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モーツァルト 神童とよばれた天才作曲家 (学習漫画 世界の伝記 [人]
読み聞かせ時間 子どもたちがだれも読みませんでした。私=大人は15分くらい
ウケ度 表紙がいけないんですかね。てにとってもらえませんでした。
印象度 モーツァルトって意外に苦労人
ボルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年、オーストリアのザルツブルグに生まれた。父親は宮廷オーケストラの楽員で、家でバイオリンを教えたり作曲をしたりしていました。姉は5歳年上のナンネル。ほかの兄弟はみななくなっていました。
小さいころはボルフェルと呼ばれ、活発な明るい子どもでした。音楽になみなみならぬ関心をしめし、姉のナンネルが教わっているのをみて、チェンバロの演奏を覚えてしまう。
また、5歳のときには初めての作品をつくり、父親に楽譜にしてもらったという。
ボルフェルは6歳のとき、姉のナンネルとともに大司教の前で演奏を行い、天才・神童とたたえられる。
父親は二人の才能をのばすためにウィーンへの演奏旅行を決意する。
旅の間二人の勉強は父親がみてくれた。
演奏旅行は大成功で、多くの貴族、そして女王マリア・テレジアや王女アントワネットの前でも演奏をする。このときボルフェルは盛大にころんでしまうが、そのときアントワネットが助けおこしてくれたのでボルフェルは
「君親切だから、僕のお嫁さんにしてあげる」といったというエピソードがある。
その後はドイツやパリなどの演奏旅行し、各地で天才、神童と評判を呼ぶ。
このたびの最中ロンドンでみたオペラがボルフェルを感動させ、やがてオペラをつくるという決心をさせる。
演奏旅行から帰った一家は再びウィーンへいくが、ウィーンは天然痘の猛威にさらされ、ボルフェルもかかってしまう。なんとか回復した一家はザルツブルグへ戻る。
その後、再びウィーン、イタリアなどを旅行し、作曲したオペラの演奏などで喝采を浴びる。イタリアではボローニャ音楽院の試験をうけて見事にパス。14歳の最年少会員になる。
1771年、大司教がなくなり、新しい大司教ヒエロニムス・コロレドがやってくる。この人はモーツァルトと会わず、窮屈な思いをすることになる。モーツァルトは演奏旅行に行こうとするが、大司教の妨害で父親が足止めをくい、母親のみが同行することになる。
モーツァルトはドイツのミュンヘンやマンハイムで仕事を探すが、小さいころは神童ともてはやしても大人になったモーツァルトには仕事がなかった。
そんななかマンハイムの楽譜やの娘アロイジアに出会い、その歌声をきいて恋をする。
しかし、当のアロイジアにもその気はなく、また父親が心配して「パリにいきなさい」と手紙をよこしたので、
モーツァルトはパリに向かう。
母親は旅の途中にチフスにかかり、パリで寝込んでしまう。
そんな中でもモーツァルトは作曲をつづけ「パリ交響曲」を発表。しかし作曲による稼ぎは低く、モーツァルトは貧乏なままパリで母親を失う。
その後アロイジアも結婚したことを知り、失意のうちにザルツブルグに戻る。
ザルツブルグで再び大司教に頭をさげて宮廷音楽師となるが、勝手にほかの貴族の家で演奏したとして首になってしまう。モーツァルトのほうも願い下げという感じでかなり険悪に分かれたらしい。
その後作曲を生業に生きていくことになる。1年で60曲作曲していたので、貧乏におわれていたのと、アロイジアの妹コンスタンツェと結婚してノリにのっていたのと両方だと思われる。
最初は結婚に反対していたモーツァルトの父親も、息子が次々に素晴らしい曲を発表し、評価されるのをみて、二人を許す。このころハイドンがモーツァルトの家に招かれ、モーツァルトの父親に「息子さんは私が知っている作曲家の中で最高の人」と称賛をおくる。
1786年、プラハで「フィガロの結婚」発表。「ドン・ジョバンニ」とともに絶賛される。
このころ、子供があかんぼうのうちに死んだり、父親をなくしている。
また、ベートーベンが訪ねてきたのもこのころ。
しかし、名声はあるけど作曲では安くてなかなか食べていけないモーツァルトは忙しくてレッスンをしてあげられなかったらしい。
また、名声をねたんだ人たちがウィーンでの「ドン・ジョバンニ」の上演を妨害したりしたため、モーツァルトは暖房もいれられないほど、貧乏だった。しかし、妻のコンスタンツェは夫の才能を信じて協力していた。
苦しい生活のなかオペラ「魔笛」が作られ、ウィーンで上演。今度は大絶賛をあびる。
しかし、忙しい生活のなかモーツァルトは次第に健康を損なう。
ある日「レクイエムを作ってくれ」と注文される。
体の調子が悪かったモーツァルトは、その男が死神ではないかと恐れる。
死の床にありながら、弟子に書き取らせてレクイエムを作曲する。
1791年35歳で亡くなる。
葬列にはほとんど参列する人もなく、お金がない人の共同墓地に埋められた。
そのため墓地のどこに墓があるかわからないのだそうだ。
神童でスタートしたけど、貧困でなくなったのね。映画とだいぶ印象ちがうなあ。
ウケ度 表紙がいけないんですかね。てにとってもらえませんでした。
