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サンタクロースと小人たち (マウリ・クンナスの絵本) [サンタクロース]

読み聞かせ時間・・・12分45秒
ウケ度・・・うちの子たちサンタクロースが大好きなんで、何度も読みました。
印象度・・・二頭身の小人たちがかわいいです。でも、小人って年寄りか子どもしかいないような気がする。

絵の感じはコミック的な印象をうけました。

フィンランドのコルバトントリのふもとにサンタクロースと小人が暮らす村があります。
あまりに山奥なので、道に迷ったおじいさんが来たことがあるくらいです。
でも、飛行場もある立派な村です。

小人たちは夏は、演劇をしたり、ブラスバンドをつくったり(どうやらヘタクソらしい)してのんびり過ごします。
小人の子どもたちは学校にいって、動物の勉強をしたり、地理をならったり、工作をたくさんしたりします。

秋からはすばしこい小人がよいこの偵察にでかけ、プレゼントを配る子のリストを作ります。世界中から届く、いろんな国の言葉の手紙を読んで、プレゼントのリストをつくります。
小人たちは特技をいかしておもちゃ作りに大忙し。旋盤工やネジ取り付け、機械担当、笛の穴あけ、布を縫うなど細かくいろんな仕事をします。印刷工場の小人たちは髭が機械にはさまらないように、頭の上で結んでいるのがユーモラス。
できたプレゼントは倉庫に保管されて、倉庫係の小人が数を数えます。
忙しいなかでも、自分たちのクリスマスの準備もしておきます。木を削って十字架を作ったり、鳥たちにわらの穂束の御馳走を用意します。居心地のよい村なので動物たちも冬をここで過ごすのです。子どもたちはクッキーやパイの御馳走をつくります。

クリスマスイブの二日前から、服をだしたり、そりや鈴を磨いたりします。
そりには、地図とプレゼントとお弁当をつみこみます。
当日は朝早くからサンタも用意をします。リウマチがつらいのでクリームをぬってマッサージをしておくんですって。

用意ができたら、遠い国へいく飛行機から出発です。
サンタと小人たちは手分けして一晩でプレゼントを配ります。これができるのは「クリスマスの魔法」なんですって。
昼間のうちは「この家に、よいこはいるかな?」とドアからいきますが、夜みなが寝静まると煙突からはいって、靴下の中やモミの木の下にプレゼントを置いてきます。

村に帰るとみなくたくたです。サウナにはいったら、すぐねてしまいます。
翌日は教会へいってから子どもたちのクリスマスの劇をみます。
プレゼントも交換します。
夜はみんなで、サンタの奥さんがつくった美味しいおかゆを食べます。子どもたちはモミの木の周りで遊びます。
おかゆの中には幸せをもたらすアーモンドがはいっていて、誰に当たるのか楽しみです。

クリスマスが終わると、サンタと小人たちはしばらくぐっすり眠って休むのでした。


ここまで詳しくかかれると、見てきたおじいさんの記述のようで、本当にサンタがいるように感じられるので受けたんじゃないでしょうか?
こどもたちはほかに「あのね、サンタの国ではね」とかも大好きでした。


サンタクロースと小人たち (マウリ・クンナスの絵本)

サンタクロースと小人たち (マウリ・クンナスの絵本)

  • 作者: マウリ=クンナス
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1982/11
  • メディア: 大型本



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