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サバンナ決死の横断 (マジック・ツリーハウス (6)) [ファンタジー]

読み聞かせ時間 大人が読んで15分
ウケ度 そこそこおもしろい
印象度 無茶するなあ・・・パジャマで北極圏とか。


マジックツリーハウスシリーズの6冊目

今回はアフリカのサバンナと北極圏。


アメリカペンシルバニアのフロッグクリークに住む、ジャックとアニーの兄妹。

兄のジャックは9歳本や自然観察が好き、アニーは7歳空想の世界で遊ぶのが好き。

二人が家に帰ろうとしていると、森の中にツリーハウスをみつける。

登ってみると中には本がたくさん。

その中の本を開いて指さし、「行きたい」と願うと、絵の中の時代に行けるのだ。

ツリーの持ち主は、アーサー王の姉モーガン・ルー・フェイであるとわかり、

「魔法使いであり、図書館の司書としてすぐれた本をあつめ、読みたい人が読めるようにする仕事をしている」という。

ツリーハウスには彼女の魔法がかかっていて、魔法を信じるひとならだれでも、本の中へいけるのだ。

モーガンは一旦キャメロットに戻るもどるが、魔法でネズミに変えられて二人に救助をもとめてくる。

二人は4つの謎をといて、モーガンの魔法を解き、モーガンは再びキャメロットに戻る。

前回で戻ってきたモーガンは、悪い魔女が狙っているので、本を集める仕事ができなくて困っている。

二人がマスターライブラリアンになって、手伝ってくれると助かるともちかける。

大喜びで承知した二人は、マスターライブラリアンの試験に挑戦して4つの謎をとくことにする。

前回二つの謎をといてた二人は、残りの謎に挑むのだった。



二人がお昼ご飯のお使いにでかけ、リュックに食パンとピーナッツバターを背負って家に戻ろうとしていると、

見たことない鹿に似た動物(トムソンガゼル)をみつける。直感的にモーガンの使者だと思った二人は

森の中にマジックツリーハウスを探しにいくことにする。

ツリーではやはりモーガンがまっていて、今度の謎の巻物と行先の本を差し出す。

行先はアフリカのサバンナで、モーガンは「ライオンに気をつけて」と送り出すのだ。

ついてみると窓からキリンがのぞいている。

窓からみるとアフリカ東部サバンナは春も終わりで、動物たちは北へ移動するためマラ川を渡るため集まっており

見渡すかぎり、シマウマやガゼル、ヌーがいる。

ヌー達が川を渡るのをためらっているのをみたアニーは、自分が助けると飛び出していく。

ジャックはあわてて、巻物を読んでからおいかける。

問題は「私は金色でトロリとしています。でも、私の周りには危険がいっぱい。私は何でしょう」だった。

川岸でヌーに声をかけていたアニーだが、突然消えてしまう。

ジャックがかけつけると川岸の底なし沼に落っこちていた。ジャックが棒を伸ばして助け出す。

そのときヌーの群れがアニーにいる方にわたり始めた。このままでは底なし沼に突っ込んでしまうので、

二人は必至で川岸を走って群れを誘導、安全にわたらせる。

ほっとしたのも束の間、大きな笑い声が聞こえてくる。ハイエナの鳴き声だった。

肉食だが怖がりと本で読んだジャックは、二人で怖い顔をして大声をだしておいはらう。

池で体を洗おうとすると、象がシャワーを浴びせてくれた。

そのときけたたましい声で鳴く灰色の小鳥がやってくる。

アニーは小鳥が呼んでいるといってついて行ってしまう。

ジャックが追いかけると、小鳥は広場で止まる。

本で調べると鳥はミツオシエで、マサイ族に蜂の巣があるところを教える鳥だとわかる。

二人は蜂の巣をみつけると地面に落として蜂蜜をなまめた。そしてなぞなぞの答えが「ハニー」だとわかる。

