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はじめてのキャンプ [旅行]

読み聞かせ時間 11分
ウケ度 最後まで聞いていました。絵もおもしろいので笑ったり、ウケていたほうです。
印象度 本の体裁ですが、実質絵本かなというところです。相変わらず絵がかわいいですね。

なほちゃんが、隣のともとおばさんの家に遊びに行くと、おばさんは大きい子に紙をくばって
「明後日河原でキャンプします」といっています。
なほちゃんは、自分もいくといいますが、大きな子は全員反対。
理由は「小さな子は荷物をもてない」「すぐ泣く」「たきぎを拾えない」「くらいところを怖がる」

なほちゃんは自分はちゃんとできるから連れて行ってくれとともこおばさんにいいます。
おばさんは「くらいところで、ひとりでおしっこに行ける?」とききますが
なほちゃんは自信満々で行ける!といいます。

やっと連れて行ってもらえることになりました。

なほちゃんはがんばりました。荷物も用意して、重くても頑張って歩き
川で転んでびしょ濡れになってもなきませんでした。
まきだって大きいのを拾いました。
怖い話はちょっと「いや」といってしまいましたが、がまんしました。

夜みんなが寝てしまってからおしっこにいきたくなりました。
おばさんを呼びましたがおきてくれません。
なほちゃんは一人で懐中電灯をもって草むらでおしっこします。
流れ星が見えました。急にさっきの怖い話を思い出して、走ってテントに戻るとおばさんが
「ひとりでおしっこできてえらいね」といってくれました。

翌日は寝坊したのですが、みんなは笑って「おそよう」と言ってくれました。
川で顔をあらったなほちゃんは「あたし、大きい子みたいにキャンプできた!」というのでした。

一生けん命やって、がんばっているのですが、みんなに大幅に遅れていたり、
ちょっとおばさんの服のすそを握っていたり、顔をあらったときひざをついたので、
服の膝がどろだらけになっていたり。絵が努力をちょっぴり裏切っているところが可笑しいです。

字よりも絵がほとんどなので、絵が半分説明している感じです。
林明子のやわらかい線と角の丸い背景がいつもどおりやさしい感じをだしています。
裏表紙でたき火の煙になほちゃんが追いかけられているのがかわいいです。

はじめてのキャンプ (福音館創作童話シリーズ)

はじめてのキャンプ (福音館創作童話シリーズ)

  • 作者: 林 明子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1984/06/20
  • メディア: 単行本



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