とうさんねこのすてきなひみつ

読み聞かせ時間　7分42秒
ウケ度　ふーんと聞いていました。
印象度　全編にうきうきした雰囲気があるのが好き

猫の一家には父さん、母さん、お姉さん、赤ちゃん、それにリトル・グレイとジョナサンの兄弟がいます。
兄弟が遊んでいると、蛾やウサギ、マーモットの一家がピクニックに出かけていきます。

そのたびに二人は父さんのところへ飛んで行って「ピクニックにいついくか？」訪ねます。
父さん猫はなかなか「うん」といいません。
実は父さん猫は家族に内緒でボートを作っていて、それが完成したら行くつもりだったのです。

とうとうボートが完成したので、「明日ピクニックにいく」と宣言します。
一家は大喜び、お母さんはお弁当をつくります。
兄弟は一番喜んで、翌日は４時に起きてしまいます。

兄弟がじりじりする中一家は川に出かけます。
水遊びのあと、兄弟が「ボートがあったらもっと楽しいだろうな」というと
お父さんが本当にボートを持ってきて兄弟は大喜び

一家でボートに乗りますが、喜びのあまりボートの上で飛んだり跳ねたりした兄弟は川におちてしまいます。
お父さんに助けられた二人は「ボートの上にで飛んだり跳ねたりしてはいけない」と怒られます。

一家はお弁当を食べて、楽しくすごし、夕方にはボートに別れを告げて家に帰るのでした。

ベタな展開ですが、兄弟のわくわく感とお父さんのしてやったり感がいい感じです。
やりすぎて怒られちゃったりするもの、楽しいですよね。
着衣泳の体験はやはり必要ですね。

とうさんねこのすてきなひみつ

• 作者: メアリー・チャルマーズ
• 出版社/メーカー: 童話館出版
• 発売日: 2006/06
• メディア: 単行本