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ドラゴンと魔法の水 (マジック・ツリーハウス (15)) [ファンタジー]
読み聞かせ時間 子どもは読みませんでした、自分で読んで20分
ウケ度 ファンタジーしてた
印象度 読み応えあった気がする。
マジックツリーハウスシリーズの15冊目
いつも1巻に2話はいっているのが、今回は1巻まるまる一つのお話。
Mからの招待状でクリスマスのキャメロットに旅立つ二人が、剣と魔法の世界を冒険する。
今回の本には、最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
前回は、4つの魔法を探すたびにでていた。
今回は謎の人物の紹介状を手にモーガンの時代のキャメロット旅だつ。
明日からクリスマス休みという日。
ジャックとアニーは学校からの帰り道にハトとであう。
例によってカンのいいアニーが「モーガンからの使いだ」といって、二人はツリーハウスに向かう。
二人は夏以来モーガンに会っていなかった。
ツリーハウスは戻ってきていたが、中にたくさんあった本は消えて、巻物が1冊と、ペンシルバニア州のガイドブックだけになっていた。
巻物は招待状で、キャメロットの城でクリスマスを過ごす誘いだった、署名はM。
二人はてっきりモーガンだと思い込み、キャメロットの素敵なクリマスを思い描きながら旅立つのだった。
しかし、キャメロットの本がない。どうしょうとおもっていたが、
アニーが巻物をもって「キャメロットへいってみたい」と唱えると、ツリーハウスは出発した。
着いたキャメロットの城は荒れ果てていた。
二人はモーガンに出会うが、モーガンは招待状を送ってはいないという。
そしてキャメロットは伝説のなかの都なので、実在した場所と違って本は無いのだと教えてくれた。
二人は大広間でアーサー王とグイネビア王妃円卓を囲む騎士たちに出会う。
しかし、ランスロット卿、ガラハッド卿、パーシバル卿の3つの椅子が空いている。
モーガンによると王国が闇の魔法使いののろいをうけたため、王は魔法使いに助言をもとめ、
その指示で3人の騎士を「別世界」に派遣したが、戻ってこないのだと教えてくれる。
そして魔法使いの助言を恨んだ王がすべての魔法使いを追放し、魔法を禁止したので、
マジックツリーハウスも動かせないのだと。
二人が王に誘われて食事していると、赤と緑の衣装をきた「クリスマスの騎士」が現れ、
「王国が滅びようとしているのに、誰も別世界にいって大切なものを取り返さないのか」と呼びかける。
するとアニーが応じる。王は止めようとするが、他の騎士やモーガンとともに彫刻のようにされてしまう。
クリスマスの騎士は二人に<別世界>の大釜から、<記憶の想像の水>をくんで、持ち帰るようにいう。
そして3つのヒントを与える。
・鉄格子の門をこえると、大釜の番人がいる。
・四つの贈り物が役にたつ。クリスマスの騎士からの真紅のマント、あとはカップと方位磁石と鍵
・危機を脱したら西の方角に秘密の扉がある。
そして去ってしまった。
二人はツリーハウスに戻り、別世界に行きたいといってみると白い牡鹿があらわれた。
寒かったので二人はマントをまいて牡鹿に乗って出発した。
牡鹿は別世界の手前までつれていってくれた、入り口は鉄格子の門になっていて、両側に門番がたち、
手前は吊り橋の一本道になっている。
アニーがマントのフードをかぶると姿が消えることを発見し、二人は門番にみられずに門に近づき、
風が扉をあけたのを装って通過。
すると丘の向こうで妖精たちが輪になって歌い踊っている。
二人が近づくと妖精たちは輪をほどいて仲間にいれてくれるが、実は楽しくて抜け出られなくなる魔法だったのだ。
キャメロットの3人の騎士たちも、疲労でふらふらになりながら踊りの輪のなかにいた。
気が付いたアニーが後ろに倒れて踊りの輪をぬけて、ジャックを助け出す、
そして二人で輪にわってはいり、3人の騎士たちを助け出す。
3人の騎士にあこがれていたジャックは、会えて感動していた。
二人は騎士たちから、アーサー王から預かったという、方位磁石と鍵、カップを渡す。
