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マジック・ツリーハウス 第36巻 世紀のマジック・ショー (マジック・ツリーハウス 36) [ファンタジー]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマは歴史上の偉大な人物。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回は脱出王フーディーニ。

マジックツリーハウスシリーズの36冊目。そろそろ最新刊に近くなってきました!

最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページ。
折り返しは、二人の着せ替え。このころ子供服の定番となったセーラーカラーの服とマジシャンの燕尾服。


アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
 兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。

ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。 帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。 戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。

ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。

今回は魔法使いマーリンの依頼で、偉大な人物たちの偉大さの秘密を探るたびにでることになった。本と、偉大さの秘密を見つけたときに光る指輪。そして魔法の薬が今回のアイテム
魔法の薬は、一つだけ、1時間だけ願いをかなえることができる。


ママがお昼ご飯をつくりはじめた時間に、アニーがかえってきて、森にマジックツリーハウスが来ているという。二人は15分で戻ると約束して森へ向かう。マーリンはいなかったが、コニーアイランドのパンフレットとマーリンの手紙が置いてあった。会う人物は脱出王フーディーニ。ジャックは素晴らしいマジシャンとして知っていた。指輪と魔法の薬をもって二人は1900年代初めのニューヨークの南端にあるコニーアイランド。ここはもともと島だったのが埋め立てで陸続きになり、海水浴場や遊園地のある、夏には何百万人もが訪れる観光地。遊園地「ルナパーク」の日本庭園の松の木に二人は着いた。
着いた時の服装はセーラーカラーのワンピースやシャツとズボンに変わっていた。
ポケットには懐中時計とお金。

ルナパークには、面白そうな出し物がいっぱい。月世界旅行とかカンザスの大竜巻、海底探検。二人は「どれも冒険したね」などといいながら通り過ぎるが、ホットドックとかアイスクリームは素通りできない。パンフレットでフーディーニのショーは9時からとわかったので、アニーがあちこちよりたがって道草をくってしまう。
最後にのったシュート・ザ・シュートでジャックは気分が悪くなってしまい。ベンチで休んでいると、そのとき後ろにのったカップルが話しかけてくる。ジャックとアニーはこのとき気が付かなかったが、フーディーニと妻のベスだった。

二人と別れてフーディーニのショーに向かった二人だったが、とっくにチケットは売り切れていた。そのときフーディーニの前座のマジシャンがチケットの売上金を盗んで逃走。アニーは薬で世界一のマジシャンになって舞台にでるといいだす。
さんざんアニーに振り回されてチケットは買えず、舞台にでるのは得意でないので嫌がっているジャックの意見を聞こうとしないので、ジャックはとうとう怒り出し、アニー一人で舞台にでればいいといって飛び出してしまう。

しかし、外にでてから自分が薬をもっていることに気が付いて戻るが、なかなか中に入れない。要約窓から入ろうとしてたのをアニーにみつけてもらい、鍵をあけてもらい合流。アニーも薬がないことに気が付いて泣いていたようなのを見て、ジャックは考え直して一緒に舞台にたつことになる。

薬で変身したふたりのショーは大成功。
しかし、フーディーニがまだ来ていない。支配人に頼まれた二人は再び舞台にたつが、薬がきれて舞台は滅茶苦茶になってしまう。そこのフーディーニが現れる。ルナパークで月世界旅行にのったら、装置がとまってしまい遅れていたのだ。
そして、素晴らしい脱出ショーをみせて、観客を沸かせる。
ジャックとアニーはショーのあとで二人に会おうとするが、二人は秘密の出口からでていってしまう。あせった二人は遊園地で二人がいっていたセリフを思い出す。
「ハリー、アイスクリームはショーの後よ」

大急ぎでルナパークに戻った二人は、アイスクリームを食べているフーディーニとベスを見つけて、話しかける。しかし、通行人の一人がフーディーニに気が付いて、通りかかったファンにフーディーニは取り囲まれてしまう。
ベスが、フーディーニはどんなに疲れていても、ファンに丁寧に対応すると教えてくれた。また、貧しい家に生まれ、苦労しながらマジックの技術をみにつけ、安い値段で1日に何回もショーをやりながら、ほかのマジシャンの技を研究して努力して、ここまでになったのだと語る。そのとき指輪が光かがやき、成功の秘訣は「人一倍努力すること」と教えてくれる。