印象度 モーツァルトって意外に苦労人
ボルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年、オーストリアのザルツブルグに生まれた。父親は宮廷オーケストラの楽員で、家でバイオリンを教えたり作曲をしたりしていました。姉は5歳年上のナンネル。ほかの兄弟はみななくなっていました。
小さいころはボルフェルと呼ばれ、活発な明るい子どもでした。音楽になみなみならぬ関心をしめし、姉のナンネルが教わっているのをみて、チェンバロの演奏を覚えてしまう。
また、5歳のときには初めての作品をつくり、父親に楽譜にしてもらったという。
ボルフェルは6歳のとき、姉のナンネルとともに大司教の前で演奏を行い、天才・神童とたたえられる。
父親は二人の才能をのばすためにウィーンへの演奏旅行を決意する。
旅の間二人の勉強は父親がみてくれた。
演奏旅行は大成功で、多くの貴族、そして女王マリア・テレジアや王女アントワネットの前でも演奏をする。このときボルフェルは盛大にころんでしまうが、そのときアントワネットが助けおこしてくれたのでボルフェルは
「君親切だから、僕のお嫁さんにしてあげる」といったというエピソードがある。
その後はドイツやパリなどの演奏旅行し、各地で天才、神童と評判を呼ぶ。
このたびの最中ロンドンでみたオペラがボルフェルを感動させ、やがてオペラをつくるという決心をさせる。
演奏旅行から帰った一家は再びウィーンへいくが、ウィーンは天然痘の猛威にさらされ、ボルフェルもかかってしまう。なんとか回復した一家はザルツブルグへ戻る。
その後、再びウィーン、イタリアなどを旅行し、作曲したオペラの演奏などで喝采を浴びる。イタリアではボローニャ音楽院の試験をうけて見事にパス。14歳の最年少会員になる。
1771年、大司教がなくなり、新しい大司教ヒエロニムス・コロレドがやってくる。この人はモーツァルトと会わず、窮屈な思いをすることになる。モーツァルトは演奏旅行に行こうとするが、大司教の妨害で父親が足止めをくい、母親のみが同行することになる。
モーツァルトはドイツのミュンヘンやマンハイムで仕事を探すが、小さいころは神童ともてはやしても大人になったモーツァルトには仕事がなかった。
そんななかマンハイムの楽譜やの娘アロイジアに出会い、その歌声をきいて恋をする。
しかし、当のアロイジアにもその気はなく、また父親が心配して「パリにいきなさい」と手紙をよこしたので、
モーツァルトはパリに向かう。
母親は旅の途中にチフスにかかり、パリで寝込んでしまう。
そんな中でもモーツァルトは作曲をつづけ「パリ交響曲」を発表。しかし作曲による稼ぎは低く、モーツァルトは貧乏なままパリで母親を失う。
その後アロイジアも結婚したことを知り、失意のうちにザルツブルグに戻る。
ザルツブルグで再び大司教に頭をさげて宮廷音楽師となるが、勝手にほかの貴族の家で演奏したとして首になってしまう。モーツァルトのほうも願い下げという感じでかなり険悪に分かれたらしい。
その後作曲を生業に生きていくことになる。1年で60曲作曲していたので、貧乏におわれていたのと、アロイジアの妹コンスタンツェと結婚してノリにのっていたのと両方だと思われる。
最初は結婚に反対していたモーツァルトの父親も、息子が次々に素晴らしい曲を発表し、評価されるのをみて、二人を許す。このころハイドンがモーツァルトの家に招かれ、モーツァルトの父親に「息子さんは私が知っている作曲家の中で最高の人」と称賛をおくる。
1786年、プラハで「フィガロの結婚」発表。「ドン・ジョバンニ」とともに絶賛される。
このころ、子供があかんぼうのうちに死んだり、父親をなくしている。
また、ベートーベンが訪ねてきたのもこのころ。
しかし、名声はあるけど作曲では安くてなかなか食べていけないモーツァルトは忙しくてレッスンをしてあげられなかったらしい。
また、名声をねたんだ人たちがウィーンでの「ドン・ジョバンニ」の上演を妨害したりしたため、モーツァルトは暖房もいれられないほど、貧乏だった。しかし、妻のコンスタンツェは夫の才能を信じて協力していた。
苦しい生活のなかオペラ「魔笛」が作られ、ウィーンで上演。今度は大絶賛をあびる。
しかし、忙しい生活のなかモーツァルトは次第に健康を損なう。
ある日「レクイエムを作ってくれ」と注文される。
体の調子が悪かったモーツァルトは、その男が死神ではないかと恐れる。
死の床にありながら、弟子に書き取らせてレクイエムを作曲する。
1791年35歳で亡くなる。
葬列にはほとんど参列する人もなく、お金がない人の共同墓地に埋められた。
そのため墓地のどこに墓があるかわからないのだそうだ。
神童でスタートしたけど、貧困でなくなったのね。映画とだいぶ印象ちがうなあ。
モーツァルト 神童とよばれた天才作曲家 (学習漫画 世界の伝記)
- 作者: 高瀬 直子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1989/09/20
- メディア: 単行本
2012-01-19 12:02
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