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あおい目のこねこ (世界傑作童話シリーズ) [動物]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・大人なんだけど、ちょっとくすっとしてしまいました。
印象度・・・めくってみたら、文が絵本くらいの量だったのでちょっとびっくりした。

青い目の元気な子猫は好奇心が旺盛で、とってもポジティブ。
「ネズミの国」を探しにでかけます。もし見つけたらお腹をすかせることが無くなるからです。

途中で魚にきくと水をかけられます。しかも見つかったは、はえ1匹。
ほらあなでは、大きな目玉に出会って逃げ出します。見つかったのは蚊一匹。
麦畑でハリネズミに会いますが丸くなってなにも答えてくれません。この日はアブラムシしかみつからず、足がべとべとになりました。

黄色い目玉の5匹の猫に出会います。でも、みんな「ネズミの国」を探してもみつからなかったといいます。青い目の子猫はあきらめて、ここで暮らすことにします。

黄色い目の猫たちと暮らすことにはしましたが、楽しいことをしようと思った青い目の子猫はサングラスをかけてみました。でも黄色い目の猫たちは面白がるどころか変だと悪口をいいます。子猫は自分の姿を水にうつして確認し「ヘンテコじゃない」と結論します。

「ヘンテコじゃない」と伝えようと、黄色い目の猫たちのところにいってみると、犬がいて、猫たちは木の上で震えています。そして青い目の子猫に「犬をおっぱらってくれ」といいます。子猫が考えていると、犬がワンっと吠え、びっくりした子猫は飛び上がって落ちたところは犬の背中です。おもわず落ちないように爪をたてたので、犬はびっくりして走り出しました。

山をふたつこえて、犬は走り続けて伸びてしまいました。なんとそこは「ネズミの国」でした。青い目の子猫はネズミをたべて丸々と太りました。

黄色い目の猫たちのところに戻ると、みなは木の上でまだ震えていました。まだ、犬を怖がっていたのです。
青い目の子猫が「犬はいってしまい、ネズミの国をみつけた」といっても、嘘だろうと信用しません。自分たちと違う青い目だから嘘つきだろうというのです。
青い目の子猫は、「自分は青い目だけど、この目でネズミの国をみつけた」といいます。

黄色い目の猫たちは嘘だったら青い目をひっかくぞといいながらもついていくことにしました。そしてみんなはネズミの国について丸々と太りました。
黄色い目の猫たちは、「青い目はヘンテコじゃない、すてきできれいだ」というのでした。


あおい目のこねこ (世界傑作童話シリーズ)

あおい目のこねこ (世界傑作童話シリーズ)

  • 作者: エゴン・マチーセン
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1965/04/01
  • メディア: 単行本



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