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マジック・ツリーハウス 7 ポンペイ最後の日 (マジック・ツリーハウス (7)) [ファンタジー]
読み聞かせ時間 大人が読んで20分
ウケ度 それなりおもしろかった
印象度 しかし、どこにでも現れるなあこの二人
マジックツリーハウスシリーズの7冊目
今回はアフリカのサバンナと北極圏。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは9歳本や自然観察が好き、アニーは7歳空想の世界で遊ぶのが好き。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
前回までのお話で、二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
二人が高原のリゾートに家族ででかけようと準備していた時、
アニーが「森へ行こう」とやってくる。1週間家を離れる前に見てこようというのだ。
森へ向かう道でアニーは、地面が揺れて、火が燃えていて、埃や煙がたちこめていて、昼間でも真っ暗という悪い夢をみたという。
森にはマジックツリーハウスが戻ってきていて、モーガンが待っている。
そして二人に「Vir Fortissimus in Mundo」と書かれた紙をわたし、「この本を救い出してきてほしい」と頼む。
行先は古代ローマの都市で、マスターライブラリアンカードは見る人がみれば、価値がわかること、
困ったときは本「ローマ帝国時代の都市の様子」をみること。
すべての道が閉ざされたときには古い書物が道を示してくれること。
を伝えると二人を送り出す。今回から二人の服装は時代にあわせて自動で変わるようになった。
ツリーハウスは海に面した都市の山側の林の中についた。
本で調べると都市はポンペイで、金持ちの別荘が多いところらしい。
山はベスビオ山というとジャックが解説すると、アニーは名前が嫌な感じがする、帰りたいという。
ジャックがようやく任務があるからと説得して二人は町に向かう。
途中、鳥がまったくいなくて川がひあがっており、アニーはますます怖がるが、
町のにぎやかな様子にちょっと元気を取り戻す。
二人がフォルムと呼ばれる広場にさしかかると、預言者が「この世の終わりだ」と予言している。
神殿や剣闘士をみていると、預言者が話かけてくる、二人が「M・L」カードを見せると、
預言者は本はブルータスの屋敷にあり、みな帰ってしまって今は無人であると教えてくれる。
探し物をしたらすぐに帰るようにも忠告する。
ジャックは屋敷の雨水をためる仕組みなどに興味しんしんだが、アニーは早く帰ろうと急かす。
二人は本を探すが、見つからない、持ってきた本で調べるとこの時代は本ではなく巻物になっているとわかる。
ようやく目的の巻物を手に入れると、ジャックは中身がしりたくて、本を調べると火山が噴火している絵が目にはいる。
読んでみると、今日がベスビオ山が噴火してポンペイが火山灰に埋まった日だとわかる。
その瞬間噴火が始まり、二人はクッションを頭にのせてベルトでとめるとツリーに戻ろうとする。
町の様子が変わっていて、なかなか方角がわからなかったがなんとか橋にたどり着くが、橋はなくなっている。
川底を渡っていると、火山灰の吹き溜まりに足をとられてしまう。
モーガンの声を思い出した二人は巻物をとりだし、空に向かって投げると、
剣闘士よりも大きな男の人があらわれ、二人をかかえて川をわたってくれる。
二人は大急ぎでツリーハウスに戻るとフロッグクリークに戻る。
戻ると眼鏡は煤だらけでジャックは何もみえなかった。
Tシャツで拭いているとモーガンが声をかけてきた。巻物を渡すと「素晴らしい」と褒めてくれて
次は2週間後に古代の中国に行ってほしいという。
帰り道アニーが助けてくれたのはヘラクレスで、神話の人物だけど、
古代ローマ人は本当にいると信じていたからいるのだと話、ジャックも納得するのだった。
家に帰ると両親が、出発だと呼んでいた。
2週間後二人は、ママに「中国へいってくる」と出かける。ママは笑って送り出してくれた。
二人は本当に中国にいくってわかったらママは目を丸くするねと話ながらツリーハウスに向かう。
モーガンは二人に文字の書かれた竹の板を渡すと、その本を持ち帰ってほしいこと。
古代中国では竹簡や木簡とよばれる板を紐で結んだ本をつかっていたことを教える。
そしていつものように注意を与え、「秦の時代の中国」という本を渡し、送り出した。
着いてみると、二人の服装は当時のものになっていた。
ツリーハウスは野原に一本だけ立った木についており、田んぼの向こうに城壁が見える。
