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マジック・ツリーハウス 第36巻 世紀のマジック・ショー (マジック・ツリーハウス 36) [ファンタジー]

読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマは歴史上の偉大な人物。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回は脱出王フーディーニ。

マジックツリーハウスシリーズの36冊目。そろそろ最新刊に近くなってきました!

最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページ。
折り返しは、二人の着せ替え。このころ子供服の定番となったセーラーカラーの服とマジシャンの燕尾服。


アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
 兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。

ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。 帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。 戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。

ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。

今回は魔法使いマーリンの依頼で、偉大な人物たちの偉大さの秘密を探るたびにでることになった。本と、偉大さの秘密を見つけたときに光る指輪。そして魔法の薬が今回のアイテム
魔法の薬は、一つだけ、1時間だけ願いをかなえることができる。


ママがお昼ご飯をつくりはじめた時間に、アニーがかえってきて、森にマジックツリーハウスが来ているという。二人は15分で戻ると約束して森へ向かう。マーリンはいなかったが、コニーアイランドのパンフレットとマーリンの手紙が置いてあった。会う人物は脱出王フーディーニ。ジャックは素晴らしいマジシャンとして知っていた。指輪と魔法の薬をもって二人は1900年代初めのニューヨークの南端にあるコニーアイランド。ここはもともと島だったのが埋め立てで陸続きになり、海水浴場や遊園地のある、夏には何百万人もが訪れる観光地。遊園地「ルナパーク」の日本庭園の松の木に二人は着いた。
着いた時の服装はセーラーカラーのワンピースやシャツとズボンに変わっていた。
ポケットには懐中時計とお金。

ルナパークには、面白そうな出し物がいっぱい。月世界旅行とかカンザスの大竜巻、海底探検。二人は「どれも冒険したね」などといいながら通り過ぎるが、ホットドックとかアイスクリームは素通りできない。パンフレットでフーディーニのショーは9時からとわかったので、アニーがあちこちよりたがって道草をくってしまう。
最後にのったシュート・ザ・シュートでジャックは気分が悪くなってしまい。ベンチで休んでいると、そのとき後ろにのったカップルが話しかけてくる。ジャックとアニーはこのとき気が付かなかったが、フーディーニと妻のベスだった。

二人と別れてフーディーニのショーに向かった二人だったが、とっくにチケットは売り切れていた。そのときフーディーニの前座のマジシャンがチケットの売上金を盗んで逃走。アニーは薬で世界一のマジシャンになって舞台にでるといいだす。
さんざんアニーに振り回されてチケットは買えず、舞台にでるのは得意でないので嫌がっているジャックの意見を聞こうとしないので、ジャックはとうとう怒り出し、アニー一人で舞台にでればいいといって飛び出してしまう。

しかし、外にでてから自分が薬をもっていることに気が付いて戻るが、なかなか中に入れない。要約窓から入ろうとしてたのをアニーにみつけてもらい、鍵をあけてもらい合流。アニーも薬がないことに気が付いて泣いていたようなのを見て、ジャックは考え直して一緒に舞台にたつことになる。

薬で変身したふたりのショーは大成功。
しかし、フーディーニがまだ来ていない。支配人に頼まれた二人は再び舞台にたつが、薬がきれて舞台は滅茶苦茶になってしまう。そこのフーディーニが現れる。ルナパークで月世界旅行にのったら、装置がとまってしまい遅れていたのだ。
そして、素晴らしい脱出ショーをみせて、観客を沸かせる。
ジャックとアニーはショーのあとで二人に会おうとするが、二人は秘密の出口からでていってしまう。あせった二人は遊園地で二人がいっていたセリフを思い出す。
「ハリー、アイスクリームはショーの後よ」

大急ぎでルナパークに戻った二人は、アイスクリームを食べているフーディーニとベスを見つけて、話しかける。しかし、通行人の一人がフーディーニに気が付いて、通りかかったファンにフーディーニは取り囲まれてしまう。
ベスが、フーディーニはどんなに疲れていても、ファンに丁寧に対応すると教えてくれた。また、貧しい家に生まれ、苦労しながらマジックの技術をみにつけ、安い値段で1日に何回もショーをやりながら、ほかのマジシャンの技を研究して努力して、ここまでになったのだと語る。そのとき指輪が光かがやき、成功の秘訣は「人一倍努力すること」と教えてくれる。

ベスが声をかけて、ようやくファンから解放されたフーディーニは、いろんなマジックを研究して、わからないものはなくなってしまったので、それだけが残念だという。
ジャックとアニーは二人をツリーハウスに案内して、自分たちの素性を話してから、ツリーハウスでフロッグクリークに帰る。

そうして、フーディーニとベスは、素晴らしいチームだった、自分たちもチームだねと確認して家にママの世界一のホットドックを食べに戻るのだった。


マジック・ツリーハウス 第36巻 世紀のマジック・ショー (マジック・ツリーハウス 36)

マジック・ツリーハウス 第36巻 世紀のマジック・ショー (マジック・ツリーハウス 36)

  • 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: 単行本



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