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はなたれこぞうさま [昔話]

うちのこどもたちは昔話がきらいなんじゃないかしら?
ももたろうとか、うらしまたろうとか、かさじぞうとかうけないのよね。これも私がよんであげていたらあっちやこっちやいっていたし、なんでしょうね?

ある村に花をうっている男がいます。この男は花が売れ残ると川へながして、「おとひめさまのところへいけ」といっていました。あるひ川から美しい乙姫様のお使いかあらわれて、望みをかなえてくれるという男の子を渡します。その子は花をたらした汚い男の子だったが、男は家に連れて帰り、いわれたとおりに「えびなます」をたべさせて「お米をください」と言ってみる。すると男の子が鼻をかむとあっというまに米びつに米がわきだした。この調子でお金でも屋敷でも使用人でもなんでもだしてもらって贅沢をするようになった。そうしてくらしているうちに、男の子に毎日「えびなます」をお供えするのも面倒になり「汚い子はいやだからでてってくれ」といった。すると男の子はでていって、門の外で鼻をすすると、たちまち屋敷も着物も食べ物のなにもかもなくなってもとの小さな家になってしまった。

花と鼻をかけた笑い話みたいな話ですよね。望みをかなえるとき、鼻をかんで、とりあげるときは鼻をすするっていうのがおもしろいんだろうけど、うけなかったなあ、くすん。


はなたれこぞうさま

はなたれこぞうさま

  • 作者: 川崎 大治
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 大型本



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