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くまの子ウーフ [動物]

読み聞かせ時間 計測したのが本の半分までで25分なんで、全部で50分くらいかかるでしょう。
 さかなにはなぜしたがない  約6分半
 ウーフはおしっこでできているか?? 7分40秒
 いざというときって、どんなとき?    5分13秒
 きつつきのみつけた たから      6分
 ちょうちょだけに なぜなくの      測ってない
 たからがふえると いそがしい     測ってない
 おっことさないもの なんだ?     測ってない
 ???                   測ってない
 くま一ぴきぶんは ねずみ百匹ぶんか  測ってない
ウケ度 長女は小学生のころおもしろがっていましたが、長男二男はそれほどうけませんでした。
印象度 これは哲学書です。


さかなにはなぜしたがない
 ウーフが昼寝からさめて思いつたのは「木になりたい」とか「みつばちになって飛びたい」とか
ミツバチをおいかけて川にはいると今度は魚をみつけ「魚になりたいなー」
するとフナがやってきて「熊公、俺たちを食べようとしているな!」と話しかけます。
ウーフは「魚になりたい」と話すと、フナはおっかなびっくりしながらも、
自分たちの特技の自慢話をはじめます。瞬きをしないとか、したベロがないとか、手足がいらないとか。
したベロがないことにびっくりしたウーフはあわてて家に逃げ帰り、
お母さんに魚のいったことを話します。
お母さんは「魚は蜂蜜をなめなくていいから、舌はいらないのよ」と話してくれます。
安心したウーフは「ぼくは、舌ベロがあるから、はちみつを舐めれるし、手足があるからだっこもできる」
とお母さんに抱きつきました。


ウーフはおしっこでできているか??
 朝ごはんを食べているときウーフが思いついたのは「何でできているのか?」
お父さんやお母さんはパンやお皿がなんでできているか教えてくれて、
すっかり何もかもわかった気分のウーフは遊びにでかけます。
すると、朝ごはんに食べていた卵をうんでくれる雌鶏に出会います。
ウーフは雌鶏を見て、雌鶏は卵を産むから卵でできているに違いないと思います。
そのあと、キツネのツネタ(ちょっといじめっこキャラ)にあって、
得意げに「雌鶏は卵でできている」というと、ツネタは「じゃあ、ウーフは何でできているんだい」と聞きます。
困ったウーフが考えていると、ツネタは「ウーフからはおしっこがでるから、おしっこでできている」と
いいすてて行ってしまいます。
ウーフは追いかけますが、転んで足をけがしてしまいます。血がでて涙を流したウーフは、
自分から血や涙が出ることにも気が付きます。
そして足が痛いから転がって帰ることを思いついて、家までころがって帰ります。
そして「おしっこ」は痛がったり、転がって家に帰るなんで素敵なこと思いつかないから、やっぱり自分はおしっこじゃない」と思います。
家に帰ったウーフはお母さんお父さんに「自分は、ウーフでできているだよ」と話します。


いざというときって、どんなとき?
 どろんこになるのが大好きなウーフが泥で固まった体で家に帰ると、お母さんはウーフをお風呂にいれながら、「リスだっていざというときのために毛づくろいしているのよ」とお説教します。
リスは危険になるとしっぽをパラシュートにして枝から枝に飛び移ったり地面におりたりするからと。
そして、もう泥んこにならないで遊ぶようにとハーモニカをくれます。
ウーフは自分のいざっていうときはどんなときかなと思いながらハーモニカをふいていますと、
虫がよってきてハーモニカを聞いています。
そこへカマキリがやってきて虫たちを襲うおうとしますが、虫たちはウーフの毛皮にかくれて、さらにウーフがカマキリを追い払ったので、ウーフの毛皮はいざというときの役にたったのでした。

 
きつつきのみつけた たから
 キツネのツネタはウーフのハーモニカがいいなと思ったのですが、素直になれず、「もっといい宝物が森の木の下に埋まっている。きつつきはそれを探しているのさ。」とうそをつきます。
すっかりツネタにだまされたウーフはキツツキを探して宝が見つかったか聞こうとします。
ちょうどキツツキはお嫁さんをさがしているところで、ウーフが「宝はみつかった?」と聞くと
「見つかったともさ」と答えます。最初は宝だと思っていたウーフですが、キツツキの説明でお嫁さんのことだと気が付くと、宝のことも忘れて森中にキツツキの結婚をしらせてまわり、結婚式でハーモニカを吹くのでした。

