1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ
南極のペンギン王国 (マジック・ツリーハウス 26) [ファンタジー]
読み聞かせ時間・・・大人が読んで20分
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のは南極大陸!
印象度・・・南極大陸って、基地内全部知り合いなくらいな狭い人間関係だと思っていた・・・
マジックツリーハウスシリーズの26冊目
なんと25巻を借り忘れてしまいました。前回のお話がわかりません!どじった!
今回も1巻まるまる一つのお話。南極大陸で「いにしえの帝王の洞窟」を探す。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。南極なんで、防寒着に長靴、ゴーグルなど。
あと、ペンギンの着ぐるみも。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。
魔法でなければ解決できないことにしか使ってはいけない、一度口に出した呪文は言い直せないなどの制約がある。
今回はふさぎ込んでしまったマーリンに希望を取り戻す方法を求めて旅立つ。
ジャックが庭掃除をしていると、アニーが学校の授業で家族をテーマに発表するといって写真をとろうとする。
ジャックがわざと変な顔をするので、アニーはなかなか写真がとれない。
でも空に明るい光の筋が流れたのをみて思わず興奮したジャックの顔をうまくとることができた。
その光はテディとキャスリーンがマジックツリーハウスでやってきた印だった。
二人は森に向かう。
テディたちの話ではマーリンがいよいよ元気をなくしていて、モーガンがいうには、ジャックたちだけが頼りだという。
今回幸せの秘訣をみつけたら、その足でキャメロットにきてほしいと。
これまで二人は3つの冒険で、3つの幸せの秘訣と、記念品を手に入れていた。
今回はモーガンの詩と、南極大陸の本が渡される。
詩には
「四つ目の幸せの秘訣を求めて 雪と氷につつまれた 燃える山をたずねよ
最初は地上を走り つぎは空を飛び 落ちていくと そこは いにしえの帝王の洞窟
夕方までに すべての幸せの秘訣を伝えに キャメロットに来られたし
マーリンを 永遠の悲しみから 救うたまに」
となっていた。
今回もよくわからないが、とりあえず二人は出発する。
ツリーハウスが南極につくと、見渡す限りなにもない、ジャックは本で調べ始めるが、
例によってアニーはさっさと出かけてしまう。
アニーがみつけたのはペンギンの群れの行進。
ジャックが本で調べると「コウテイペンギン」だった。このペンギンは約4000年前からいると書いてあったので、
ジャックはここが4千年前の南極なんじゃないかと不安になる。
本によるとペンギンの群れは成長したヒナをつれて海に向かうところらしい。
そこで一羽の赤ちゃんペンギンがオオフルマカモメに襲われる。
二人は赤ちゃんペンギンを助ける。
そしてペンギンの群れが無事に海について泳いでいくのを見送った。
そのとき、自動車のクラクションが聞こえる。
音は丘の向こうのアメリカの南極基地、マクマード基地からだった。
クラクションは南極の火山見学ツアーの出発の合図だったのだ。
二人は子供だとばれないように、参加者のふりをしてツアーに紛れ込む。
ツアーは雪上車、ヘリと進み、詩のとおりになったので、
ジャックはヘリが落ちるのではないかとやきもきした。
無事に実験や調査、取材をする山小屋にたどり着く。
南極の火山エレバス山は標高3794m。山小屋も3000メートルを超えるところにあるため、
ジャックとアニーは軽い高山病の症状をおこし、ガイドに子供だとわかってしまう。
ガイドはツアー参加者を火口付近に案内しなければならないので、
二人はヘリが迎えにくるまで小屋にまっているようにいわれる。
皆がいってしまうと、アニーは少しよくなったからと小屋のまわりを見に行く。
ジャックはしばらく待っていたが、ガイドが「一人で行動しない」と言っていたのを思い出し、アニーを追いかける。
そのときガイドがいっていた雪ノ下の氷の割れ目におちてしまう。
しばらく待ったがヘリの音もせず、壁ものぼれないくらい深かったので、
困った二人はディアントスの杖を使うことにする。
本来自分たちのためにはつかえないので、こう唱えた
「ディアントスの杖よ! アニーとぼくとマーリンを助けたまえ!」
すると足元の氷がわれて二人は谷底へと落ちていった。
二人は川に浮かんだ氷の上にのって運ばれ、コウテイペンギンの王国=いにしえの帝王の洞窟にたどり着く。
あとで出てくるが、ここの皇帝(コウテイペンギン)はマーリンと知り合いらしい。
皇帝は二人が赤ちゃんペンギンを助けてくれた礼をいって、好きなだけとどまるようにいう。
二人はマーリンのために「幸せの秘訣」を探しているのを伝える。