ポンペイの件で懲りた二人は本で調べてみると、今から2千数百年前、始皇帝が中国を統一した時代とわかった。
始皇帝はお金や文字、はかりの単位を統一した人だが、自由な考えを規制し、本を燃やした人であることも後でわかる。
町に向かう途中、二人は牛飼いの青年から、夜に待ち合わせをするという伝言を機織りの少女に伝えてほしいと頼まれる。
少女はお礼にと絹の糸玉をくれる。そして絹糸を作る方法は秘密なのでノートに書かない方がいいと教えてくれる。
少女の村の人たちに追いかけられた二人は荷物を積んだ牛車に隠れて都に向かう。
途中万里の長城の建設に向かう人たちに出会う。
本に夢中になっていると、牛車の農夫に見つかってしまう。
しかし二人が「M・L」のカードを見せると自分は学者で、今は始皇帝が自由な学問を禁じているので農夫になっていると明かす。
そして、二人の世界ではどの町にも図書館があって、自由に本が読めるのをうらやましがる。
学者は、二人に協力して王宮へ連れて行ってくれる。
王宮ではまさに探していた書物が燃やされようとしており、アニーは飛び出して書物を救う。
しかし、兵士と始皇帝に見つかり追いかけられる。
学者の助言で墓に逃げ込んだ二人は沢山作られた人形の兵士(兵馬俑)にびっくりしながら進んでいく。
しかし道がわからなくなった上に息苦しくなってしくる。
二人は書物に助けを求めると、少女にもらった糸玉が転がりだし、追いかけていくと外に続く階段にたどり着く。
うまく外にでた二人は、夕方には閉められてしまう城門をなんとかすり抜け、ツリーハウスに戻る。
フロッグクリークに帰ろうとしていると、伝言を頼まれた男女が手をふっているのが見える。
戻るとモーガンが二人が持ち帰った本は牽牛と織女の話で、二人は地上におりて恋人になるが、
仲が良すぎて仕事をおろそかにしたので天の川で隔てられたが、
7月7日だけはカササギのかけた橋をわたって会えるのだと教えてくれる。
そして2週間後には、また来るようにいうのだった。
ウケ度 それなりおもしろかった
印象度 しかし、どこにでも現れるなあこの二人
マジックツリーハウスシリーズの7冊目
今回はアフリカのサバンナと北極圏。
アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。
兄のジャックは9歳本や自然観察が好き、アニーは7歳空想の世界で遊ぶのが好き。
ある日二人は、森の中にツリーハウスをみつける。登ってみると中には本がたくさん。
魔法を信じる人が、その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。
帰りたいときはペンシルバニアのガイドブックを開いてフロッグクリークを指さし、「帰りたい」といえばいい。
戻るときはツリーハウスででかけた時間にもどるので、もどったとき冒険の時間はまったくたっていない。
ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、
「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。
前回までのお話で、二人はモーガンの仕事を手伝うため、マスターライブラリアン試験をうけて合格
モーガンから木のカードに「M/L」と書かれた資格の証明書のカードをもらった。
二人が高原のリゾートに家族ででかけようと準備していた時、
アニーが「森へ行こう」とやってくる。1週間家を離れる前に見てこようというのだ。
森へ向かう道でアニーは、地面が揺れて、火が燃えていて、埃や煙がたちこめていて、昼間でも真っ暗という悪い夢をみたという。
森にはマジックツリーハウスが戻ってきていて、モーガンが待っている。
そして二人に「Vir Fortissimus in Mundo」と書かれた紙をわたし、「この本を救い出してきてほしい」と頼む。
行先は古代ローマの都市で、マスターライブラリアンカードは見る人がみれば、価値がわかること、
困ったときは本「ローマ帝国時代の都市の様子」をみること。
すべての道が閉ざされたときには古い書物が道を示してくれること。
を伝えると二人を送り出す。今回から二人の服装は時代にあわせて自動で変わるようになった。
ツリーハウスは海に面した都市の山側の林の中についた。
本で調べると都市はポンペイで、金持ちの別荘が多いところらしい。
山はベスビオ山というとジャックが解説すると、アニーは名前が嫌な感じがする、帰りたいという。
ジャックがようやく任務があるからと説得して二人は町に向かう。
途中、鳥がまったくいなくて川がひあがっており、アニーはますます怖がるが、
町のにぎやかな様子にちょっと元気を取り戻す。
二人がフォルムと呼ばれる広場にさしかかると、預言者が「この世の終わりだ」と予言している。
