ちいさなヒッポ

読み聞かせ時間　3分42秒
ウケ度　小学5年生に読んだら受けていたけど、小さいころはさっぱりうけなかった
印象度　なんといっても絵！　版画なんですよ。かばが迫力満点です。

ヒッポはカバの子供です。まだ小さいので一日中お母さんと一緒です。
周りの動物も巨大なカバを襲ってはきません。

ヒッポは夜の草地で草を食べたり、昼間の浅瀬で眠ったり幸せな日々を送っています。
お母さんはヒッポにカバの言葉を教えます。ヒッポは練習しますが、なかなかうまくいきません。

でも、いろんな動物に話かけてだんだん上手になっていきます。
ある日、大人のカバたちが昼寝しているとき、ヒッポは一人で水面に近づいてあそんでいました。

そこにワニがやってきます。ヒッポはおそろしさに声がでません。
ワニはヒッポのしっぽにかみつきます。驚いたヒッポはやっとのことで声をあげます。

声をきいたお母さんがかけつけて、ワニを加えて振り回し追い払いました。
そして「ちいさなカバはなにかあったらグァオって叫ぶのよ」と小言をいいます。

つまり防犯には大声ってことでしょうか？
それにしても版画でワニがヒッポに迫るシーンとかは迫力あります。

ちいさなヒッポ (世界の絵本)

• 作者: マーシャ=ブラウン
• 出版社/メーカー: 偕成社
• 発売日: 1984/01/01
• メディア: 単行本