へびのクリクター

読み聞かせ時間　約5分
ウケ度　それほどではなかった
印象度　全体に細ーい線で白い絵なのに泥棒が侵入するシーンの絵がふとーくて黒いのではっとさせられた

フランスの田舎で先生をしているボドさんには、ブラジルで蛇の研究をしている息子がいます。
息子が誕生日プレゼントに生きている蛇を送ってくれました。

最初はびっくりして悲鳴を上げたボドだんでしたが、動物園で毒がないのを確認すると、ミルクを与え、ヤシの木を部屋において、ながーいベッドを用意したり、ながーいセーターを編んだり、かわいがって育てました。

クリクターと名付けられた蛇は、どんどん大きく強くなって、ボドさんの学校で一緒に勉強したり、子供とあそんだりします、ボドさんと散歩にも行きます。

ある日ボドさんの家に泥棒が入って、ボドさんを縛り上げます。物音に気が付いたクリクターがやってくると泥棒は悲鳴をあげ、それを聞いた近所の人が警察をよんでくれました。クリクターは泥棒にまきついて捕まえます。

こうしてクリクターは表彰され、銅像が作られ、公園に名前がつけられました。そして幸せにくらしました。