ・はくさい・ほうれんそう
だいこん・ごぼう・かぼちゃ・ながねぎ・にら・もやし・どんどんいれてぐつぐつ煮たらできあがり。
みんなにふるまってあげました。

くまさん今度はお皿洗い。
スポンジもって洗う。
ふきんをもってふく。
とだなにしまう。

次は洗濯。
でも洗うのはハンカチ一枚。
洗面器で洗って、ほして、アイロンかけて、三角に畳んで胸ポケットにいれました。

今度は鉢巻締めて、引っ越しの手伝い。
たんす・ベッド・れいぞうこ・おなべ・やかん・いす・テーブル
全部一度に風呂敷に包んでせなかにしょいます。
なんと亀さんの引越しでした。家具が小さいから一度で済むんだね。

くまさん くまさん (日本傑作絵本シリーズ)

• 作者: 中川 李枝子
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 1995/06/30
• メディア: 単行本

くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)

読み聞かせ時間　6分23秒
ウケ度　まったくうけなかった
印象度　話はあまり印象なかったけど、絵の方がアメリカのコミックみたいで印象的だった

デパートのおもちゃ売り場にいるくまのぬいぐるみコールテンくんは、来る日も来る日も自分を持ち帰ってくれる人をまっています。
ある日女の子がやってきて「こんなくまがほしかった」といいますが、その子のお母さんは「たくさん買い物してお金がないし、ボタンが取れていて新品じゃないみたい」といって断ります。
そこで、自分のボタンがないことに気が付いたコールテンくんは深夜のデパートでボタンを探して家具売り場に入り込みます。そこでマットレスについたボタンをみつけてとろうとしますが、とったときにスタンドライトにぶつかって倒してしまいます。警備員がやってきて「どうしてこんなところにいるんだ」とおもちゃ売り場につれていきます。
翌日再びあの女の子がやってきて「お小遣いたまっていたから、お母さんに許しをもらって、買うことにした」とコールテンくんをつれて帰ります。
コールテンくんは王様の家みたいな家具売り場じゃなくて、女の子の小さなおうちで自分用のベッドをもらい。ボタンもつけてもらって女の子と友達になったのでした。

これを聞いていた高校生の娘が「ホラーじゃないか、深夜のデパートでぬいぐるみのくまが家具売り場のベッドに寝ていたら怖いだろう」といっていた。

くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)

• 作者: ドン=フリーマン
• 出版社/メーカー: 偕成社
• 発売日: 1975/05
• メディア: ハードカバー

こずずめのぼうけん

読み聞かせ時間　6分4秒
ウケ度　それなりでした。もう一度もってはこなかった。
印象度　大人はおもしろいとおもうけど、子どもはどうかなあ。

こすずめは、初めて空を飛ぶ日を迎えます。お母さんすずめは、「生垣までとんだら、そこでおしまい」といいます。

しかし、羽ばたくと飛べることに気が付いたこすずめは言いつけを守らず、どんどん飛んで行ってしまいます。

最初は楽しく飛んでいたものの、疲れたこすずめはやすみたくなりました。
そこで、鳥の巣をみつけるたびに、「やすませてください」と頼みますが、鳴き声が違うので仲間じゃないからと断られます。

日が暮れるころ、ようやくこすずめをみつけた母さんすずめにおぶさって、こすずめは巣に帰り眠るのでした。

こすずめが他の鳥たちに休ませてくれというときのセリフとその返事の繰り返しがおもしろかった。

「あの、すみませんが、中に入って休ませていただいてよろしいでしょうか？」
「お前さん、かあっ、かあっ、かあっってなけるかい？」(カラスの場合）
「いえ、僕、ちゅん、ちゅん、ちゅんきりしかいえないんです」

なんで礼儀正しいんだろうねえ。

こすずめのぼうけん (こどものとも傑作集)

• 作者: ルース・エインズワース
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 1977/04/01
• メディア: 単行本

おとなしい めんどり

読み聞かせ時間　4分45秒
ウケ度　長男が4年くらいのとき、すごく好きで何度も読んだ
印象度　くりかえしが面白いしオチもあって、好き

一軒の家に猫と犬とネズミとめんどりが住んでいた。

猫と犬とネズミは居心地のいい場所で一日中ごろごろしていた。
おとなしいめんどりは一人で家の仕事をしていた。

ある日麦のタネを見つけためんどりは、
種をまいたり、刈り取ったり、粉にしたり、お菓子をやいたりするたびに、
「だれかやって」と頼むが全員「いやだね」と返事。

しかしお菓子のにおいがするとみな台所にやってくる
めんどりがお菓子を「だれか食べる？」と聞くと全員「食べる」と返事。

しかしめんどりは、一人で作ったので一人で食べると宣言して食べてしまう。
そのあとはみんなめんどりの手伝いをするようになりました。

おとなしい めんどり

• 作者: ポール ガルドン
• 出版社/メーカー: 童話館出版
• 発売日: 1994/02
• メディア: 単行本

三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話

読み聞かせ時間　4分08秒
ウケ度　わりと好きみたいです
印象度　絵が大迫力ですよね。表現も豪快です。

3匹のヤギが太るために山に向かいます。名前は全部「がらがらどん」です。
途中橋を渡るのですが、橋の下にはトロルがすんでいて、がらがらどんを食べようとします。

小さい方からわたっていたので、2匹とも「後ろのがらがらどんの方が大きいよ」と逃れます。
最後のがらがらどんは、超大きくて強くて、トロルはやっつけられてしまいます。

3匹は山で大いに太ったのでした。

いちばん小さなやぎのがらがらどんが、目を大きく見開いて「食べないでくれ」と言っている絵が
個人的には好きですね。

簡単にだまされてしまうトロルも気の毒とゆうかお人よしというか。
結局大きなヤギのがらがらどんに目玉をさされてひずめで踏まれて殺されてしまうんですよ。

ヤギは意外と強そうです。

三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 1965/07/01
• メディア: 大型本