ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん

読み聞かせ時間　9分40秒
ウケ度　うけませんでした
印象度　絵が印象的、ページの周りなどを枠で囲ってあったり、コマでくぎってあったりして、そこに細い線で左右対称に細かな植物画がかかれています。色は押さえた黄緑とオレンジが中心です。表情はやさしく、木ぼりなんで表情かわってなかったりして、おもしろいです。

木彫りのお百姓さんと奥さんはすてきな家に住んでいますが、農場には動物がいません。いつもそれが残念なお百姓さんはある日近くの川を通る船の船長さんに動物を探してきてもらうことを思いつきます。
船長さんは快く引き受けてくれます、お百姓さんがたのんだのは
ミルクをだす茶色い牝牛1匹
ふわふわの白い毛の羊2匹
しっぽのまるまったピンクの豚1匹
ときを告げるおんどり1羽と茶色い卵を産むめんどり1羽
家を守る犬1匹
玄関の階段に寝そべる猫1匹
ずいぶん具体的なおねがいですよねえ。船長さんは動物たちをみつけては素敵な家にいかないかと誘います。
猫と犬はみつからなかったのですが、お百姓さんのところにいくと、猫と犬はもういたので、よかったねということになります。
そしてめでたしめでたし。お話は淡々としていてつまらなくもなく、おもしろくもなくという感じで、こどもたちも「ふーん」ときいていました。絵が好きになったら楽しくきけるのかなあ。家では1度よんでからリクエストがこなくなった本です。

ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん

• 作者: アリス ダルグリーシュ
• 出版社/メーカー: 童話館出版
• 発売日: 1995/01
• メディア: 単行本