疲労で眠ってしまった騎士たちを残して、二人は西に向かう。
そこにガラスの扉をみつけ、鍵ではいると、そこは水晶の洞窟だった。
部屋の一番奥に大釜があり、ジャックがアニーを肩車して「記憶と想像の水」を汲む。
そのとき、奥から本当の大釜の番人、火をふく4頭のドラゴンたちがあらわれる。
アニーの提案で「記憶と想像の水」を飲んで、ドラゴンをやっつける想像をすると、
大釜の下に燃えている炎の枝をとり、ドラゴンを巣穴へと追い返す。
二人は騎士たちのところに戻り、馬にのって門にもどり、剣をふりあげて開門を命じると
扉はひとりでに開き、門番も手をだせなかった。
吊り橋の向こうでは牡鹿がまっていたので、二人は3人とわかれ、一足早く城に戻ることにする。
無事に城に帰りつき、皆に水を1滴ずつかけようと、歩いていたときジャックは転んで水をすべて床にこぼしてしまう。
しかし、こぼしたところから黄金色の煙がたちのぼると、城と人々は元の状態に戻った。
喜ぶモーガンとアーサー王に3人の騎士たちが無事であることを伝え、城はクリスマスの飾りつけと歌と音楽でにぎわう。
二人が牡鹿で別世界にいったと伝えると、モーガンはそれが魔法使いマーリンであることがわかる。
二人を招待したものモーガンだったのだ。以前モーガンをからかってネズミにかえた魔法使いである。
マーリンは正体をあらわすと微笑み、去っていく。
二人はキャメロットのクリスマスを楽しんだ。
目を覚ますとそこはフロッグクリークの森に帰ったマジックツリーハウスの中で、
ジャックは一瞬なにもかも夢かとおもうが、アニーが招待状をみせて夢じゃなかったというのをきいて、
本当に冒険したのだと思うのだった。
二人は温かい家に戻り、ジャックは今日の冒険のことを物語にするのだった。
タイトルは「ドラゴンと魔法の水」。
ウケ度 ファンタジーしてた
印象度 読み応えあった気がする。
マジックツリーハウスシリーズの15冊目
いつも1巻に2話はいっているのが、今回は1巻まるまる一つのお話。
Mからの招待状でクリスマスのキャメロットに旅立つ二人が、剣と魔法の世界を冒険する。
今回の本には、最初に折り畳みで、これまで刊行された本の冒険の舞台と表紙がカラーページでのっていた。
折り返しは、いつもどおり、二人の着せ替え。
マジックツリーハウスでその時代にいくと、自動的にふさわしい服装にチェンジするから。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは本や自然観察が好き、アニーは活発で想像力豊か、動物とすぐに仲良くなれる。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格、
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
前回は、4つの魔法を探すたびにでていた。
今回は謎の人物の紹介状を手にモーガンの時代のキャメロット旅だつ。
明日からクリスマス休みという日。
ジャックとアニーは学校からの帰り道にハトとであう。
例によってカンのいいアニーが「モーガンからの使いだ」といって、二人はツリーハウスに向かう。
二人は夏以来モーガンに会っていなかった。
ツリーハウスは戻ってきていたが、中にたくさんあった本は消えて、巻物が1冊と、ペンシルバニア州のガイドブックだけになっていた。
巻物は招待状で、キャメロットの城でクリスマスを過ごす誘いだった、署名はM。
二人はてっきりモーガンだと思い込み、キャメロットの素敵なクリマスを思い描きながら旅立つのだった。
しかし、キャメロットの本がない。どうしょうとおもっていたが、
アニーが巻物をもって「キャメロットへいってみたい」と唱えると、ツリーハウスは出発した。
着いたキャメロットの城は荒れ果てていた。
二人はモーガンに出会うが、モーガンは招待状を送ってはいないという。
そしてキャメロットは伝説のなかの都なので、実在した場所と違って本は無いのだと教えてくれた。
二人は大広間でアーサー王とグイネビア王妃円卓を囲む騎士たちに出会う。
