1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ
ユニコーン奇跡の救出 (マジック・ツリーハウス 22) [ファンタジー]
読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいませんが、今回はいきあったりばったり感がすごい
印象度・・・こんな映画なかったか?
マジックツリーハウスシリーズの22冊目
今回も1巻まるまる一つのお話。大恐慌のあとのニューヨークが舞台。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。今回は20世紀末はじめの街の子の服装。
11月なのでコートとかマフラーで冬支度。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
魔法の本にはテディとキャスリーンが用意した10個の魔法が書いてあるが、一度使うと使えなくなってしまう。
前回は、パリの万国博覧会で4人の現代の魔術師(エジソン、パスツール、ベル、エッフェル)を探す冒険をした。
今回は世界恐慌の後の冬のニューヨークに向かう。
11月のある日、ジャックがお父さんにココアをいれてもらっているとアニーがツリーハウスが戻ってきているという。
さっそく二人は魔法の書をもって森へ向かった。
ツリーハウスにはマーリンの羊皮紙の手紙と本が一冊おいてあった。
本は1938年のニューヨークのガイドで、マーリンの手紙には、世界で1頭のユニコーンが危険にさらされているので助け出してほしいとある。
どうやらユニコーンはそれとわからない姿で人目につくところにとらわれているらしい、
そしてユニコーンを愛する少女が道を示してあげれば故郷に戻れるという。
出発前に二人は残っている魔法を確認。
・空から雲を引き下ろす魔法
・手放せない大切な宝物を見つけ出す魔法
・アヒルに変身する魔法
が残っていた。
2人はさっそく本の場所へ旅立つ。
2人がついたのは寒波に襲われるニューヨークのセントラルパーク。
人が少ないうえに広大であるので、二人は道に迷ってその上お互いを見失ってしまう。
困ったジャックは魔法の「手放せない大切な宝物を見つけ出す魔法」を使うとアニーがみつかり、
2人は公園に建てられたお城に逃げ込む。
そこにはパーキンズという若い男の人がいて、気象観測をしているという。
かれによると低気圧のダブルパンチでこれからニューヨークは大雪に見舞われるという。
それにマーリンの詩の中にでてきた二度目の満月が今夜だということも教えてもらう。
2人は珍しい動物がいるところをきくとブロンクス動物園だというので、地下鉄での行き方も教えてもらう。
公園の中で男の子と女の子の二人連れをちらちらみかけた二人はてっきりテディとキャスリーンだと思い込むが、このときは姿がみえなくなっていた。
ようやく公園を出た二人はスープの配給所に並ぶ人々や、シャッターを閉めた街をぬけて地下鉄に向かう。
念のためジャックがもってきたお金で地下鉄に乗る。しかし、降りる駅がわからず困っていると、前の座席の女の子が教えてあげるといってくれた。
ジャックがうとうとしていると、女の子に起こされ、二人は急いで降りる。しかし降りたのは目的と違う駅だった。
しかも雪のため地下鉄も不通になるという。
しかたなく二人はタクシーで動物園に向かうが、雪だまりにはまって動けなくなってしまう。
2人はタクシーを降りて歩くが雪がひどいのでタクシーのところに戻ろうとするが車はいなくなっていた。
みるとそこは「クロイスター美術館」の前だったので、二人はとりあえず入って雪をしのぐことにする。
入ってみると説明員がいて、ここはメトロポリタン美術館の別館としてオープンした美術館で、クロイスターという名前は回廊という意味で中庭を囲むように部屋があるのだと教えてくれた。
さらに中世の美しいタペストリーがおすすめだという。
2人はとりあえずタペストリーの間にいくと、タペストリーのタイトルはユニコーン狩り、タペストリーは15世紀末の作だという。