ベスが声をかけて、ようやくファンから解放されたフーディーニは、いろんなマジックを研究して、わからないものはなくなってしまったので、それだけが残念だという。
ジャックとアニーは二人をツリーハウスに案内して、自分たちの素性を話してから、ツリーハウスでフロッグクリークに帰る。

そうして、フーディーニとベスは、素晴らしいチームだった、自分たちもチームだねと確認して家にママの世界一のホットドックを食べに戻るのだった。


マジック・ツリーハウス 第36巻 世紀のマジック・ショー (マジック・ツリーハウス 36)

マジック・ツリーハウス 第36巻 世紀のマジック・ショー (マジック・ツリーハウス 36)

  • 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: 単行本



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マジック・ツリーハウス 第35巻 アレクサンダー大王の馬 (マジック・ツリーハウス 35) [ファンタジー]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマは歴史上の偉大な人物。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回はアレクサンダー大王。

マジックツリーハウスシリーズの35冊目。そろそろ最新刊に近くなってきました!

最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。腰のところを結んだ古代ギリシャ風の服と、マケドニアの戦士の恰好。ペンギンのペニーや、今回でてくる黒い馬も。


アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。

 兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。

ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。

魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。

帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。

戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。

ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。

二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。

モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。

これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。

今回は魔法使いマーリンの依頼で、偉大な人物たちの偉大さの秘密を探るたびにでることになった。モーガンは二人のところにペニーをやって呼び出すと、本と、偉大さの秘密を見つけたときに光る指輪。そして魔法の薬を渡して、キャメロンへ帰ってしまう。
魔法の薬は、一つだけ、1時間だけ願いをかなえることができる。

二人はマジックツリー・ハウスで紀元前4世紀の古代マケドニアにアレクサンダー大王の会うために旅立つ。
ついたところは王宮のある街のそとだった。二人は歩いて街に向かう。本によれば古代マケドニアは戦いばかりをしていた国となっていて、街の外では長槍をもって隊列をつくった兵士が訓練をしていた。

この時代女子は様々な行動の制限があったので、ジャックはいつも通りに行動しようとするアニーを止めながら、目立たないように王宮をめざす。しかし、街の鍛冶屋の様子が面白かったので、ノートに書き留めようとして、スパイと誤解されたらしく追い回されることに。

二人は逃げる途中で、アリストテレスが講義をしている場所をみつけて紛れ込む。鍛冶屋はやり過ごしたが、アニーが、アリストテレスの地動説を否定してしまい、また目立ってしまう。しかしアリストテレスは二人を面白がって、話を聞き、王宮に連れて行ってくれることになる。

アリストテレスの話によると、今は戦いに勝ちまくって領土を広げたフィリッポス二世の時代で、アレクサンダーはまだ王子で、彼はもうすぐアレクサンダーの家庭教師になるのだという。

アリストテレスのおかげで、女の子のアニーまで王の宴会にいれてもらえることになった。二人が王の質問に答えようとしていると、アレクサンダーが現れるが、フィリッポス二世はアレクサンダーに厳しく接する。

二人はパンダやホッキョクグマ、カンガルーの話、ギリシャ神話の話などをして、王にすっかり気に入られた。アレクサンダーは話をきいてもらえないので、すっかり不機嫌になってしまう。
そうして、二人から学ぶからと、宴会から連れ出して、自分は神の子孫で、オリンピックにでれば必ず優勝するなどの自慢話をする。自分の得意なレスリングや剣で対決しようと申し入れ、断りきれなかったジャックと徒競走をして散々な目にあわす。

