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巨大ダコと海の神秘 (マジック・ツリーハウス (25)) [ファンタジー]
読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のはHMSチャレンジャー号。
印象度・・・深海にどうやっていくのかと思いましたが、深海探査船のお話でした。また未来にいったりするのかと思った。
マジックツリーハウスシリーズの25冊目
借り忘れてしまったのを借りてきました!
今回も1巻まるまる一つのお話。19世紀に深海調査をした「HMSチャレンジャー号」と出会い、幸せの秘訣を探す。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。南セーラー服とか士官服、救命胴衣なんか。
あと、タコとか。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。
魔法でなければ解決できないことにしか使ってはいけない、一度口に出した呪文は言い直せないなどの制約がある。
今回はふさぎ込んでしまったマーリンに希望を取り戻す方法を求めて旅立つ。
ジャックとアニーは図書館で本を借りた後、自転車で家に戻ろうとしている。そこに雨が降ってくる。
二人は本を濡らすまいと急ぐが、そのとき上空を普段はいないカモメが飛んでいく。
マジックツリー・ハウスが帰ってきていると確信した二人は森に向かう。
やはりツリーは来ていて、テディとキャスリーンが待っていた。
マーリンはまだ元気になっておらず、3つめの幸せの秘訣を探す冒険の本だといって「深海探険」を渡す。
そして魔法を使うときの注意を繰り返すと、キャメロン帰って行った。
ジャックとアニーが本の場所にいってみると、南の島の木の上だった。
海が大好きなアニーは例によってさっさと砂浜へ行こうとし、慎重なジャックは本を読もうとする。
ようやく二人が浜辺につくと、一艘のボートが近づいてくる。
以前同じようにして海賊に襲われた二人はびっくりしてツリーハウスに逃げ戻るが、観察してみると海賊ではなさそうなので声をかけててみる。
蝶ネクタイにスーツの男性はHMSチャレンジャー号の研究者ヘンリー・モーズリー。そして二人の水兵だった。
HMSチャレンジャー号は軍艦で、それを今回は探査に使っているのだ。
二人は両親と島にキャンプにきていると話し、ヘンリーは二人が深海の生物に興味があるのを喜んで、船に連れていってくれることになる。
船の艦長は子供を乗せるのを嫌がるが、探査の責任者のトムソン教授がかばってくれたのと、スコールがきたため、一時的に船においてもらえることになる。
二人は海底に下ろしたドレッジで深海の生物を採集するのをみたり、ヘンリーの研究室で標本をみせてもらう。
ヘンリーが飼っていたが死んでしまったオウム貝の貝殻もみせてもらう。ヘンリーの宝物だという。
その後士官たちと食事をすることになるが、船酔いのジャックは何も食べられない。出された飲み物はライム・ジュースでおもわず噴き出してしまう。壊血病を予防するためなのだ。そのほかは塩漬け肉と酢漬け野菜と乾パンのみ。
食事の最中に船は嵐にまきこまれ、皿やコップはすべて床におちてしまう。
乗組員たちは持ち場に散っていき、ジャックとアニーは研究者たちと船倉に避難しようとする。
ヘンリーはオウム貝をとりに研究室に戻り、ジャックは吐き気のため一度甲板に上がろうとする。
しかし甲板で、ついてきたアニーと一緒に波にさらわれてしまう。
しばらくは救命胴衣で浮かんでいたが、大人用なので脱げてしまい、もうだめだと思ったとき、巨大なタコが現れてジャックとアニーを助けてくれる。
そうして船に戻った二人だったが、乗組員たちは巨大ダコを恐れて捕まえてしまう。
トムソン教授は生け捕りにして研究するといい、艦長は危険だから打ち殺すと言い争いになる。
ジャックとアニー、そして二人に頼まれたヘンリーはタコは敵意がないこと、二人を助けてくれたことを訴えるが、だれも聞いてくれない。
ジャックはディアントスの杖を使うことを決意する。
呪文は「ディアントスの杖よ、みんなが真実の声を聞くようにして!」
しばらく何もおきず、心配した二人だったが、やがて巨大タコの声が皆に聞こえる。
「ボクハ、カイブツジャ、ナーイ」
それを聞いたトムソン教授と艦長はタコを放してやることにする。
二人とヘンリーはタコに絡まったロープを切って逃がしてやると、皆から歓声が起こる。
出航準備を始めるHMSチャレンジャー号を後にした二人は、もとの島でヘンリーに別れを告げる。
ヘンリーは二人にオウム貝の貝殻をくれて、「すべての生き物におもいやりの心をもつこと」を教えてくれたお礼だという。
そのときジャックは、それが「幸せの秘訣」だと悟る。
フロッグクリークに戻った二人は、美味しい夕飯が待っている我が家へ自転車をこぎだした。
途中で、タコの家族も無事に出会えたか想像して楽しい気持ちになった。
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のはHMSチャレンジャー号。
印象度・・・深海にどうやっていくのかと思いましたが、深海探査船のお話でした。また未来にいったりするのかと思った。
マジックツリーハウスシリーズの25冊目
借り忘れてしまったのを借りてきました!