アニーはタペストリーの中のユニコーンがマーリンの詩の中のユニコーンだと確信する。
そこへ公園でみかけた男の子と女の子の二人連れがやってきたので、テディとキャスリーンだと思い込んでいる二人は隠れておどろかそうとする。しかし、ふたりは黒い魔法使いの弟子で、ユニコーンを捕まえて師匠のところにつれていこうとしていたのだ。
呪文でユニコーンをタペストリーから呼び出してロープをかけようとするのをジャックとアニーが止めに入る。
そして「空から雲をひきおろす呪文」をとなえて二人組の目をくらますと、ユニコーンをつれて美術館をでていく。
説明員はびっくりしていた。
ユニコーンは二人を乗せて街をはしりだすと、悲しみにみちていた街に生気がよみがえる。
雪もやんでいき、人々に笑顔がもどっていった。
2人はセントラルパークまで戻ってくる。
しかし公園では悪い魔法使いの弟子が先回りしていてユニコーンを連れ去ろうとする。
アニーは覚えていた「アヒルに変身する魔法」を二人にかけて、邪魔をする。
しかし、ユニコーンを故郷に返す方法がわからず困っていると、テディとキャスリーンが現れる。
2人は今回地下鉄の少女とタクシーの運転手をして二人をクロイスター美術館までつれていったのだった。
テディの運転していたタクシーからマーリンとモーガンが現れ、黒い魔法使いからユニコーンを守ってくれた二人にお礼をいう。
そして、アヒルにした二人の心配をするアニーに魔法は2・3日でとけると教えてくれる。
2人が魔法を賢くつかえることができるからと「ディアントスの杖」というユニコーンの角の形をした魔法の杖を渡す。
そして、魔法でなければ解決できない時、人のためになることに使うようにという。
そしてマーリンが運転するタクシーでモーガンは去り、テディとキャスリーンはユニコーンに乗って去って行った。
そして二人もマジックツリーハウスで現代に戻る。
ツリーハウスから家に戻る途中でアニーが「手放せない大切な宝物を見つけ出す魔法」が、まだ残っているというので
ジャックが使ってしまったことを言うと、アニーは「自分のことを大切な宝物だとおもってくれてありがとう」というのだった。
ウケ度・・・子どもはよんでいませんが、今回はいきあったりばったり感がすごい
印象度・・・こんな映画なかったか?
マジックツリーハウスシリーズの22冊目
今回も1巻まるまる一つのお話。大恐慌のあとのニューヨークが舞台。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。今回は20世紀末はじめの街の子の服装。
11月なのでコートとかマフラーで冬支度。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
魔法の本にはテディとキャスリーンが用意した10個の魔法が書いてあるが、一度使うと使えなくなってしまう。
前回は、パリの万国博覧会で4人の現代の魔術師(エジソン、パスツール、ベル、エッフェル)を探す冒険をした。
今回は世界恐慌の後の冬のニューヨークに向かう。
11月のある日、ジャックがお父さんにココアをいれてもらっているとアニーがツリーハウスが戻ってきているという。
さっそく二人は魔法の書をもって森へ向かった。
ツリーハウスにはマーリンの羊皮紙の手紙と本が一冊おいてあった。
本は1938年のニューヨークのガイドで、マーリンの手紙には、世界で1頭のユニコーンが危険にさらされているので助け出してほしいとある。
どうやらユニコーンはそれとわからない姿で人目につくところにとらわれているらしい、
そしてユニコーンを愛する少女が道を示してあげれば故郷に戻れるという。
出発前に二人は残っている魔法を確認。
・空から雲を引き下ろす魔法
・手放せない大切な宝物を見つけ出す魔法
・アヒルに変身する魔法
が残っていた。
2人はさっそく本の場所へ旅立つ。
2人がついたのは寒波に襲われるニューヨークのセントラルパーク。
人が少ないうえに広大であるので、二人は道に迷ってその上お互いを見失ってしまう。
