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SOS!海底探険 (マジック・ツリーハウス (5)) [ファンタジー]
読み聞かせ時間 小5男子自分で読んで20分
ウケ度 おもしろかったようです。シリーズ読んでいます。
印象度 今度は二人が試験に挑戦です。
マジックツリーハウスシリーズの5冊目
今回は海底探検とカウボーイの時代の西部のゴーストタウン。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは9歳本や自然観察が好き、アニーは7歳空想の世界で遊ぶのが好き。
二人が家に帰ろうとしていると、森の中にツリーハウスをみつける。
登ってみると中には本がたくさん。
その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
ツリーハウスには彼女の魔法がかかっていて、魔法を信じるひとならだれでも、本の中へいけるのだ。
モーガンは「キャメロットに戻る」と二人に告げると、ツリーハウスで行ってしまうが、
モーガンが戻ってくると信じている二人は、毎日ツリーハウスを探しに行っていた。
やっとツリーハウスが戻ってきたが、モーガンには魔法がかけられていて、二人は4つのMを集める旅をして
モーガンの魔法を解く。モーガンは再びキャメロットに戻るが、二人はモーガンが戻ってくるのを信じて待つのだった。
二人が同時にモーガンの夢をみた早朝。
ツリーハウスにいってみるど、モーガンが戻っていて、「マスターライブラリアンになって、本を集めるのを手伝ってほしい」という。
二人は承知するが、試験があるという。
試験は4つのなぞなぞをといて、それぞれ1つの英語の言葉をみつけるというものだった。
モーガンの差し出した巻物には
「わたしは、石のようにかたくて、灰色で、とてもかんたんな形をしています。
そして、自分の中に、美しい宝をもっています。わたしはなんでしょう?」
と書いてあった。
そしてモーガンは「海のすべて」という本を差だし、「ここにいけばなぞなぞがとける」といってくれた。
二人はさっそくツリーハウスで旅立つ。
今度もなぞなぞが解けるまでフロッグクリークには戻れないのである。
着いたところはサンゴ礁の島で、白い砂浜だった。
二人が海岸にいくと小型の潜水艇があり、アニーがボタンをさわって発進してしまう。
おどろいてすぐに戻ろうとするジャックだが、アニーはなぞなぞを解くため少しだけ海底探検をしようといい、そうすることにする。
海底の階層やさんご、魚、巨大な二枚貝などををみながら進んでいると、イルカの兄妹が現れる。(兄妹といったのはアニーだが)
潜水艇の中でノートのマークを押すと航海日誌があらわれ、この潜水艇の持ち主の記録がみつかった。
それによると潜水艇がこわれて使えなくなったので、業者が回収するまで海岸に置いておくとなっていた。
二人はあわてて浮上しようとすると巨大タコの腕につかまってしまう。
ジャックが怒鳴ると墨をはきながら放してくれたが、どうやらそのせいではなく、サメが現れたためだった。
なんとか海面まで浮上するが、そこで動かなくなってしまったので、二人は泳いで島をめざすことにする。
本を読むとサメは水しぶきをあげると襲ってくるということだったので、静かにおよげる平泳ぎで島をめざした。
途中サメの尾びれに怯えながらも水音をたてないように注意してなんとか進んでいった。
しかし疲れて浮きながら休んでいると先ほどのイルカの兄妹がやってきて島まで連れて行ってくらたのだった。
リュックも本もノートもびしょびしょになって、謎も解けないままトボトボとツリーハウスに戻ろうとすると、
アニーが潮だまりの二枚貝をふんずけてしまう。それで、「かたくて灰色でかんたんなかたちをしている」がわかった。
