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マジック・ツリーハウス 第34巻 パンダ救出作戦 [ファンタジー]
読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマはよくわかんなかったなあ。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回は絶滅しそうな動物保護の話。
マジックツリーハウスシリーズの34冊目
最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。パンダの保護センターの作業着と、パンダの着ぐるみ。あとは子どものパンダや竹とか。
アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。
テディの魔法が失敗して石になってしまったペンギンの赤ちゃんペニーを救うため、ジャックとアニーは4つの品物を集めている。インドでバラの形をしたエメラルドと、グラン・サン・ベルナール峠の黄色い花を、リンカーンから鳥の羽根を、今回は「いきる場所を失ったもののためにつくられた丸くて砂色の固いもの」もらいに旅立つ。
珍しく寝坊した朝、二人は朝ごはんのタマゴサンドをもって、学校へ行く前にマジック・ツリーハウスに向かう。
ツリーハウスには、テディとキャスリーンの残した手紙と本、魔法の薬があった。
今回の行き先は、2008年の中国の臥竜。そこで、「生きる場所を失った生き物のために心をこめて作られた砂色の丸くてかたいもの」を探す。
臥竜の街についた二人は、街の人に聞いてみるが、思いつくものはないという。ヒントがないかと本を探すと、臥竜の街の近くにパンダの保護センターがあるとわかり、パンダが大好きなアニーは行きたいと騒ぎ出す。ジャックは任務が気になるが、時間がありそうだったので、マウンテンバイクを借りていくことにした。(お金は着いたとき、ジャックのポケットに入っていた)
車が通る道を、危ない思いをしながら保護センターまでたどりつくと、子どもだけでは入れてもらえないことが分かった。幸いバスで来たボランティアの一行にまぎれこみ、ニューヨークから来たという高齢の夫人の連れのふりをしてボランティアをすることができた。生まれたばかりで保育器にはいっているパンダや、子どものパンダもみることができてアニーは大感激。
二人が世話したのはランランというパンダで、掃除を手伝う。一旦保護センターをでて街に戻ろうとした途中で大地震が発生。保護センターのパンダが心配になった二人は戻ろうとするが道がふさがっている。そこで魔法の薬発動。今回は1時間だけ巨大化する薬だったが、アニーは飲む前に薬のビンを落としてしまい、ジャックだけが巨大化、アニーを肩に乗せて保護センターに向かう。途中川をわたっているところで魔法がきれて流されそうになるが、なんとか到着。
センターで案内してくれた係りのひとに出会い、ゲージから逃げ出したランランをみつけてくれと頼まれる。山に入った二人はランランと、さらに3匹の子パンダを発見してセンターに連れ帰る。センターは水も電気もこなくなっていたが、自家発電でなんとか保育器だけは死守。職員も無事だった。しかし、しばらく子パンダたちは、ほかの保護センターに移すので、移動させるヘリにのって二人も街に戻ることにする。
最後にジャックがランランにお別れをいいにいくと、飼育がかかりがランランにパンダケーキをあげているところだった。パンダの研究をして作り出されたものだという。これが探していたものだと気が付いたジャックは一切れもらう。
街にもどり、子パンダにお別れした二人は、急いでマジックツリーハウスに戻りキャメロットに向かう。朝になればマーリンとモーガンが帰ってくるので、その前にペニーを戻したかったのだ。明け方近いキャメロットで二人はテディとキャスリーンに再開。
4つのものをそろえてテディが呪文を唱えるが、ペニーは戻らない。
しかし、テディが涙を流しながら4つのものの意味、エメラルドは愛、花は無邪気さ、羽ペンは希望、パンダケーキは「声をあげられない生き物への思いやり」であることを、ペニーの身の上にたとえていると、ペニーはよみがえる。意味を考え、理解しなさいということだったらしい。
ジャックとアニーはマーリンたちが帰る前に急いでマジックツリーでふろっぐクリークに帰り、テディは何度もお礼をいって、別れた。
戻った二人は、タマゴサンドを食べながら、ママの愛を感じる、そして学校へと駆け出すのだった。
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のテーマはよくわかんなかったなあ。