困ったジャックは魔法の「手放せない大切な宝物を見つけ出す魔法」を使うとアニーがみつかり、
2人は公園に建てられたお城に逃げ込む。
そこにはパーキンズという若い男の人がいて、気象観測をしているという。
かれによると低気圧のダブルパンチでこれからニューヨークは大雪に見舞われるという。
それにマーリンの詩の中にでてきた二度目の満月が今夜だということも教えてもらう。
2人は珍しい動物がいるところをきくとブロンクス動物園だというので、地下鉄での行き方も教えてもらう。
公園の中で男の子と女の子の二人連れをちらちらみかけた二人はてっきりテディとキャスリーンだと思い込むが、このときは姿がみえなくなっていた。
ようやく公園を出た二人はスープの配給所に並ぶ人々や、シャッターを閉めた街をぬけて地下鉄に向かう。
念のためジャックがもってきたお金で地下鉄に乗る。しかし、降りる駅がわからず困っていると、前の座席の女の子が教えてあげるといってくれた。
ジャックがうとうとしていると、女の子に起こされ、二人は急いで降りる。しかし降りたのは目的と違う駅だった。
しかも雪のため地下鉄も不通になるという。
しかたなく二人はタクシーで動物園に向かうが、雪だまりにはまって動けなくなってしまう。
2人はタクシーを降りて歩くが雪がひどいのでタクシーのところに戻ろうとするが車はいなくなっていた。
みるとそこは「クロイスター美術館」の前だったので、二人はとりあえず入って雪をしのぐことにする。
入ってみると説明員がいて、ここはメトロポリタン美術館の別館としてオープンした美術館で、クロイスターという名前は回廊という意味で中庭を囲むように部屋があるのだと教えてくれた。
さらに中世の美しいタペストリーがおすすめだという。
2人はとりあえずタペストリーの間にいくと、タペストリーのタイトルはユニコーン狩り、タペストリーは15世紀末の作だという。
アニーはタペストリーの中のユニコーンがマーリンの詩の中のユニコーンだと確信する。
そこへ公園でみかけた男の子と女の子の二人連れがやってきたので、テディとキャスリーンだと思い込んでいる二人は隠れておどろかそうとする。しかし、ふたりは黒い魔法使いの弟子で、ユニコーンを捕まえて師匠のところにつれていこうとしていたのだ。
呪文でユニコーンをタペストリーから呼び出してロープをかけようとするのをジャックとアニーが止めに入る。
そして「空から雲をひきおろす呪文」をとなえて二人組の目をくらますと、ユニコーンをつれて美術館をでていく。
説明員はびっくりしていた。
ユニコーンは二人を乗せて街をはしりだすと、悲しみにみちていた街に生気がよみがえる。
雪もやんでいき、人々に笑顔がもどっていった。
2人はセントラルパークまで戻ってくる。
しかし公園では悪い魔法使いの弟子が先回りしていてユニコーンを連れ去ろうとする。
アニーは覚えていた「アヒルに変身する魔法」を二人にかけて、邪魔をする。
しかし、ユニコーンを故郷に返す方法がわからず困っていると、テディとキャスリーンが現れる。
2人は今回地下鉄の少女とタクシーの運転手をして二人をクロイスター美術館までつれていったのだった。
テディの運転していたタクシーからマーリンとモーガンが現れ、黒い魔法使いからユニコーンを守ってくれた二人にお礼をいう。
そして、アヒルにした二人の心配をするアニーに魔法は2・3日でとけると教えてくれる。
2人が魔法を賢くつかえることができるからと「ディアントスの杖」というユニコーンの角の形をした魔法の杖を渡す。
そして、魔法でなければ解決できない時、人のためになることに使うようにという。
そしてマーリンが運転するタクシーでモーガンは去り、テディとキャスリーンはユニコーンに乗って去って行った。
そして二人もマジックツリーハウスで現代に戻る。
ツリーハウスから家に戻る途中でアニーが「手放せない大切な宝物を見つけ出す魔法」が、まだ残っているというので
ジャックが使ってしまったことを言うと、アニーは「自分のことを大切な宝物だとおもってくれてありがとう」というのだった。
コメント 0