神殿や剣闘士をみていると、預言者が話かけてくる、二人が「M・L」カードを見せると、
預言者は本はブルータスの屋敷にあり、みな帰ってしまって今は無人であると教えてくれる。
探し物をしたらすぐに帰るようにも忠告する。
ジャックは屋敷の雨水をためる仕組みなどに興味しんしんだが、アニーは早く帰ろうと急かす。
二人は本を探すが、見つからない、持ってきた本で調べるとこの時代は本ではなく巻物になっているとわかる。
ようやく目的の巻物を手に入れると、ジャックは中身がしりたくて、本を調べると火山が噴火している絵が目にはいる。
読んでみると、今日がベスビオ山が噴火してポンペイが火山灰に埋まった日だとわかる。
その瞬間噴火が始まり、二人はクッションを頭にのせてベルトでとめるとツリーに戻ろうとする。
町の様子が変わっていて、なかなか方角がわからなかったがなんとか橋にたどり着くが、橋はなくなっている。
川底を渡っていると、火山灰の吹き溜まりに足をとられてしまう。
モーガンの声を思い出した二人は巻物をとりだし、空に向かって投げると、
剣闘士よりも大きな男の人があらわれ、二人をかかえて川をわたってくれる。
二人は大急ぎでツリーハウスに戻るとフロッグクリークに戻る。
戻ると眼鏡は煤だらけでジャックは何もみえなかった。
Tシャツで拭いているとモーガンが声をかけてきた。巻物を渡すと「素晴らしい」と褒めてくれて
次は2週間後に古代の中国に行ってほしいという。
帰り道アニーが助けてくれたのはヘラクレスで、神話の人物だけど、
古代ローマ人は本当にいると信じていたからいるのだと話、ジャックも納得するのだった。
家に帰ると両親が、出発だと呼んでいた。
2週間後二人は、ママに「中国へいってくる」と出かける。ママは笑って送り出してくれた。
二人は本当に中国にいくってわかったらママは目を丸くするねと話ながらツリーハウスに向かう。
モーガンは二人に文字の書かれた竹の板を渡すと、その本を持ち帰ってほしいこと。
古代中国では竹簡や木簡とよばれる板を紐で結んだ本をつかっていたことを教える。
そしていつものように注意を与え、「秦の時代の中国」という本を渡し、送り出した。
着いてみると、二人の服装は当時のものになっていた。
ツリーハウスは野原に一本だけ立った木についており、田んぼの向こうに城壁が見える。
ポンペイの件で懲りた二人は本で調べてみると、今から2千数百年前、始皇帝が中国を統一した時代とわかった。
始皇帝はお金や文字、はかりの単位を統一した人だが、自由な考えを規制し、本を燃やした人であることも後でわかる。
町に向かう途中、二人は牛飼いの青年から、夜に待ち合わせをするという伝言を機織りの少女に伝えてほしいと頼まれる。
少女はお礼にと絹の糸玉をくれる。そして絹糸を作る方法は秘密なのでノートに書かない方がいいと教えてくれる。
少女の村の人たちに追いかけられた二人は荷物を積んだ牛車に隠れて都に向かう。
途中万里の長城の建設に向かう人たちに出会う。
本に夢中になっていると、牛車の農夫に見つかってしまう。
しかし二人が「M・L」のカードを見せると自分は学者で、今は始皇帝が自由な学問を禁じているので農夫になっていると明かす。
そして、二人の世界ではどの町にも図書館があって、自由に本が読めるのをうらやましがる。
学者は、二人に協力して王宮へ連れて行ってくれる。
王宮ではまさに探していた書物が燃やされようとしており、アニーは飛び出して書物を救う。
しかし、兵士と始皇帝に見つかり追いかけられる。
学者の助言で墓に逃げ込んだ二人は沢山作られた人形の兵士(兵馬俑)にびっくりしながら進んでいく。
しかし道がわからなくなった上に息苦しくなってしくる。
二人は書物に助けを求めると、少女にもらった糸玉が転がりだし、追いかけていくと外に続く階段にたどり着く。
うまく外にでた二人は、夕方には閉められてしまう城門をなんとかすり抜け、ツリーハウスに戻る。
フロッグクリークに帰ろうとしていると、伝言を頼まれた男女が手をふっているのが見える。
戻るとモーガンが二人が持ち帰った本は牽牛と織女の話で、二人は地上におりて恋人になるが、
仲が良すぎて仕事をおろそかにしたので天の川で隔てられたが、
7月7日だけはカササギのかけた橋をわたって会えるのだと教えてくれる。
そして2週間後には、また来るようにいうのだった。
マジック・ツリーハウス 7 ポンペイ最後の日 (マジック・ツリーハウス (7))
- 作者: メアリー・ポープ・オズボーン
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2003/04/18
- メディア: 単行本
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