印象度・・・このシリーズ、もはや、ファンタジーというより、百科事典的なものになっていますね。今回は絶滅しそうな動物保護の話。
マジックツリーハウスシリーズの34冊目
最初に折り畳みで、カラーポスターと、これまで刊行された本の表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。パンダの保護センターの作業着と、パンダの着ぐるみ。あとは子どものパンダや竹とか。
アメリカのペンシルバニア州フロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。
テディの魔法が失敗して石になってしまったペンギンの赤ちゃんペニーを救うため、ジャックとアニーは4つの品物を集めている。インドでバラの形をしたエメラルドと、グラン・サン・ベルナール峠の黄色い花を、リンカーンから鳥の羽根を、今回は「いきる場所を失ったもののためにつくられた丸くて砂色の固いもの」もらいに旅立つ。
珍しく寝坊した朝、二人は朝ごはんのタマゴサンドをもって、学校へ行く前にマジック・ツリーハウスに向かう。
ツリーハウスには、テディとキャスリーンの残した手紙と本、魔法の薬があった。
今回の行き先は、2008年の中国の臥竜。そこで、「生きる場所を失った生き物のために心をこめて作られた砂色の丸くてかたいもの」を探す。
臥竜の街についた二人は、街の人に聞いてみるが、思いつくものはないという。ヒントがないかと本を探すと、臥竜の街の近くにパンダの保護センターがあるとわかり、パンダが大好きなアニーは行きたいと騒ぎ出す。ジャックは任務が気になるが、時間がありそうだったので、マウンテンバイクを借りていくことにした。(お金は着いたとき、ジャックのポケットに入っていた)
車が通る道を、危ない思いをしながら保護センターまでたどりつくと、子どもだけでは入れてもらえないことが分かった。幸いバスで来たボランティアの一行にまぎれこみ、ニューヨークから来たという高齢の夫人の連れのふりをしてボランティアをすることができた。生まれたばかりで保育器にはいっているパンダや、子どものパンダもみることができてアニーは大感激。
二人が世話したのはランランというパンダで、掃除を手伝う。一旦保護センターをでて街に戻ろうとした途中で大地震が発生。保護センターのパンダが心配になった二人は戻ろうとするが道がふさがっている。そこで魔法の薬発動。今回は1時間だけ巨大化する薬だったが、アニーは飲む前に薬のビンを落としてしまい、ジャックだけが巨大化、アニーを肩に乗せて保護センターに向かう。途中川をわたっているところで魔法がきれて流されそうになるが、なんとか到着。
センターで案内してくれた係りのひとに出会い、ゲージから逃げ出したランランをみつけてくれと頼まれる。山に入った二人はランランと、さらに3匹の子パンダを発見してセンターに連れ帰る。センターは水も電気もこなくなっていたが、自家発電でなんとか保育器だけは死守。職員も無事だった。しかし、しばらく子パンダたちは、ほかの保護センターに移すので、移動させるヘリにのって二人も街に戻ることにする。
最後にジャックがランランにお別れをいいにいくと、飼育がかかりがランランにパンダケーキをあげているところだった。パンダの研究をして作り出されたものだという。これが探していたものだと気が付いたジャックは一切れもらう。
街にもどり、子パンダにお別れした二人は、急いでマジックツリーハウスに戻りキャメロットに向かう。朝になればマーリンとモーガンが帰ってくるので、その前にペニーを戻したかったのだ。明け方近いキャメロットで二人はテディとキャスリーンに再開。
4つのものをそろえてテディが呪文を唱えるが、ペニーは戻らない。
しかし、テディが涙を流しながら4つのものの意味、エメラルドは愛、花は無邪気さ、羽ペンは希望、パンダケーキは「声をあげられない生き物への思いやり」であることを、ペニーの身の上にたとえていると、ペニーはよみがえる。意味を考え、理解しなさいということだったらしい。
ジャックとアニーはマーリンたちが帰る前に急いでマジックツリーでふろっぐクリークに帰り、テディは何度もお礼をいって、別れた。
戻った二人は、タマゴサンドを食べながら、ママの愛を感じる、そして学校へと駆け出すのだった。
マジック・ツリーハウス 第34巻 パンダ救出作戦 (マジック・ツリーハウス 34)
- 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: 単行本
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