すると、さっき助けた赤ちゃんペンギンが一緒にいくと言い出す。
皇帝によると両親は死んでしまったが、この赤ちゃんペンギンは、まわりのものを幸せにする能力があるのだという。
ペンギンを抱いたジャックは幸せでいっぱいになり、思わず赤ちゃんペンギンをペニーとなずける。
ペンギンを連れた二人はディアントスの杖で山小屋に戻ると、
ガイドが必死に二人を探しているところだった。
無事に基地に帰ったふたりだったが、ガイドが両親に届けると聞かないので、
通りすがりの二人連れが両親だといって、二人は走り出しガイドをふりきった。
そしてマジックツリーハウスに戻るとキャメロンに出発する。
マーリンはモーガンの提案で、子供のころによく遊んだコテージで過ごしていたが、ますます元気をなくし、
何か月もものも食べず口もきかないという。
青白い顔のマーリンを見てジャックはぞっとする。
モーガンに導かれ、二人は探してきた「幸せの秘訣」をマーリンに教えながら記念品をベッドに置く。
芭蕉からもらった「俳句の短冊」を渡しながら「自然や身の回りのちょっとしたことのなかに、幸せはある」という秘訣。
レオナルドダヴィンチの「天使のスケッチ」を渡しながら「好奇心をもつ」という秘訣。
チャレンジャー号のヘンリーがくれた貝殻を渡しながら、「すべての生き物に思いやりの心をもつこと」という秘訣。
そしてペニーをベッドにおいて、「いにしえの帝王の洞窟」から、マーリンのために来てくれた。皇帝もそうするようにいってくれたという。
ペニーをみたマーリンは微笑みを浮かべ、笑い出す。
元気を取り戻したマーリンをみて、モーガンも安堵する。
アニーは4つ目の幸せの秘訣はなんだったのかきくと、ジャックが
「自分を必要としている、だれかの役にたってあげること」と答える。
モーガンが、4つの幸せの秘訣は、自分以外の外の世界に目をむけることと教えてくれる。
ジャックはペニーを守りたいと思ったとき、他のことはすべて忘れてしまったことを思い出した。
二人は記念にテディとキャスリーンの写真を撮ると(アニーはカメラを持ったままだった)
フロッグクリークに帰る。
戻ってみると南極やキャメロットの写真はすべて消えていた。
二人は、自分たちが人の面倒をみるだけでなく、パパやママにとって必要とされることで役立っているのかもと
話しながら家に戻る。
ウケ度・・・子どもはよんでいません。今回のは南極大陸!
印象度・・・南極大陸って、基地内全部知り合いなくらいな狭い人間関係だと思っていた・・・
マジックツリーハウスシリーズの26冊目
なんと25巻を借り忘れてしまいました。前回のお話がわかりません!どじった!
今回も1巻まるまる一つのお話。南極大陸で「いにしえの帝王の洞窟」を探す。
最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。南極なんで、防寒着に長靴、ゴーグルなど。
あと、ペンギンの着ぐるみも。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
モーガンが二人に魔法を使った冒険をさせたらどうかという提案をしたため、
マーリンの提案で、二人に魔法を使って冒険させるテストをする4つの冒険と魔法の本が用意された。
これまでの冒険で、魔法が使える杖(ディアントスの杖)を手に入れた二人、でも魔法は、自分たちのために使ってはいけない。
魔法でなければ解決できないことにしか使ってはいけない、一度口に出した呪文は言い直せないなどの制約がある。
今回はふさぎ込んでしまったマーリンに希望を取り戻す方法を求めて旅立つ。
ジャックが庭掃除をしていると、アニーが学校の授業で家族をテーマに発表するといって写真をとろうとする。
ジャックがわざと変な顔をするので、アニーはなかなか写真がとれない。
でも空に明るい光の筋が流れたのをみて思わず興奮したジャックの顔をうまくとることができた。
その光はテディとキャスリーンがマジックツリーハウスでやってきた印だった。
二人は森に向かう。
テディたちの話ではマーリンがいよいよ元気をなくしていて、モーガンがいうには、ジャックたちだけが頼りだという。
今回幸せの秘訣をみつけたら、その足でキャメロットにきてほしいと。
これまで二人は3つの冒険で、3つの幸せの秘訣と、記念品を手に入れていた。
今回はモーガンの詩と、南極大陸の本が渡される。
詩には
「四つ目の幸せの秘訣を求めて 雪と氷につつまれた 燃える山をたずねよ
最初は地上を走り つぎは空を飛び 落ちていくと そこは いにしえの帝王の洞窟
夕方までに すべての幸せの秘訣を伝えに キャメロットに来られたし
マーリンを 永遠の悲しみから 救うたまに」
となっていた。
今回もよくわからないが、とりあえず二人は出発する。
ツリーハウスが南極につくと、見渡す限りなにもない、ジャックは本で調べ始めるが、
例によってアニーはさっさと出かけてしまう。
アニーがみつけたのはペンギンの群れの行進。