そして、本の解説をよんで、中の宝は二枚貝の中にできるオイスター(パール・オイスター)だと気が付く。
ツリーハウスに戻ると床に銀色の文字で「オイスター」と浮かんでいて、ペンシルバニア州のガイドブックも現れ、
二人は帰ることができた。
出かける前に、ママが森へでかける二人に「雨あがりなのでスニーカーが濡れないように!」と注意していたので、
二人は潜水艇に乗る前に靴と靴下を脱いでいた。そこで「大丈夫!、スニーカーは全然濡れなかったよ!」と報告した。
他は全部濡れたけどね。
夕暮れにジャックがポーチで本を読んでいると、アニーが足の長いウサギが迎えに着ているからツリーハウスに行こうという。
いってみると、それまで毎日いってみてもなかったのに、本当にツリーハウスが戻ってきていた。
ツリーハウスではモーガンがまっていて
「悪い魔女のマーリンに狙われていて、なかんか出かけられない。
早くマスターライブラリアンになってくれると助かる」といいながら、本と巻物を渡す。
今度は「アメリカ西部開拓物語」という本だった。
着いたのは大平原の中にポツンとたった木。墓地と西部の町が見える。
なぞなぞは「どこからともなく、わたしのさみしげな声が聞こえる。わたしは、なんでしょう。なんでしょう。」だった。
本をみると見える街は「ガラガラヘビ平原」とよがれ、1870年代にニューメキシコ州サンタフェとテキサス州フォートワースの間
千キロを結ぶ駅馬車ルートの中継駅だったが、川が干上がって1880年にはゴーストタウン=ゆうれいの町になったと
書いてあった。
とりあえず二人は街をめざすが、途中ガラガラヘビに遭遇したり、足の長いウサギにあったりする。
街には道が一本と両側に4・5軒の建物があるだけだった。
「食品・雑貨」と書いてある店で、二人はカウボーイハットやブーツをみつけ身に着けてみる。
カウボーイハットは、雨よけの他に、せんめんきやうちわ、枕などに使ったらしく、丈夫なものである。
二人が服をきていると、ピアノの音が聞こえてくる。
音を頼りにいってみると「ホテル」の中でピアノがなっていて、鍵盤は上下しているが誰もいない。
本をしらべると「自動ピアノ」だとわかったが、誰がペダルを踏んだのかわからない。
そのとき外で音がしたので、二人がホテルの前の酒樽に逃げ込むと、3人の男が馬を引いてやってくる。
どうやら馬を売るためにつかまえてきたらしく、仔馬と離れ離れになった母馬が暴れている。
おかげで、ジャックがしたくしゃみは見逃してもらえたが。
一行がいってしまうと、アニーが仔馬と話したことを怒り出す。そこへ仔馬が母馬をおいかけてやっている。
本によるとアメリカ西部の野生馬=ムスタングは1500年代にスペイン人がつれてきた馬が繁殖したもので、
1800年代のおわりごろには丈夫で足の速い野生馬になったのを捕まえて牧場に売る男たちがいたとあった。
調教はとてもむずかしく、そのコツは、やさしく扱うこと、きっぱりした言い方をすること、明るい態度で接すること、
ほめてやること、うまくできたら褒美をやること。臆病なので脅かしたり、怖がらせたりしてはいけない。
と書いてあった。しかしジャックが読んでいる間にアニーは仔馬と仲良くなってしまった。
アニーは仔馬にサンセットと名付けると母馬を取り返しにいこうというが、そこに一人のカウボーイが現れ
二人を馬泥棒だと思い込み、銃をむける。
カウボーイは「スリム」となのり、自分が調教していた野生馬を盗まれたという。
誤解がとけたので、いっしょに取り返しにいくが、カウボーイはあだ名で呼び合うのだと、
アニーはスマイル、ジャックにはチビスケと呼び名をつけてしまう。ジャックはきにいらなかったが・・・
アニーはサンセットに、ジャックはスリムののってきたダスティにのって馬泥棒をおいかける。
夕暮れ馬泥棒が野営しているところにおいつくと、暗闇にまぎれてスリムが母馬と盗まれた馬のの手綱を切り、
