しずくのぼうけん

この字がいいですね。手書きみたいです。書体があるんでしょうか？すごく絵とマッチしています。
おもわず眺めてしまいそうですね。

バケツから飛び出したしずくは汚れてしまったのでクリーニングしてもらおうとしますが、「服をぬげないでしょ」と断られてしまいます。病院にいくとおなべで煮られそうになるし。そうこうしているうちにお日様の光で透明になり(蒸発して）雲の上にいったり、雲から雨になって飛び降りたりします。降りた先は岩の裂け目で夜中にしずくが凍ると石がわれてしまったりします。解けて川から水道にはいり、洗濯機から洗濯物にうつって干されて蒸発し、窓からでると寒さでつららになってしまいます。春になったらまたしずくに戻って冒険が続くでしょうでおわっています。

見た目完全にファンタジーですが、立派に科学しているような気がしますね。かわいい絵と「しずく」のかわいらしい行動で絵本になっていますけどね。

しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―ポーランドの絵本)

• 作者: マリア・テルリコフスカ
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 1969/08
• メディア: －