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火よう日のごちそうはひきがえる [友達]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもは長女が読んでいたけど、ウケはそれなりだったみたい。
印象度・・・ふたりはともだち、お手紙、の人なので同じような感じです。

かえるの兄弟ウォートンとモートンは一緒に住んでいます。モートンは料理担当、ウォートンは掃除担当で仲良く暮らしていました。ある日ウォートンが作ったカブトムシの砂糖菓子があんまりおいしかったので、ウォートンは「トゥーリアおばさんにあげたい」と言い出します。でも外は雪なので、モートンはびっくりしてしまいます。

考えたウォートンは、セーター3枚、上着4枚、手袋ふたつ、耳かけのついた帽子でまん丸になって、さらに手作りのスキーで出発します。
スキーを操るのに慣れたころ、切り株から落っこちて逆さに雪にささったネズミを助けます。ネズミは森のなかにはミミズクがいるので危ないと忠告しますが、ウォートンはスキーでびゅんびゅんいけば大丈夫と聞きません。ネズミはスカーフをくれて、つけていればほかのネズミが助けてくれるといいます。

森の中でミミズクに追いかけられたウォートンは木にぶつかったところをつかまってミミズクの家に連れていかれてしまいます。
ミミズクは壁のカレンダーを指して、あと5日で火曜日で自分の誕生日なので、そうしたら、真冬のひきがえるをごちそうにするのだといいます。

ウォートンは火曜日まで快適に過ごしたいと掃除を始めます。ミミズクは呆れていますが、ウォートンは構わず、ミミズクにジョージと名前をつけてお茶をいれて、二人は話をします。
翌日ミミズクのいない間に家をきれいに掃除しました。ミミズクは今夜も一緒にお茶を飲むといいだします。二人はおしゃべりして眠りました。
翌日ウォートンはセーターをほどいて梯子にすることを思いつきます。ミミズクのいない間に作業をすすめ、夜には二人でお茶をのみました。ウォートンが面白い話をするとミミズクは笑い出しますが、ウォートンが指摘しても認めません。
こうして2日が同じようにすぎました。ウォートンは日曜に梯子を少しだけ試してみました。ものすごく大変そうです。梯子からもどったウォートンは、ジョージは毎日楽しそうだから、自分を食べないかもしれないと思うのでした。
しかし、獲物を逃して、遅くに帰ってきたミミズクは不機嫌で、ウォートンの思うようになりそうもありません。そのうえ、梯子が見つかって穴の外に捨てられてしまいました。
次の日の晩は、ふたりは押し黙っていました。
翌日朝、ミミズクが出ていきます。ウォートンはモートンの作ってくれたお弁当を食べつくしたので、ぼんやり座っていました。するとねずみのサイが現れて、「助けに来た」といいます。木の中をかじって道を作ってくれたのです。サイたちはウォートンがミミズクにつかまったところを見ていて、スカーフがついていたことから助けようとしていたのでした。それから、ウォートンのスキーがものすごくはやっていて、100匹のネズミがスキーを履いていました。

みんなでウォートンを送って森の中を進んでいると、ミミズクが狐に襲われて絶対絶命でした。ウォートンはほおっておけないと、助けに向かいます。スキーでやってくるひきがえると100匹のネズミをみて、びっくりした狐は逃げ出しました。

実はミミズクは昨夜ウォートンとおしゃべりしなかったので、友達がいないのが寂しいとわかり、ウォートンを食べないことにしたのでした。そしてウォートンの好きだといっていたネズの実をとりにきて、狐に襲われたのでした。
助けられたミミズクは、これからはかえるとネズミは食べないといって、ウォートンをトゥーリアおばさんの家に送ってくれるのでした。



火よう日のごちそうはひきがえる (児童図書館・文学の部屋―ひきがえるとんだ大冒険シリーズ 1)

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  • 作者: ラッセル・エリクソン
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1982/03
  • メディア: 単行本



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