ちょうちょだけに なぜなくの
 ある朝ウーフは家に入ってきた青いちょうちょを捕まえようとします。お父さんは「逃がしてやりなさい」と窓をあけますが、ウーフは「捕まえる」といって窓をしめようとします。
運悪くちょうちょは窓に挟まれ死んでしまいます。ウーフが泣くと、お母さんは「お墓をつくってやったら」といいます。
ウーフがお墓の前で泣いているとウサギのミミがやってきて、同情していっしょに手をあわせてくれます。
しかしツネタは「野原でトンボの羽をむしったり、テントウムシをふんずけて殺しているのに、泣かないのに、なんでちょちょだけは泣くんだよ。そんなら夜ビフテキを食べるときはもっと泣け」と言い捨てていってしまいます。ミミは「ツネタはひどい」といってさよならします。
ふとお墓をみると、お供えしたドロップに蟻がたかっています。おこったウーフは蟻ごとドロップを口にいれてしまいます。すつと「たすけてくれえ」と声が聞こえたような気がするのでした。


たからがふえると いそがしい
 キツツキの家に5個の卵が生まれます。ウーフは大喜びで毎日生まれたか確かめにいきます。
お母さんは心配して「卵をだいているお母さんはそっとしておいてあげなさい。卵を狙うあいてから守らないといけないし、大変なのよ」といいます。
ウーフはでは自分が卵をまもろうと、小石や棒をもってキツツキの巣に行きます。
ちょうどそこへ蛇がやってきて、ウーフと森の動物たち、キツツキのお母さんで蛇をやっつけます(死んじゃったぽかった)そこにキツツキのお父さんもやってきてお礼をいっていると、ちょうど卵がうまれます。
5羽のひなを抱えたキツツキの夫婦はおおいそがし、ウーフとゆっくり話す暇もありません。
それを見たウーフは「宝がふえるって大変なんだ」と思うのでした。


おっことさないもの なんだ?
 暑い夏のにウーフがぐったりしていると、小鳥のピピがやってきて、暑かったら毛皮を脱げばいい。
そして毛皮を売ればお金持ちになれるといいます。
毛皮を脱いですずしくなって、お金持ちになってソフトクリーム100個買うという考えが気に入ったウーフは
毛皮を脱ごうとしますが、脱げません。
ピピに手伝ってというとピピは鋏(ひえーーーー)をもってきて、ウーフの背中を切ろうとします。
痛くてウーフは怒りだし、ピピも怒っていってしまいました。
ウーフが泣いているとコガネムシがやってきて、自分は昔お金のはいったカバンをもっていたがなくしてしまったといいます。そして、お金なんてそんなものだから、おっことさないものだけ持っていればいいといいます。
ウーフは落っことさないものがなんなのか知りたかったのですが、コガネムシは虹のように光りながらいってしまいます。
うちに帰ってお母さんに「おっことしたり、なくしたりしないもの頂戴」というと
お母さんは「走っても手や目や鼻をなくさなかったでしょ。それがあるから山いっぱいの恵みをうけとれるのよ」と教えてくれて、ウーフはすっかり楽しくなります。


???
 ウーフが窓からみているとウサギの耳が野原で落としたボタンをさがしていました。いっしょにボタンをみつけてあげたウーフは、ウサギの耳はなぜ長いか聞きます。耳が「うさぎは弱いので遠くの音も聞こえるように大きなみみなのよ」というと、本当に小さな音が聞こえるのか知りたくなったウーフは、ミミから離れて小さな声でささやきます。でもミミは赤くなって「聞こえないわ、もう一度」というばかり。
そこにツネタがやってきて、ウーフに「こういえば一遍で聞こえる」といって「ミミがきらい」と言わせます。
それを聞いたミミは「さっきは、好きっていったくせにもうしらない」と怒っていってしまいます。
さっきも聞こえていたのに何で聞こえないなんていったのかわからないウーフは取り残されてしまいます。


くま一ぴきぶんは ねずみ百匹ぶんか
 森に雨が降らなくて、みんなが困っています。道で蝸牛とカニをみつけたウーフは弱っているそれらのために水を探しに川へでかけます。ところが川ではツネタ親子が魚とりの真っ最中。川底がでているので簡単に捕まるのです。そしてここは自分たちの縄張りだからとウーフを追い払います。
ウーフは怒って家にもどりますが、井戸のモーターが故障していて水がでません。
蝸牛とカニのために水を求めてミミの家にくると、ほかの困った動物たちも手に手にバケツを持ってならんでいます。ウーフがならんでいると、ほかの動物たちが、クマは大きいからそんなバケツにいっぱいに水をくんだら自分たちの水がなくなるといい始めます。おこったウーフは蝸牛とカニの分だけの水をもらって家に帰ります。クマ1匹はネズミ100匹分の食べ物を食べると非難されます。
家ではモーターが治っていました。そして、お父さんが、みんなで貯水池をつくることになったと教えてくれます。それを聞いたウーフは「クマは大きいからいっぱい働けるね」といいます。
お父さんは「みんなそれぞれ一ぴきぶんはたらく、それでいいんだよ」といいます。


くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)

くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)

  • 作者: 神沢 利子
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 単行本



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