ジャックがダスティを静かにさせておき、アニーは母馬がきたら仔馬にのって逃げると算段する。
ジャックはいろいろわからないことだらけだったが、本で読んだ知識でなんとか役割をこなして、みんなでうまく逃げ出す、
途中ジャックが落馬したが、ダスティが戻ってきてくれて、逃げ出す。
すると、突然丘の上をゆらゆら動く白い影がみえて、泥棒たちは驚いて逃げ出してしまう。
おちつくと3人は作戦の成功をよろこんで、一休みした。
スリムになぞなぞのことを聞いてみると、「わからない」というが自動ピアノのことをいうと、
ルークというカウボーイが東部に帰った女の子をためにつくった「レッド・リバー・バレー」という曲のことを教えてくれた。
そして自動ピアノを鳴らしたのはルークのゆうれいかもというのだった。
馬泥棒においかけられたときの白い光と、ゆうれいの話でぞっとしたジャックだったが、疲れていたので、
ブーツも脱がないで眠ってしまう。
おきるとアニーが石のように固いビスケットと苦いコーヒーを差し出してくれた。
スリムによるとカウボーイはいつも珈琲とビスケットをもちあるいているという。
ジャックがいつものようにノートにわかったことをメモしていると、スリムが「書くのが好きだ」というので
二人は「西部の物語を書いて」と言う。スリムは北の町におちついて物語を書くことを決意する。
というわけで、取り戻した馬は野生に返すことにして3人は出発する。
途中峡谷で大声をだすと「こだま」が返ってきて、これがなぞなぞの答えだとわかる。
どうやらスリムにはわかっていたらしいが・・・
ガラガラヘビ平原の町で3人は別れて、二人はやっとこさっとこキツイブーツを脱いでマジックツリーハウスに帰る。
床には「エコー」の文字が浮かんでいてペンシルバニアのガイドブックも見つかった。
フロッグクリークの森に帰った二人は本の著者がスリムだったことにきがつくのだった。本の中表紙裏には二人への献じがあった。
二人は感激しながら夕ご飯のことを思い出して家に戻るのだった。
ウケ度 おもしろかったようです。シリーズ読んでいます。
印象度 今度は二人が試験に挑戦です。
マジックツリーハウスシリーズの5冊目
今回は海底探検とカウボーイの時代の西部のゴーストタウン。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは9歳本や自然観察が好き、アニーは7歳空想の世界で遊ぶのが好き。
二人が家に帰ろうとしていると、森の中にツリーハウスをみつける。
登ってみると中には本がたくさん。
その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
ツリーハウスには彼女の魔法がかかっていて、魔法を信じるひとならだれでも、本の中へいけるのだ。
モーガンは「キャメロットに戻る」と二人に告げると、ツリーハウスで行ってしまうが、
モーガンが戻ってくると信じている二人は、毎日ツリーハウスを探しに行っていた。
やっとツリーハウスが戻ってきたが、モーガンには魔法がかけられていて、二人は4つのMを集める旅をして
モーガンの魔法を解く。モーガンは再びキャメロットに戻るが、二人はモーガンが戻ってくるのを信じて待つのだった。
二人が同時にモーガンの夢をみた早朝。
ツリーハウスにいってみるど、モーガンが戻っていて、「マスターライブラリアンになって、本を集めるのを手伝ってほしい」という。
二人は承知するが、試験があるという。
試験は4つのなぞなぞをといて、それぞれ1つの英語の言葉をみつけるというものだった。
モーガンの差し出した巻物には
「わたしは、石のようにかたくて、灰色で、とてもかんたんな形をしています。
そして、自分の中に、美しい宝をもっています。わたしはなんでしょう?」
と書いてあった。
そしてモーガンは「海のすべて」という本を差だし、「ここにいけばなぞなぞがとける」といってくれた。