しかし、ランスロット卿、ガラハッド卿、パーシバル卿の3つの椅子が空いている。
モーガンによると王国が闇の魔法使いののろいをうけたため、王は魔法使いに助言をもとめ、
その指示で3人の騎士を「別世界」に派遣したが、戻ってこないのだと教えてくれる。
そして魔法使いの助言を恨んだ王がすべての魔法使いを追放し、魔法を禁止したので、
マジックツリーハウスも動かせないのだと。
二人が王に誘われて食事していると、赤と緑の衣装をきた「クリスマスの騎士」が現れ、
「王国が滅びようとしているのに、誰も別世界にいって大切なものを取り返さないのか」と呼びかける。
するとアニーが応じる。王は止めようとするが、他の騎士やモーガンとともに彫刻のようにされてしまう。
クリスマスの騎士は二人に<別世界>の大釜から、<記憶の想像の水>をくんで、持ち帰るようにいう。
そして3つのヒントを与える。
・鉄格子の門をこえると、大釜の番人がいる。
・四つの贈り物が役にたつ。クリスマスの騎士からの真紅のマント、あとはカップと方位磁石と鍵
・危機を脱したら西の方角に秘密の扉がある。
そして去ってしまった。
二人はツリーハウスに戻り、別世界に行きたいといってみると白い牡鹿があらわれた。
寒かったので二人はマントをまいて牡鹿に乗って出発した。
牡鹿は別世界の手前までつれていってくれた、入り口は鉄格子の門になっていて、両側に門番がたち、
手前は吊り橋の一本道になっている。
アニーがマントのフードをかぶると姿が消えることを発見し、二人は門番にみられずに門に近づき、
風が扉をあけたのを装って通過。
すると丘の向こうで妖精たちが輪になって歌い踊っている。
二人が近づくと妖精たちは輪をほどいて仲間にいれてくれるが、実は楽しくて抜け出られなくなる魔法だったのだ。
キャメロットの3人の騎士たちも、疲労でふらふらになりながら踊りの輪のなかにいた。
気が付いたアニーが後ろに倒れて踊りの輪をぬけて、ジャックを助け出す、
そして二人で輪にわってはいり、3人の騎士たちを助け出す。
3人の騎士にあこがれていたジャックは、会えて感動していた。
二人は騎士たちから、アーサー王から預かったという、方位磁石と鍵、カップを渡す。
疲労で眠ってしまった騎士たちを残して、二人は西に向かう。
そこにガラスの扉をみつけ、鍵ではいると、そこは水晶の洞窟だった。
部屋の一番奥に大釜があり、ジャックがアニーを肩車して「記憶と想像の水」を汲む。
そのとき、奥から本当の大釜の番人、火をふく4頭のドラゴンたちがあらわれる。
アニーの提案で「記憶と想像の水」を飲んで、ドラゴンをやっつける想像をすると、
大釜の下に燃えている炎の枝をとり、ドラゴンを巣穴へと追い返す。
二人は騎士たちのところに戻り、馬にのって門にもどり、剣をふりあげて開門を命じると
扉はひとりでに開き、門番も手をだせなかった。
吊り橋の向こうでは牡鹿がまっていたので、二人は3人とわかれ、一足早く城に戻ることにする。
無事に城に帰りつき、皆に水を1滴ずつかけようと、歩いていたときジャックは転んで水をすべて床にこぼしてしまう。
しかし、こぼしたところから黄金色の煙がたちのぼると、城と人々は元の状態に戻った。
喜ぶモーガンとアーサー王に3人の騎士たちが無事であることを伝え、城はクリスマスの飾りつけと歌と音楽でにぎわう。
二人が牡鹿で別世界にいったと伝えると、モーガンはそれが魔法使いマーリンであることがわかる。
二人を招待したものモーガンだったのだ。以前モーガンをからかってネズミにかえた魔法使いである。
マーリンは正体をあらわすと微笑み、去っていく。
二人はキャメロットのクリスマスを楽しんだ。
目を覚ますとそこはフロッグクリークの森に帰ったマジックツリーハウスの中で、
ジャックは一瞬なにもかも夢かとおもうが、アニーが招待状をみせて夢じゃなかったというのをきいて、
本当に冒険したのだと思うのだった。
二人は温かい家に戻り、ジャックは今日の冒険のことを物語にするのだった。
タイトルは「ドラゴンと魔法の水」。
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