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ドワーフじいさんのいえづくり [仕事と生活]

母は本好きなので、アマゾンのショッピングカートにいずれ読みたい本をためているんですが、なぜかこれが入っていたので、図書館でかりてきました。なんではいっていたのかあ。でもおもしろかった。

きむずかしいドワーフじいさんは、穴倉の家がきにいらないので、見晴台のついて3階建ての家をつくろうと思いつきます。図面を引いて建て始めますが、材木が重くてもちあがりません。そこにくまがやってきて「手伝うからぼくの部屋もつくって」といいます。じいさんはイヤイヤながら協力してもらわなくては家が建たないので承知します。この調子でサルやいのししがやってきます。ドワーフ爺さんは設計した家の中にクマやサルの部屋をつくろうとしますが、みんな「ぼくたちの部屋がせまいよ!」「2階がいい」「床は土がいい!」と勝手なことをいいます。仕方がないので図面を引き直してみんなの部屋も作っていると、他の森の動物たちも「手伝うから、部屋をつくって」と次から次へとおしかけ、爺さんはとうとうおこりだして「もう!部屋は増やさん!」といったとき骨組みから落ちてケガをしてしまいます。動けなくなったじいさんは、しかたなく他の動物の部屋もつくるかわりに家をたててもらうことになりました。こうして家は完成しますが、最初に爺さんが考えた見晴台のある、自分だけの家とは大違い(見晴台はつくれなかったのです)。しかし、この家で動物たちとにぎやかに暮らすうちにドワーフ爺さんの考えは変わり、「みんなで暮らす家に見晴台がほしい」とまた図面をひきはじめるのでした。

図面に他の部屋が貼り付けられていくのが男の子達に大うけでした。つぎはぎで立った家は見ごたえ十分のなぞな家で、これを眺めながら、図面のここはここだよねーなんて楽しんじゃいました。


ドワーフじいさんのいえづくり (フレーベル館の秀作えほん)

ドワーフじいさんのいえづくり (フレーベル館の秀作えほん)

  • 作者: 青山 邦彦
  • 出版社/メーカー: フレーベル館
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 大型本



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