今回も1巻まるまる一つのお話。19世紀に深海調査をした「HMSチャレンジャー号」と出会い、幸せの秘訣を探す。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。南セーラー服とか士官服、救命胴衣なんか。
あと、タコとか。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。
魔法でなければ解決できないことにしか使ってはいけない、一度口に出した呪文は言い直せないなどの制約がある。
今回はふさぎ込んでしまったマーリンに希望を取り戻す方法を求めて旅立つ。
ジャックとアニーは図書館で本を借りた後、自転車で家に戻ろうとしている。そこに雨が降ってくる。
二人は本を濡らすまいと急ぐが、そのとき上空を普段はいないカモメが飛んでいく。
マジックツリー・ハウスが帰ってきていると確信した二人は森に向かう。
やはりツリーは来ていて、テディとキャスリーンが待っていた。
マーリンはまだ元気になっておらず、3つめの幸せの秘訣を探す冒険の本だといって「深海探険」を渡す。
そして魔法を使うときの注意を繰り返すと、キャメロン帰って行った。
ジャックとアニーが本の場所にいってみると、南の島の木の上だった。
海が大好きなアニーは例によってさっさと砂浜へ行こうとし、慎重なジャックは本を読もうとする。
ようやく二人が浜辺につくと、一艘のボートが近づいてくる。
以前同じようにして海賊に襲われた二人はびっくりしてツリーハウスに逃げ戻るが、観察してみると海賊ではなさそうなので声をかけててみる。
蝶ネクタイにスーツの男性はHMSチャレンジャー号の研究者ヘンリー・モーズリー。そして二人の水兵だった。
HMSチャレンジャー号は軍艦で、それを今回は探査に使っているのだ。
二人は両親と島にキャンプにきていると話し、ヘンリーは二人が深海の生物に興味があるのを喜んで、船に連れていってくれることになる。
船の艦長は子供を乗せるのを嫌がるが、探査の責任者のトムソン教授がかばってくれたのと、スコールがきたため、一時的に船においてもらえることになる。
二人は海底に下ろしたドレッジで深海の生物を採集するのをみたり、ヘンリーの研究室で標本をみせてもらう。
ヘンリーが飼っていたが死んでしまったオウム貝の貝殻もみせてもらう。ヘンリーの宝物だという。
その後士官たちと食事をすることになるが、船酔いのジャックは何も食べられない。出された飲み物はライム・ジュースでおもわず噴き出してしまう。壊血病を予防するためなのだ。そのほかは塩漬け肉と酢漬け野菜と乾パンのみ。
食事の最中に船は嵐にまきこまれ、皿やコップはすべて床におちてしまう。
乗組員たちは持ち場に散っていき、ジャックとアニーは研究者たちと船倉に避難しようとする。
ヘンリーはオウム貝をとりに研究室に戻り、ジャックは吐き気のため一度甲板に上がろうとする。
しかし甲板で、ついてきたアニーと一緒に波にさらわれてしまう。
しばらくは救命胴衣で浮かんでいたが、大人用なので脱げてしまい、もうだめだと思ったとき、巨大なタコが現れてジャックとアニーを助けてくれる。
そうして船に戻った二人だったが、乗組員たちは巨大ダコを恐れて捕まえてしまう。
トムソン教授は生け捕りにして研究するといい、艦長は危険だから打ち殺すと言い争いになる。
ジャックとアニー、そして二人に頼まれたヘンリーはタコは敵意がないこと、二人を助けてくれたことを訴えるが、だれも聞いてくれない。
ジャックはディアントスの杖を使うことを決意する。
呪文は「ディアントスの杖よ、みんなが真実の声を聞くようにして!」
しばらく何もおきず、心配した二人だったが、やがて巨大タコの声が皆に聞こえる。
「ボクハ、カイブツジャ、ナーイ」
それを聞いたトムソン教授と艦長はタコを放してやることにする。
二人とヘンリーはタコに絡まったロープを切って逃がしてやると、皆から歓声が起こる。
出航準備を始めるHMSチャレンジャー号を後にした二人は、もとの島でヘンリーに別れを告げる。
ヘンリーは二人にオウム貝の貝殻をくれて、「すべての生き物におもいやりの心をもつこと」を教えてくれたお礼だという。
そのときジャックは、それが「幸せの秘訣」だと悟る。
フロッグクリークに戻った二人は、美味しい夕飯が待っている我が家へ自転車をこぎだした。
途中で、タコの家族も無事に出会えたか想像して楽しい気持ちになった。
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