二人はさっそくツリーハウスで旅立つ。
今度もなぞなぞが解けるまでフロッグクリークには戻れないのである。
着いたところはサンゴ礁の島で、白い砂浜だった。
二人が海岸にいくと小型の潜水艇があり、アニーがボタンをさわって発進してしまう。
おどろいてすぐに戻ろうとするジャックだが、アニーはなぞなぞを解くため少しだけ海底探検をしようといい、そうすることにする。
海底の階層やさんご、魚、巨大な二枚貝などををみながら進んでいると、イルカの兄妹が現れる。(兄妹といったのはアニーだが)
潜水艇の中でノートのマークを押すと航海日誌があらわれ、この潜水艇の持ち主の記録がみつかった。
それによると潜水艇がこわれて使えなくなったので、業者が回収するまで海岸に置いておくとなっていた。
二人はあわてて浮上しようとすると巨大タコの腕につかまってしまう。
ジャックが怒鳴ると墨をはきながら放してくれたが、どうやらそのせいではなく、サメが現れたためだった。
なんとか海面まで浮上するが、そこで動かなくなってしまったので、二人は泳いで島をめざすことにする。
本を読むとサメは水しぶきをあげると襲ってくるということだったので、静かにおよげる平泳ぎで島をめざした。
途中サメの尾びれに怯えながらも水音をたてないように注意してなんとか進んでいった。
しかし疲れて浮きながら休んでいると先ほどのイルカの兄妹がやってきて島まで連れて行ってくらたのだった。
リュックも本もノートもびしょびしょになって、謎も解けないままトボトボとツリーハウスに戻ろうとすると、
アニーが潮だまりの二枚貝をふんずけてしまう。それで、「かたくて灰色でかんたんなかたちをしている」がわかった。
そして、本の解説をよんで、中の宝は二枚貝の中にできるオイスター(パール・オイスター)だと気が付く。
ツリーハウスに戻ると床に銀色の文字で「オイスター」と浮かんでいて、ペンシルバニア州のガイドブックも現れ、
二人は帰ることができた。
出かける前に、ママが森へでかける二人に「雨あがりなのでスニーカーが濡れないように!」と注意していたので、
二人は潜水艇に乗る前に靴と靴下を脱いでいた。そこで「大丈夫!、スニーカーは全然濡れなかったよ!」と報告した。
他は全部濡れたけどね。
夕暮れにジャックがポーチで本を読んでいると、アニーが足の長いウサギが迎えに着ているからツリーハウスに行こうという。
いってみると、それまで毎日いってみてもなかったのに、本当にツリーハウスが戻ってきていた。
ツリーハウスではモーガンがまっていて
「悪い魔女のマーリンに狙われていて、なかんか出かけられない。
早くマスターライブラリアンになってくれると助かる」といいながら、本と巻物を渡す。
今度は「アメリカ西部開拓物語」という本だった。
着いたのは大平原の中にポツンとたった木。墓地と西部の町が見える。
なぞなぞは「どこからともなく、わたしのさみしげな声が聞こえる。わたしは、なんでしょう。なんでしょう。」だった。
本をみると見える街は「ガラガラヘビ平原」とよがれ、1870年代にニューメキシコ州サンタフェとテキサス州フォートワースの間
千キロを結ぶ駅馬車ルートの中継駅だったが、川が干上がって1880年にはゴーストタウン=ゆうれいの町になったと
書いてあった。
とりあえず二人は街をめざすが、途中ガラガラヘビに遭遇したり、足の長いウサギにあったりする。
街には道が一本と両側に4・5軒の建物があるだけだった。
「食品・雑貨」と書いてある店で、二人はカウボーイハットやブーツをみつけ身に着けてみる。
カウボーイハットは、雨よけの他に、せんめんきやうちわ、枕などに使ったらしく、丈夫なものである。
二人が服をきていると、ピアノの音が聞こえてくる。
音を頼りにいってみると「ホテル」の中でピアノがなっていて、鍵盤は上下しているが誰もいない。
