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カフェ強盗団 (ラッセとマヤのたんていじむしょ) [探偵]

読み聞かせ時間 子どもは読みませんでした大人が読んで15分
ウケ度 いままで、読んだのだと、美術館が一番で、これが2番、映画館が3番かな。
印象度 展開が独特だなあ。

スウェーデンの児童書。

ラッセとマヤはマヤの家の地下室でいっしょに探偵事務所をひらいている学校のクラスメート。

このところ連続で強盗が入っているカフェへ調査をかねてやってきた。
デジタルカメラを買ったばかりなので、ラッセは写真ばかりとっている。
今日もショーウィンドウの前で写真を撮ろうとするとマヤがポーズをとっている。

カフェには警察長がきていて(のんきにケーキを食べている)、1時間前強盗が入ったと教えてくれる。
見ると脅されたレジ係の女の人が悲しそうにしている。
カフェに強盗が入るのは、これで3回目でいずれもカフェにお金がたくさんあるときであった。
二人はカフェで働いているだれかが、情報を流しているのではないかと推理。

警察長によると事件の日電話をしていた従業員はいなかったという。
また、カフェをでていった店員もいなかったという。

従業員はお菓子を焼いているウッラ・ベールナルド、大きな町に店を出すお金が欲しい。ステーベが好き。
レジ係のサーラ・ベールナルド、母親の小言にうんざりして一人暮らしをするお金が欲しい。
オーナーのステーベ・マルサーン
珈琲をいれているイタリア出身のディーノ・パニーニ。母親が入院していてお金が必要。

二人がサーラに聞き込みをすると、犯人は目だし帽をかぶっていて顔はみえず、黒ずくめの服をきていた。
声はださず、袋をおいて棍棒をふりまわしたという。
そしてディーノにウィンクしていたという。

二人は警察長といっしょにカフェを後にした。
ウッラがショーウィンドウのお菓子を並べ替えている。
ラッセはまた写真をとった。

二人が宝石店の前を通ると、シーブが立っている。
何でも婚約者が店にいるのだが、店長がいる間は行っても話しできないので、
二人で愛のサインを決めていて、ルビーの指輪がでている間は店長がいるというサインにしているという。

探偵事務所に帰ったラッセは「愛のサイン」からヒントを得て、
ショーウィンドウの写真から、並んでいるお菓子の頭文字がサインになっていることに気が付く。
はちみつパイ
いちごのディニッシュ
レーズン・サンド
この頭文字で「ハイレ」になっているのだ。
帰るときのショーウィンドウの写真は
タルト
いちごショート
キャラメル・ウエハース
この頭文字で「タイキ」になっている。

暗号を解いた二人は警察長とともにカフェにいき、強盗から予告がきたといって、
お菓子を並べ替えて「ハイレ」にすると、ラッセとマヤはお客のふりをして、
警察長はレジの陰にかくれた。
そしてレジ係のサーラに、レジをあけたら気を失ったふりをするようにいった。

緊張のなかまっていると、まずパッレビの教会管理人がはいってくるが、この人は純粋にお客。
次に本物の強盗がはいってくるが、サーラが気を失ったふりをしたので、
棍棒を置いて、お札を袋につめはじめた。そこを警察長が捕まえた。

強盗の正体はオーナーのステーベで、動機は税金を払うのがいやだったから。
盗んだお金でもっと大きな町でカフェを開くつもりだといっていた。
そしてウッラが自分が好きなのがわかって利用したのだ、本当に好きなのはディーノとも告白した。

ウッラとステーベは警察長に連行され、二人はサーラとディーノから、いつでもただでお茶をしに来てといわれるのだった。
二人の活躍は翌日の新聞にのった。


カフェ強盗団 (ラッセとマヤのたんていじむしょ)

カフェ強盗団 (ラッセとマヤのたんていじむしょ)

  • 作者: マッティン ビードマルク
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2009/02/28
  • メディア: 単行本



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