ジャックが本で調べると「コウテイペンギン」だった。このペンギンは約4000年前からいると書いてあったので、
ジャックはここが4千年前の南極なんじゃないかと不安になる。
本によるとペンギンの群れは成長したヒナをつれて海に向かうところらしい。
そこで一羽の赤ちゃんペンギンがオオフルマカモメに襲われる。
二人は赤ちゃんペンギンを助ける。
そしてペンギンの群れが無事に海について泳いでいくのを見送った。
そのとき、自動車のクラクションが聞こえる。
音は丘の向こうのアメリカの南極基地、マクマード基地からだった。
クラクションは南極の火山見学ツアーの出発の合図だったのだ。
二人は子供だとばれないように、参加者のふりをしてツアーに紛れ込む。
ツアーは雪上車、ヘリと進み、詩のとおりになったので、
ジャックはヘリが落ちるのではないかとやきもきした。
無事に実験や調査、取材をする山小屋にたどり着く。
南極の火山エレバス山は標高3794m。山小屋も3000メートルを超えるところにあるため、
ジャックとアニーは軽い高山病の症状をおこし、ガイドに子供だとわかってしまう。
ガイドはツアー参加者を火口付近に案内しなければならないので、
二人はヘリが迎えにくるまで小屋にまっているようにいわれる。
皆がいってしまうと、アニーは少しよくなったからと小屋のまわりを見に行く。
ジャックはしばらく待っていたが、ガイドが「一人で行動しない」と言っていたのを思い出し、アニーを追いかける。
そのときガイドがいっていた雪ノ下の氷の割れ目におちてしまう。
しばらく待ったがヘリの音もせず、壁ものぼれないくらい深かったので、
困った二人はディアントスの杖を使うことにする。
本来自分たちのためにはつかえないので、こう唱えた
「ディアントスの杖よ! アニーとぼくとマーリンを助けたまえ!」
すると足元の氷がわれて二人は谷底へと落ちていった。
二人は川に浮かんだ氷の上にのって運ばれ、コウテイペンギンの王国=いにしえの帝王の洞窟にたどり着く。
あとで出てくるが、ここの皇帝(コウテイペンギン)はマーリンと知り合いらしい。
皇帝は二人が赤ちゃんペンギンを助けてくれた礼をいって、好きなだけとどまるようにいう。
二人はマーリンのために「幸せの秘訣」を探しているのを伝える。
すると、さっき助けた赤ちゃんペンギンが一緒にいくと言い出す。
皇帝によると両親は死んでしまったが、この赤ちゃんペンギンは、まわりのものを幸せにする能力があるのだという。
ペンギンを抱いたジャックは幸せでいっぱいになり、思わず赤ちゃんペンギンをペニーとなずける。
ペンギンを連れた二人はディアントスの杖で山小屋に戻ると、
ガイドが必死に二人を探しているところだった。
無事に基地に帰ったふたりだったが、ガイドが両親に届けると聞かないので、
通りすがりの二人連れが両親だといって、二人は走り出しガイドをふりきった。
そしてマジックツリーハウスに戻るとキャメロンに出発する。
マーリンはモーガンの提案で、子供のころによく遊んだコテージで過ごしていたが、ますます元気をなくし、
何か月もものも食べず口もきかないという。
青白い顔のマーリンを見てジャックはぞっとする。
モーガンに導かれ、二人は探してきた「幸せの秘訣」をマーリンに教えながら記念品をベッドに置く。
芭蕉からもらった「俳句の短冊」を渡しながら「自然や身の回りのちょっとしたことのなかに、幸せはある」という秘訣。
レオナルドダヴィンチの「天使のスケッチ」を渡しながら「好奇心をもつ」という秘訣。
チャレンジャー号のヘンリーがくれた貝殻を渡しながら、「すべての生き物に思いやりの心をもつこと」という秘訣。
そしてペニーをベッドにおいて、「いにしえの帝王の洞窟」から、マーリンのために来てくれた。皇帝もそうするようにいってくれたという。
ペニーをみたマーリンは微笑みを浮かべ、笑い出す。
元気を取り戻したマーリンをみて、モーガンも安堵する。
アニーは4つ目の幸せの秘訣はなんだったのかきくと、ジャックが
「自分を必要としている、だれかの役にたってあげること」と答える。
モーガンが、4つの幸せの秘訣は、自分以外の外の世界に目をむけることと教えてくれる。
ジャックはペニーを守りたいと思ったとき、他のことはすべて忘れてしまったことを思い出した。
二人は記念にテディとキャスリーンの写真を撮ると(アニーはカメラを持ったままだった)
フロッグクリークに帰る。
戻ってみると南極やキャメロットの写真はすべて消えていた。
二人は、自分たちが人の面倒をみるだけでなく、パパやママにとって必要とされることで役立っているのかもと
話しながら家に戻る。
南極のペンギン王国―マジック・ツリーハウス〈26〉 (マジック・ツリーハウス 26)
- 作者: メアリー・ポープ オズボーン
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2014/05
- メディア: 単行本
コメント 0