険悪な雰囲気になるが、そのとき馬が着いたので、アレクサンダーはそちらにいってしまう。ジャックとアニーはアリストテレスに助けてもらう。
王が馬を選んでいると厩舎から黒い馬ブケファロスが現れる。敵がのっていたのだが、乗り手が死んだので、つかまったのだ。しかし気性が荒くだれものれないのだ。
アレクサンダーは自分が調教するからというが王は話をきいてくれない。
アリストテレスは二人の間にはいって王をなだめるといってしまった。

ジャックとアニーは、アレクサンダーが馬をかばったことから、そんなに悪い人間ではないのに、自慢話をきかされて悪口をノートに書いたりしたことを反省した。
そして魔法の薬で世界一の調教師になって、黒い馬を調教してアレクサンダーの希望を叶えてあげることにする。(魔法の薬を使うまえに、カウボーイから教わった方法を試したが失敗した)

調教はうまくいき、馬と心を通わせた二人はブケファロスを説得することに成功した。
アレクサンダーにブファケロスを渡すとき、「威張っていては、馬の声は聞こえない、謙虚にならなければ」と説得する。アレクサンダーは父親が自分をバカにしているから謙虚になれないというが、二人は王にも弱さがあるはずだ、人がついていくのは謙虚さがあるはずだ」と説得する。すると指輪が輝き、偉大さの秘密は謙虚さであると教えてくれる。

ブケファロスはふたたび王の前に引き出されて暴れるが、アレクサンダーが乗りこなしてみせると王もアレクサンダーを認めてくれた。
それを見届けたジャックとアニーは、寄宿学校をつくる手伝いをしてくれというアリストテレスに、両親が待っているからと別れを告げて、マジックツリー・ハウスに戻る。

アレクサンダーはブケファロスに乗って追ってきて、別れを告げてお礼をいう。そして世界中をブケファロスと見に行くというのだった。
二人はアレクサンダーとブファケロスに別れを告げると、フロッグクリークに戻り、偉大さの秘密を紙にかいてツリー・ハウスに残すと、パパのつくったレモネードが待っている家にもどるのだった。


マジック・ツリーハウス 第35巻 アレクサンダー大王の馬 (マジック・ツリーハウス 35)

マジック・ツリーハウス 第35巻 アレクサンダー大王の馬 (マジック・ツリーハウス 35)

  • 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: 単行本



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マジック・ツリーハウス 第34巻 パンダ救出作戦 [ファンタジー]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマはよくわかんなかったなあ。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回は絶滅しそうな動物保護の話。

マジックツリーハウスシリーズの34冊目

最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。パンダの保護センターの作業着と、パンダの着ぐるみ。あとは子どものパンダや竹とか。


アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。

 兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。

ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。

魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。

帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。

戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。

ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。

二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。

モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。

これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。


テディの魔法が失敗して石になってしまったペンギンの赤ちゃんペニーを救うため、ジャックとアニーは4つの品物を集めている。インドでバラの形をしたエメラルドと、グラン・サン・ベルナール峠の黄色い花を、リンカーンから鳥の羽根を、今回は「いきる場所を失ったもののためにつくられた丸くて砂色の固いもの」もらいに旅立つ。

珍しく寝坊した朝、二人は朝ごはんのタマゴサンドをもって、学校へ行く前にマジック・ツリーハウスに向かう。
ツリーハウスには、テディとキャスリーンの残した手紙と本、魔法の薬があった。
今回の行き先は、2008年の中国の臥竜。そこで、「生きる場所を失った生き物のために心をこめて作られた砂色の丸くてかたいもの」を探す。

臥竜の街についた二人は、街の人に聞いてみるが、思いつくものはないという。ヒントがないかと本を探すと、臥竜の街の近くにパンダの保護センターがあるとわかり、パンダが大好きなアニーは行きたいと騒ぎ出す。ジャックは任務が気になるが、時間がありそうだったので、マウンテンバイクを借りていくことにした。(お金は着いたとき、ジャックのポケットに入っていた)

