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天人女房 [昔話]

読み聞かせ時間 10分58秒
ウケ度 大きくなっていたので、いろいろ突込みが、それなりにおもしろかったみたい。
印象度 仏教画みたいな絵で、動きを感じる。天の国は中国っぽくみえた。

天の羽衣と、嫁取りクエストと、七夕が合体した話で、鹿児島弁で書いてある。

川で天人二人が水浴びしているところに、牛飼いの男が通りかかり、羽衣を1枚隠してしまう。
天にかえれなくなった天人は男の妻になり二人の子供を産む。
ある日夫が羽衣を隠していたことに気が付いた妻は、二人の子供を連れて天に帰ってしまう。

妻の書置き(なんと火吹き竹の中に入っている。わかりにくい)を見つけた夫が読むと
「自分と子供に会いたかったら天に来てくれ」と書いてある。
夫が方法がわからず落胆していると、隣の人が来て天に行く方法を教えてくれる。

庭に一番大事なものを埋めると金の竹が生えるのでそれを上るのだという。
男は牛を埋め、金竹を上って天にたどり着く。

妻と子に会えた男は妻の両親に結婚させてくれと頼むと
父は「じぶんのいうことを全部できたらやろう」という。
しかし、父のいうことはどれも男を殺そうとするものであった。
そのたびに妻が知恵をつけてやり、何とかこなす。

しかし、妻が機を織っている間に、父が男に冬瓜を割るように命令し、
男は父のいうとおりに冬瓜を割ってしまい、冬瓜から流れ出した水に流されてしまう。
妻は「月に一度はあってください」と叫び、自分のすわっていた板を投げる。
男は板につかまるが、妻からの声がよく聞こえず「年に1度か、わかった」と返事をしてしまう。

妻が織姫星、夫が彦星。
冬瓜から流れた水が天の川なんだって。

それにしても隣の人はよく天に上る方法しっていたなあ。
あと、男は7日待たないといけないのに6日で竹を上って、最後は犬を使って渡ったんだよ。
せっかちなんだか、要領がいいのかよくわかんないね。


天人女房

天人女房

  • 作者: 稲田 和子
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 2007/07/20
  • メディア: 大型本



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