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パリと四人の魔術師 (マジック・ツリーハウス 21) [ファンタジー]
読み聞かせ時間 大人が読んで17分
ウケ度 夕方から夜のパリって設定がいいなあ
印象度 パリの様子がなんだかおしゃれで雰囲気あってよかった。あらすじと無関係だから内容にかけないけどね。
マジックツリーハウスシリーズの21冊目
今回も1巻まるまる一つのお話。万国博覧会のパリが舞台。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。今回は19世紀末の街の子の服装。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
魔法の本にはテディとキャスリーンが用意した10個の魔法が書いてあるが、一度使うと使えなくなってしまう。
前回は、黄金時代のバクダッドでカリフが知恵を世界に広めるのを手伝った。
今回は万国博覧会でにぎわうパリに向かう。
夏の夕方、ジャックが涼しいところで本を読もうとポーチに出ると、アイスクリーム屋さんが通って行った。
アニーがママからアイスクリームのお金をもらったとでてくるので、二人はアイスクリームカーを追いかける。
途中で森の側を通りかかると、虫の声がまったく聞こえない。
不審に思った二人が森に行ってみると、マジック・ツリーハウスが戻ってきていた。
中には「1889年 パリ万国博覧会 ガイドブック」という本と、マーリンからの手紙があった。
今回は詩ではなく手紙で、パリの万国博覧会の会場で4人の新時代の魔術師をみつけ、
悪の魔法使いの先回りをして、4人の新時代の魔術師の秘密を聞きだすように書いてあった。
ジャックとアニーは、友達の魔法使い見習いのテディと妖精のキャスリーンが作ってくれた「魔法の書」をもって旅立つ。
魔法の書に使える呪文はあと5つである。
着いたのは夕方のパリの公園の木の上。窓からエッフェル塔とセーヌ川が見える。エッフェル塔は万国博覧会のためにたてられたもので、そこが会場になっている。
今回はアニーのスカートの中に、この時代のお金もちゃんと入っていて、二人はそのお金で入場券や、会場の中を回る列車に乗ったりする。
ベネチアのカーニバルのようにいろんな国のひとたちが行きかう中を二人は会場に向かう。
4人の新時代の魔術師は
音の魔術師・・・アレグザンダー・グレアム・ベル
光の魔術師・・・トマス・アルバ・エジソン
戦う魔術師・・・ルイ・パスツール(目に見えない細菌と戦う)
鉄の魔術師・・・エッフェル塔をたてたギュスターブ・エッフェル
のことだった。
まず音の魔術師をみつけた二人だが、すでに招待状をうけとって出かけたという。
招待状を届けに来たのは黒マントの男だと聞いた二人は後をおって「機械館」にでかけ、
そこでエジソンが光の魔術師だと知る。
しかし、またしても黒マントの男が先回りしていて、エジソンはでかけたという。
黒マントの男がパスツール研究所の道をきいたというので、二人も馬車で研究所に向かう。
研究所は閉まっていたが、必死でドアをたたくと当直の老人がでてきて、パスツールの研究について教えてくれた。
そこで二人はパスツールが戦う魔術師だと知る。
パスツールが10時にエッフェル塔にいかねばならないといっていたというので、二人は引き返すが時間がない。
そこに二人乗り自転車に乗った男女が通りかかり自転車を貸してくれる。
2人は急いでエッフェル塔に向かうが道に迷ってしまう。そこで「風になる魔法」を使い、自転車で空を飛んでエッフェル塔に向かう。
なんとか時間についたが、人が帰りかけている、今日の博覧会は終わったのだ。
2人は守衛からエッフェル塔の第3展望台で個人的なパーティがひらかれていることを聞くが、エレベータは運転を終了していたので、歩いて塔を登る。
なんとかたどり着いてみると4人の新時代の魔術師たちがエッフェルの誘いでパーティをしていた。
2人は悪の魔法使いが狙っているので、4人の秘密を知りたいと頼む。
エッフェルは笑いながら「挑戦する心、仕事への情熱、そして責任感」と答え
パスツールは「チャンスは準部のできている人にこそ味方する」
エジソンは「天才は1パーセントのひらめきと99パーセントの努力である」
ベルは「一つの扉が閉まっても、また別の扉がひらく」
と教えてくれた。
そのときドアをたたく音がして、扉が開くと金色のもやが立ち込めた。
ジャックは悪の魔法使いが現れたときのために、目の前のものを消す呪文をアニーと暗記していたのでそれを唱えようとするが、アニーが後半の呪文をとなえない。4人の新時代の魔術師は石のように動かなくなっている。
実は悪の魔法使いを名乗っていたのは、マーリンで4人の新時代の魔術師と二人をあわせたくて、悪の魔法使いをでっちあげたのだと告白する。アニーは入ってきたのがマーリンだと気が付いて呪文をとなえなかったのだ。
しかし、一度いいかけた呪文は最後までいわなければならないので、マーリンは二人の呪文でキャメロットに帰ることにする。
マーリンが帰ると4人はもとに戻り、ドアが開いたのは風のいたずらだったことになった。
みなですばらしいパリの夜景をみながら、未来の話をしているとアニーがいろいろしゃべりだしたので、ジャックはあわてて「帰らないと」という。
4人に見送られて階段をおり、マジックツリーハウスに戻った二人はフロッグクリークへと帰るのだった。
帰ってから二人は自転車を貸してくれた男女がテディとキャスリーンだったのではないかと気が付いた。
そのときアイスクリーム屋さんの鈴の音が聞こえた。