車が通る道を、危ない思いをしながら保護センターまでたどりつくと、子どもだけでは入れてもらえないことが分かった。幸いバスで来たボランティアの一行にまぎれこみ、ニューヨークから来たという高齢の夫人の連れのふりをしてボランティアをすることができた。生まれたばかりで保育器にはいっているパンダや、子どものパンダもみることができてアニーは大感激。
二人が世話したのはランランというパンダで、掃除を手伝う。一旦保護センターをでて街に戻ろうとした途中で大地震が発生。保護センターのパンダが心配になった二人は戻ろうとするが道がふさがっている。そこで魔法の薬発動。今回は1時間だけ巨大化する薬だったが、アニーは飲む前に薬のビンを落としてしまい、ジャックだけが巨大化、アニーを肩に乗せて保護センターに向かう。途中川をわたっているところで魔法がきれて流されそうになるが、なんとか到着。

センターで案内してくれた係りのひとに出会い、ゲージから逃げ出したランランをみつけてくれと頼まれる。山に入った二人はランランと、さらに3匹の子パンダを発見してセンターに連れ帰る。センターは水も電気もこなくなっていたが、自家発電でなんとか保育器だけは死守。職員も無事だった。しかし、しばらく子パンダたちは、ほかの保護センターに移すので、移動させるヘリにのって二人も街に戻ることにする。
最後にジャックがランランにお別れをいいにいくと、飼育がかかりがランランにパンダケーキをあげているところだった。パンダの研究をして作り出されたものだという。これが探していたものだと気が付いたジャックは一切れもらう。

街にもどり、子パンダにお別れした二人は、急いでマジックツリーハウスに戻りキャメロットに向かう。朝になればマーリンとモーガンが帰ってくるので、その前にペニーを戻したかったのだ。明け方近いキャメロットで二人はテディとキャスリーンに再開。
4つのものをそろえてテディが呪文を唱えるが、ペニーは戻らない。
しかし、テディが涙を流しながら4つのものの意味、エメラルドは愛、花は無邪気さ、羽ペンは希望、パンダケーキは「声をあげられない生き物への思いやり」であることを、ペニーの身の上にたとえていると、ペニーはよみがえる。意味を考え、理解しなさいということだったらしい。

ジャックとアニーはマーリンたちが帰る前に急いでマジックツリーでふろっぐクリークに帰り、テディは何度もお礼をいって、別れた。
戻った二人は、タマゴサンドを食べながら、ママの愛を感じる、そして学校へと駆け出すのだった。


マジック・ツリーハウス 第34巻 パンダ救出作戦 (マジック・ツリーハウス 34)

マジック・ツリーハウス 第34巻 パンダ救出作戦 (マジック・ツリーハウス 34)

  • 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: 単行本



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マジック・ツリーハウス 第33巻 大統領の秘密 (マジック・ツリーハウス 33) [ファンタジー]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマはうーんわからん。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回めずらしく魔法らしい魔法がでてきます。

マジックツリーハウスシリーズの32冊目

最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。南北戦争時代のアメリカの市民の服装と、なぜかコートにシルクハットの派手な服。


アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。

 兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。

ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。

魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。

帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。

戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。

ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。

二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。

モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。

これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。


テディの魔法が失敗して石になってしまったペンギンの赤ちゃんペニーを救うため、ジャックとアニーは4つの品物を集めている。インドでバラの形をしたエメラルドと、グラン・サン・ベルナール峠の黄色い花を手に入れた。今回は、リンカーンのところへ鳥の羽根をもらいに旅立つ。

日の出前、二人は家を抜け出して森へ向かう。マジックツリー・ハウスが来ているか見に行くのだ。森にはツリーハウスがあったが、今回もテディとキャスリーンの姿はなく、「リンカン大統領」の本と、魔法の薬、ヒントになる詩が置いてあった。

ヒントの詩は、
「三つ目は 英雄から手渡される鳥の羽根
その羽根をかしこくつかって、彼に希望をあたえよ
希望を得て 国を救うことができるように」

二人はそれらをもって旅立つ。


ついたのは、できたばかりのホワイトハウス。当時のホワイトハウスは国民ならだれでも入れたので、中は大統領に話を聞いてほしい人たちでいっぱいだ。
二人は大統領の子供たちと仲良くなって、なんとか中に入るが、大統領と話すこともできない。そこで二人は魔法の薬を使うことにする。

