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学校ねずみのフローラ (子どもの文学―青い海シリーズ) [動物]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで45分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。ネズミのお話しならミス・ビアンカの方が好きかな。
印象度・・・のほほんとしているようなのに、兄弟が皆殺しになったり、ピーター・ラビットに通じるものを感じます。

築150年の古い学校にネズミたちが住んでいました。学校には42人の幼児から小学生の両方がかよっていました。

幼児の教室の先生の机の上の棚のわれめで、ハイヤシンスは10匹の子どもを産みました。夫のロビンは耳がケンカでかじられていて、尻尾をネズミ捕りに挟まれて短くした落ち着きのないネズミでした。
ハイヤシンスはしっかりしたお母さんネズミで、ロビンには「私が育てるから、かわいがるだけでいい」というと、10匹の子どもたちをそだてました。この中の一人がフローラです。フローラは知りたがり屋でした。でも、お父さんやお母さんが自分の質問に答えられないとわかると、自分で知りたいことを調べ始めました。

フローラは人間たちが何をしているのかを知ろうとして観察し、ある日、幼児たちが絵本のネズミの絵をみながら「ネズミ」といっているのをきいて、文字のことを知ります。そして幼児の教室で授業をみて勉強を始めました。

学期が終わって学校がお休みになるとハイヤシンスは戸棚で家族会議を開いて、子どもたちは一人で生きていくようにといいます。フローラは勉強したいからここに居たいといいますがお母さんに怒られます。他の9匹は自由がうれしくて飛び出していきました。ハイヤシンスは次の子どもが生まれるので居心地のよい場所を探してくるようにロビンに命令し、職員室に引っ越しました。フローラは幼児の教室に一人で残って勉強をつづけました。昼休みには広げてある本を鼻でめくって最後まで読めるくらいになっていました。

フローラの兄弟は、外にでて、キツネやフクロウに襲われたり、池に落ちて4匹が死んでしまいました。残りは学校の他のところに住んでいましたが、兄さんのスウィート・ウィリアムが生徒記録簿の上にフンを残していたのが校長先生にみつかって、ネズミ対策委員が呼ばれてしまいます。

ネズミ対策委員は、クリスマス休暇の間にやってきて、毒入りのエサを置いていきました。文字の読めるフローラは危険をほかのネズミたちに知らせようとしましたが、助けられたのは両親と、新しく生まれた9匹だけでした。両親は読めることを少しは認めてくれましたが、学校は危険だからと赤ちゃんを連れてでていってしまいます。フローラは勉強したいから一緒に行かないといって母親とケンカしてしまいます。とうとう学校ネズミはフローラだけになりました。
父さんと母さんは危険な原っぱを横切って干し草の山に逃げ込みました。途中でフクロウに襲われて父さんの尻尾がもっと短くなってしましました。一家は干し草のなかで脱穀しそこねた大麦を食べて過ごします。

クリスマス休暇があけて子どもたちが戻ってきました。
フローラは下級生の部屋に引っ越して勉強を続け、数を数えたりできるようになりました。勉強が楽しくてたまりませんでした。
人間の男の子トミーはクリスマスのプレゼントにペットの白いネズミをもらいましたが、あきてしまったので、校長先生を驚かせようと学校にこっそりもってきます。ペットネズミは逃げ出してフローラと出会います。最初フローラは毒を食べて死んだスウィート・ウィリアムの幽霊かと思いましたが、すぐに仲良くなりました。白いネズミはバックといいました。フローラはバックが目立つので見つからないように排水管のそばに居心地のいい住処をみつけてあげました。

干し草の山ではいたちが現れて、中のネズミたちを殺してまわりました。フクロウやネコが入ってこれないので、ドブネズミや家ネズミたちも隠れていましたが、みな逃げ出しました。ハイヤシンスとロビンの子どもたちはラブ・インナ・ミントだけになってしまいました。ハイヤシンスはロビンに学校へ行ってフローラが無事かみてくるようにいいます。もしそうなら学校に戻るつもりだったのです。

ロビンはどうにか学校に戻りましたが、バックに出会って「フローラに会いに来た」というと襲われて足をかじられてしまいます。フローラがロビンは父親だと説明してようやくやめて、謝りました。ロビンが走れなくなったし、バックは目立つのでフローラは自分で干し草まで母親と妹を迎えにいきます。
途中トラクターにであってウサギの穴に逃げ込みました。本で覚えたことの本物をみたのです。一方母さんたちは干し草を運ぶトラクターにのっていました。ちょうどトラクターが戻るとき、フローラは穴からみていて二人に気が付きました。ハイヤシンスが子どもを励まして二人は飛び降りてフローラに合流。学校にいきます。

学校で足を怪我したロビンをみて、さらにそれをやったのがバックだときいたハイヤシンスはバックの鼻にかみついて、なかなか謝ることができません。でも最後には謝って、みんなで下級生の部屋の排水管のところで暮らすことになりました。フローラは、上級生の教室へいって勉強したかったのですが、居心地のいい下級生の教室をでるのをためらっていました。そんなとき、本で通勤という言葉をしって、自分も通勤ねずみになることにしました。学校で、掃除のおばさんが教室を掃除する順番を教え、みんなは生徒のお弁当の食べ残しをたべました。

ある日、フローラは本で人間がネズミがいるとわかるのはフンであることを知ります。それから一家は人間にみつかって駆除されないように、フンは排水口ですることにしました。両親も教育の凄さを感じるようになりました。
フローラは昼間自分が勉強し、夜はみんなに文字を教えることを思いつきます。両親はしぶりましたが、結局勉強することになりました。でも一番覚えたのは妹のラブ・インナ・ミントでした。でも夏の学期が終わるころに急にいなくなってしまいました。バックは努力のかいあって、読んだり数えたりかなりできるようになりました。ハイヤシンスとロビンは勉強をやめてしまいます。

ハイヤシンスはしばらく食べ物を探し回ったり石鹸をかじったりピリピリしたりしていましたが、やがて6匹の赤ちゃんを産みます。
妹のラブ・インナ・ミントも農場ネズミのボーイフレンドを連れて戻ってきました。フローラはバックに自分も赤ちゃんを授かって秋に生まれると告げるのでした。もちろんバックは大喜びしました。
そのネズミはバックのようにきれいでフローラのように賢い素晴らしいネズミになるでしょう。


学校ねずみのフローラ (子どもの文学―青い海シリーズ)

学校ねずみのフローラ (子どもの文学―青い海シリーズ)

  • 作者: ディック・キング=スミス
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 単行本



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