SSブログ


1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ

もぐらとずぼん (世界傑作絵本シリーズ―チェコの絵本)

読み聞かせ時間・・・15 分49秒
ウケ度・・・子どもたちは好きでしたね。男の子も女の子も。
印象度・・・亜麻から布をつくるところはじーっと聞いていました。多分初めてだったからかな。

モグラは土のなかで、鏡とか縄とか安全ピンといった宝物をみつけました。
ふとみると、青いズボンが洗濯ひもにかかってゆれています。ポケットは大きくてなんでも入りそうです。モグラはズボンが欲しくてたまらなくなりました。

いろんな生き物に聞いて回ると、エビガニが布をもってくれば切ってくれるといい。鳥のよしきりは縫ってくれるといいますが、布が手にはいりません。

モグラが泣いていると亜麻が声をかけてきました。自分を使って布が作れるから、ほかの植物を抜いて、虫を追い払って世話をしてくれというのです。
モグラは喜んで一生懸命世話をしました。亜麻は枯れる前に布を作る方法を教えてくれました。

モグラは亜麻の茎をたばねて、かえるといっしょに川に沈めました。
そのあと乾かしました。
コウノトリのくちばしで折ってもらい、ハリネズミの針で梳きました。
それを蜘蛛に紡いでもらい、コケモモに染めてもらいました。
原っぱでアリたちが組み立てた機織り器で布を織り、エビガニに切ってもらいます。
よしきりが縫い上げると希望通りのズボンが完成です。

モグラはすっかり満足して宝物を全部ポケットにしまうと、鏡で自分の姿をながめるのでした。

みんなが助けてくれるっていいよね。
最初トムとジェリーみたいな絵だなと思ったので、アメリカのものかと思ったらチェコの絵本だった。
振り返ると地味な作業だもんね。でも、楽しそう。
亜麻ってこうやって糸にするんだなあ。

もぐらとずぼん (世界傑作絵本シリーズ―チェコの絵本)

もぐらとずぼん (世界傑作絵本シリーズ―チェコの絵本)

  • 作者: エドアルド・ペチシカ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1967/12/01
  • メディア: 単行本



他にこんなのも。

もぐらとじどうしゃ (世界傑作絵本シリーズ―チェコの絵本)

もぐらとじどうしゃ (世界傑作絵本シリーズ―チェコの絵本)

  • 作者: エドアルド・ペチシカ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1969/05/01
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

[PR]絵本・児童書 ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。