アニーがお金をだしてみると、少しもへっていなかったので、二人は公園に向かってかけだした。
ウケ度 夕方から夜のパリって設定がいいなあ
印象度 パリの様子がなんだかおしゃれで雰囲気あってよかった。あらすじと無関係だから内容にかけないけどね。
マジックツリーハウスシリーズの21冊目
今回も1巻まるまる一つのお話。万国博覧会のパリが舞台。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。今回は19世紀末の街の子の服装。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
魔法の本にはテディとキャスリーンが用意した10個の魔法が書いてあるが、一度使うと使えなくなってしまう。
前回は、黄金時代のバクダッドでカリフが知恵を世界に広めるのを手伝った。
今回は万国博覧会でにぎわうパリに向かう。
夏の夕方、ジャックが涼しいところで本を読もうとポーチに出ると、アイスクリーム屋さんが通って行った。
アニーがママからアイスクリームのお金をもらったとでてくるので、二人はアイスクリームカーを追いかける。
途中で森の側を通りかかると、虫の声がまったく聞こえない。
不審に思った二人が森に行ってみると、マジック・ツリーハウスが戻ってきていた。
中には「1889年 パリ万国博覧会 ガイドブック」という本と、マーリンからの手紙があった。
今回は詩ではなく手紙で、パリの万国博覧会の会場で4人の新時代の魔術師をみつけ、
悪の魔法使いの先回りをして、4人の新時代の魔術師の秘密を聞きだすように書いてあった。
ジャックとアニーは、友達の魔法使い見習いのテディと妖精のキャスリーンが作ってくれた「魔法の書」をもって旅立つ。
魔法の書に使える呪文はあと5つである。
着いたのは夕方のパリの公園の木の上。窓からエッフェル塔とセーヌ川が見える。エッフェル塔は万国博覧会のためにたてられたもので、そこが会場になっている。
今回はアニーのスカートの中に、この時代のお金もちゃんと入っていて、二人はそのお金で入場券や、会場の中を回る列車に乗ったりする。
ベネチアのカーニバルのようにいろんな国のひとたちが行きかう中を二人は会場に向かう。
4人の新時代の魔術師は
音の魔術師・・・アレグザンダー・グレアム・ベル
光の魔術師・・・トマス・アルバ・エジソン
戦う魔術師・・・ルイ・パスツール(目に見えない細菌と戦う)
鉄の魔術師・・・エッフェル塔をたてたギュスターブ・エッフェル
のことだった。
まず音の魔術師をみつけた二人だが、すでに招待状をうけとって出かけたという。
招待状を届けに来たのは黒マントの男だと聞いた二人は後をおって「機械館」にでかけ、
そこでエジソンが光の魔術師だと知る。
しかし、またしても黒マントの男が先回りしていて、エジソンはでかけたという。
黒マントの男がパスツール研究所の道をきいたというので、二人も馬車で研究所に向かう。
研究所は閉まっていたが、必死でドアをたたくと当直の老人がでてきて、パスツールの研究について教えてくれた。
そこで二人はパスツールが戦う魔術師だと知る。
パスツールが10時にエッフェル塔にいかねばならないといっていたというので、二人は引き返すが時間がない。
そこに二人乗り自転車に乗った男女が通りかかり自転車を貸してくれる。
2人は急いでエッフェル塔に向かうが道に迷ってしまう。そこで「風になる魔法」を使い、自転車で空を飛んでエッフェル塔に向かう。
なんとか時間についたが、人が帰りかけている、今日の博覧会は終わったのだ。
2人は守衛からエッフェル塔の第3展望台で個人的なパーティがひらかれていることを聞くが、エレベータは運転を終了していたので、歩いて塔を登る。
なんとかたどり着いてみると4人の新時代の魔術師たちがエッフェルの誘いでパーティをしていた。
2人は悪の魔法使いが狙っているので、4人の秘密を知りたいと頼む。
エッフェルは笑いながら「挑戦する心、仕事への情熱、そして責任感」と答え
パスツールは「チャンスは準部のできている人にこそ味方する」
エジソンは「天才は1パーセントのひらめきと99パーセントの努力である」
ベルは「一つの扉が閉まっても、また別の扉がひらく」
と教えてくれた。
そのときドアをたたく音がして、扉が開くと金色のもやが立ち込めた。
ジャックは悪の魔法使いが現れたときのために、目の前のものを消す呪文をアニーと暗記していたのでそれを唱えようとするが、アニーが後半の呪文をとなえない。4人の新時代の魔術師は石のように動かなくなっている。
実は悪の魔法使いを名乗っていたのは、マーリンで4人の新時代の魔術師と二人をあわせたくて、悪の魔法使いをでっちあげたのだと告白する。アニーは入ってきたのがマーリンだと気が付いて呪文をとなえなかったのだ。
しかし、一度いいかけた呪文は最後までいわなければならないので、マーリンは二人の呪文でキャメロットに帰ることにする。
マーリンが帰ると4人はもとに戻り、ドアが開いたのは風のいたずらだったことになった。
みなですばらしいパリの夜景をみながら、未来の話をしているとアニーがいろいろしゃべりだしたので、ジャックはあわてて「帰らないと」という。
4人に見送られて階段をおり、マジックツリーハウスに戻った二人はフロッグクリークへと帰るのだった。
帰ってから二人は自転車を貸してくれた男女がテディとキャスリーンだったのではないかと気が付いた。
そのときアイスクリーム屋さんの鈴の音が聞こえた。
アニーがお金をだしてみると、少しもへっていなかったので、二人は公園に向かってかけだした。
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