薬を使うと二人は森の中に飛ばされた。二人は馬に乗った大統領が散歩する森だとばかり思って周囲を探すと、現れたのはサムと名乗る背の高い少年だった。少年はエイブラハム・リンカンにあわせてくれるというので、二人はついていくことにするが、少年はトウモロコシの粉をひいてからという。仕事の終わりくらいに少年は馬に蹴られて脳震盪を起こし、二人は少年を家まで送っていく。

少年の家にはだれもいなかった。父親はケンタッキーに行ってひと月たち、母親は死んだという。姉は学校で夕方には帰るが、それまでに家の仕事をしないといけないという。アニーとジャックはサムを休ませるために代わりに仕事をすると申し出るが、パン焼きも乳しぼりもまきわりもうまくいかず、水汲みにいくと動物の唸り声がして怖くて逃げかえる。すると少年が起きてまきわりをしていた。休んだら大丈夫だからと、水くみ以外はやってしまっていた。二人は謝るが、気持ちだけでもうれしいと少年はお礼をいう。

少年の焼いたパンをごちそうになりながら、二人は少年が7歳で父親と一緒にこの家をたて、仕事をしていることを知る。学校はいけないが姉のサラがいって、教わったことを教えてくれる。勉強は好きで、遠くまで借りに行った本を読んでいると見せてくれる。それは文の書き方という本で、接続詞の使い方のところだった。

そうしているうちに、少年の父親が新しい母親とその子供たちを連れて帰ってくる。サラも戻ってきた。ジャックとアニーは家畜小屋に隠れる。
少年は二人を追いかけてきて、お父さんがお土産に持ち帰ってくれた羽ペンとインクつぼを看病してくれたお礼にとくれて、なにかいいかけるが・・・魔法がきれて二人は飛ばされてしまう。

実は二人があっていた少年は、若き日のエイブラハム・リンカンだった。元のホワイトハウスに戻った二人のところに、大統領になったリンカンが表れて、変わっていない二人にびっくりする。
ジャックは南部の州が反乱し困っている大統領に希望を与えるためにノートに次のように書く
「この国は、いつの日かひとつにまとまり
 すべての国民に自由があたえられる、平和な国になります。
 だから希望をうしなわないで!」
それを見たリンカンは希望を取り戻す。

リンカンの息子たちがやってこないうちに、二人はツリーハウスに戻るとフロッグクリークに戻る。
戻ってから本をみるとリンカンの上の息子ウィリーは二人があった抑年委病気で亡くなり、リンカンも1865年に暗殺されたとわかった。下の息子のやんちゃなタッドは、兄も父も3年のうちになくすのだ。
つらいことがあっても希望があれば乗り越えられる。だから希望が必要なんだとジャックはいうのだ。

めずらしくしんみりした終わり方でした。



マジック・ツリーハウス 第33巻 大統領の秘密 (マジック・ツリーハウス 33)

マジック・ツリーハウス 第33巻 大統領の秘密 (マジック・ツリーハウス 33)

  • 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/11/16
  • メディア: 単行本



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マジック・ツリーハウス 32 アルプスの救助犬バリー [ファンタジー]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマはなんだろうな。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回めずらしく魔法らしい魔法だ。

マジックツリーハウスシリーズの32冊目

最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページでのっていた。

折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。アルプスの民族衣装かな?それと修道服。



アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。

 兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。

ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。

魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。

帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。

戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。

ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。

二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。

モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。

これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。


テディの魔法が失敗して石になってしまったペンギンの赤ちゃんペニーを救うため、ジャックとアニーは4つの品物を集めている。前回はインドでバラの形をしたエメラルドを手に入れた。今回は、ナポレオンがイタリアに攻め込んだときのスイス国境、グラン・サン・ベルナール峠にある、修道院へ旅立つ。