本をしらべると「自動ピアノ」だとわかったが、誰がペダルを踏んだのかわからない。
そのとき外で音がしたので、二人がホテルの前の酒樽に逃げ込むと、3人の男が馬を引いてやってくる。
どうやら馬を売るためにつかまえてきたらしく、仔馬と離れ離れになった母馬が暴れている。
おかげで、ジャックがしたくしゃみは見逃してもらえたが。
一行がいってしまうと、アニーが仔馬と話したことを怒り出す。そこへ仔馬が母馬をおいかけてやっている。
本によるとアメリカ西部の野生馬=ムスタングは1500年代にスペイン人がつれてきた馬が繁殖したもので、
1800年代のおわりごろには丈夫で足の速い野生馬になったのを捕まえて牧場に売る男たちがいたとあった。
調教はとてもむずかしく、そのコツは、やさしく扱うこと、きっぱりした言い方をすること、明るい態度で接すること、
ほめてやること、うまくできたら褒美をやること。臆病なので脅かしたり、怖がらせたりしてはいけない。
と書いてあった。しかしジャックが読んでいる間にアニーは仔馬と仲良くなってしまった。
アニーは仔馬にサンセットと名付けると母馬を取り返しにいこうというが、そこに一人のカウボーイが現れ
二人を馬泥棒だと思い込み、銃をむける。
カウボーイは「スリム」となのり、自分が調教していた野生馬を盗まれたという。
誤解がとけたので、いっしょに取り返しにいくが、カウボーイはあだ名で呼び合うのだと、
アニーはスマイル、ジャックにはチビスケと呼び名をつけてしまう。ジャックはきにいらなかったが・・・
アニーはサンセットに、ジャックはスリムののってきたダスティにのって馬泥棒をおいかける。
夕暮れ馬泥棒が野営しているところにおいつくと、暗闇にまぎれてスリムが母馬と盗まれた馬のの手綱を切り、
ジャックがダスティを静かにさせておき、アニーは母馬がきたら仔馬にのって逃げると算段する。
ジャックはいろいろわからないことだらけだったが、本で読んだ知識でなんとか役割をこなして、みんなでうまく逃げ出す、
途中ジャックが落馬したが、ダスティが戻ってきてくれて、逃げ出す。
すると、突然丘の上をゆらゆら動く白い影がみえて、泥棒たちは驚いて逃げ出してしまう。
おちつくと3人は作戦の成功をよろこんで、一休みした。
スリムになぞなぞのことを聞いてみると、「わからない」というが自動ピアノのことをいうと、
ルークというカウボーイが東部に帰った女の子をためにつくった「レッド・リバー・バレー」という曲のことを教えてくれた。
そして自動ピアノを鳴らしたのはルークのゆうれいかもというのだった。
馬泥棒においかけられたときの白い光と、ゆうれいの話でぞっとしたジャックだったが、疲れていたので、
ブーツも脱がないで眠ってしまう。
おきるとアニーが石のように固いビスケットと苦いコーヒーを差し出してくれた。
スリムによるとカウボーイはいつも珈琲とビスケットをもちあるいているという。
ジャックがいつものようにノートにわかったことをメモしていると、スリムが「書くのが好きだ」というので
二人は「西部の物語を書いて」と言う。スリムは北の町におちついて物語を書くことを決意する。
というわけで、取り戻した馬は野生に返すことにして3人は出発する。
途中峡谷で大声をだすと「こだま」が返ってきて、これがなぞなぞの答えだとわかる。
どうやらスリムにはわかっていたらしいが・・・
ガラガラヘビ平原の町で3人は別れて、二人はやっとこさっとこキツイブーツを脱いでマジックツリーハウスに帰る。
床には「エコー」の文字が浮かんでいてペンシルバニアのガイドブックも見つかった。
フロッグクリークの森に帰った二人は本の著者がスリムだったことにきがつくのだった。本の中表紙裏には二人への献じがあった。
二人は感激しながら夕ご飯のことを思い出して家に戻るのだった。
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