ジャックがベッドでコブラの夢をみていると、アニーが起こしにくる。
ペニーが心配で、早く二つ目の冒険に行きたいから、マジックツリーハウスが来ているか、森へ確かめにいこうというのだ。二人は早朝の家を抜け出して森に向かう。

アニーの感はあたっていて、マジックツリーハウスが来ていたが、テディとキャスリーンの姿はない。二人は方法を記した本の解読に忙しいので、手紙だけを残してキャメロンに帰ったのだ。

二つ目のヒントの詩は、
「二つ目は 白と黄色の花 一輪 
 その花の 意味のとおりに生きよ
 たとえ一時間でも」
そして「スイス・アルプス」の本の「アルプス山脈 グラン・サン・ベルナール峠」にしおりがはさまっていた。
それから、なんにでも変身できる「魔法のくすり」、ただし1回しか使えず、1時間で変身はとけてしまう。
二人はこれらをもって旅立つ。

グラン・サン・ベルナール峠は、アルプスを越えるスイス・イタリアの国境にたっている。
冬には気温が零下30度なり、雪崩も多い難所であった。
11世紀のなかばに、峠を越える旅人を助けるために、修道士の聖ベルナールが修道院を建てた。
二人はこの修道院の近くについたが、まだ春になっていなかったので、修道院へ向かう途中で雪崩にあってしまう。

二人を助けたのは修道院で交配して旅人を助けるのに使っている犬だった。
のちにセント・バーナードと呼ばれる救助犬の始まりである。
助けられた二人は修道院で子犬のバリーに出会う。
バリーはやんちゃな性格のため、救助犬に向かないと里人に譲られるところだった。
アニーは自分が訓練するといって、ジャックが止めるのも聞かずにバリーを引き受ける。

ちょうどナポレオンが峠を通りかかっていて、修道院は対応におわれていた。
ナポレオンの軍の兵士が行方不明になって、捜索も行われていたのだ。
そんなか、アニーは本で読んだ訓練をバリーにするが、なかなかうまくいかない。
さらに、バリーが二人のもっていた「スイス・アルプス」の本を壊してしまい、これでは任務ができないと、二人は慌てる。アニーがバリーをきつくしかったのでバリーは出て行ってしまう。

二人はバリーを探しにいこうとするが、広大なアルプスのどこを探していいかわからない。
そこで、薬をのんで犬に変身。バリーをみつけ、3匹は雪の上で楽しく遊びまわる。
その姿でバリーに訓練の意味を、犬の姿のままバリーに伝える。
するとバリーが行方不明のナポレオンの兵士を見つけ出す。
修道院へ知らせにいったバリーを待つ間に二人の魔法がきれて寒さが襲う。
なんとかバリーの案内で駆け付けた修道士たちに助けられて、二人は修道院へ戻り、ナポレオンからお礼を言われる。

アニーはバリーの活躍を説明し、さらに犬になったときの説得もきいていて、バリーは人間のいうことを聞くようになった。修道院で救助犬を続けることができるようになったのだ。
修道院長のローランは、二人がどうやってバリーを訓練したのかきくと、二人は犬の気持ちになったのだと答える。

ローラン院長は植物の収集が趣味なので、二人は「白と黄色の花」のことをきく。
院長はコレクションをみせてくれて、「ラヌンクルス・ギラキアリス」というキンポウゲの仲間の花の押し花をみせて、二人に譲ってくれた。キンポウゲの花ことばは「子供らしさ」「無邪気さ」だという。
そして「病気のお友達の心が明るくなるように」といってくれる。(花が必要な理由をアニーがそう説明したから)

二人はツリーハウスまでバリーに見送られ、アニーは涙を流してバリーと別れる。
現代に戻った二人は、花ことばどおりに、1時間だけ生きた(犬に変身した)ことに気が付いた。
ジャックはアリーから無心に楽しむことを教わったという。
二人はエメラルドと花をツリーにおいて、夜明けの森を家にむかうのだった。


マジック・ツリーハウス 32 アルプスの救助犬バリー

マジック・ツリーハウス 32 アルプスの救助犬バリー

  • 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/06/15
  • メディア: 単行本



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