そこにマサイ族の戦士があらわれる。二人は蜂蜜どろぼうとおもわれるかとびっくりする。

そして仲良くなるため、もっていた食パンとピーナッツバターと蜂蜜でサンドイッチをつくって3人で食べた。

なんとかわかってもらったようで、二人は別れを告げてマジックツリーハウスに戻ろうとする。

するとツリーハウスの乗っている木の下にライオンの一家が昼寝している。

本を読むと狩りでおなか一杯になったライオンはそれほど危険ではないと書いてある。

そっと近づこうとするとハイエナが大きな笑い声を出す。

二人はライオンが起きてしまうのではないかと思うが、大声で追い払うこともできない。

ジャックはライオンのキリンには近づかないと書いてあったのを思い出すと、とっさにキリンのお腹の下に入り込む。

キリンがツリーハウスに近づいたところで大急ぎで縄梯子をのぼって、なんとかフロッグクリークに帰り着く。

家に帰りながら、二人は食パンとピーナッツバターを食べてしまった言い訳を考える。

ジャックは「理由は一言じゃいえないっていう」というのだった。



夜中に白い梟がジャックとアニーを呼びに来る、二人はパジャマで懐中電灯をもって家を抜け出す。

森ではモーガンがまっていて、巻物と本を差し出す。

本をみたジャックは北極圏に行くとしって、「凍えてしまう」と止めようとするが、アニーは呪文をとなえしまう。

モーガンが「迎えをたのんでいる」というのを聞きながら二人は旅立った。

二人は歯をガチガチ鳴らしながら巻物を読むと

「私は本当の姿をおおいかくして見えなくします。さらに勇気を引き出すことができます。私は何でしょう。」だった。

本を読んでみると、季節は春らしい。そして狩りの名人はアザラシの皮でできた理想的な防寒着をきていることを知る、

二人が凍えていると、本にでていた狩りの名人が犬ぞりで現れる。

アザラシの皮でつくった防寒着と毛皮のブーツと手袋をつけると、やっとおちついた。

ジャックは謎のことを狩りの名人にきいてみるが、わからないという。

二人は犬ぞりにのせてもらってイグルーにつれていかれる。

狩りの名人はイグルーの小さなストーブをつけてアザラシの肉を雪で煮て、犬にエサをやる。

そして、アザラシを気の毒がるアニーに、アザラシたちが厳しい自然のなかで誰かの役にたっていることをしっているので、

感謝して余すところなく使っていること。感謝の儀式のために面をかぶることなどを教えてくれて、面をみせてくれる。

面はホッキョクグマの魂に感謝するために使うために狩りの名人が彫ったのだという。

そしてホッキョクグマが祖先に雪と氷の世界の暮らし方を教えてくれたという。

アニーが犬にエサをやっているとホッキョクグマの子どもがあらわれる。

二人は大喜びで追いかけながらじゃれあって遊んでいると、氷の薄い海岸ちかくまで来てしまい、戻れなくなってしまう。

そこに母熊が現れると、氷の上を腹這いになって体重を分散させてわたってくる。

二人は母熊をおそれて、熊のお面をかぶることにする。

母熊は子ども達を背中に乗せると岸にむかっていった。二人も真似して岸に戻ることができた。

そのときホッキョクグマが空の飛び方を教えてくれるといった狩りの名人の言葉を思い出す。

二人は熊の前でおじぎをしたり、踊ったりして感謝する。そのときオーロラが現れる。

二人が本でオーロラのことを調べているうちにクマはいなくなり、狩りの名人が探しにきてくれる。

二人は「お面をかぶったらクマになったような気がして勇気がわいてきた」といったとき、なぞなぞの答えがマスク=お面であると気が付く。

狩りの名人に頼んでツリーハウスに戻ると、正解だとわかったので、服を返して名人と別れるが、

フロッグクリークの本をひらいて「ここへ帰りたい」といっても何もおきない。

みるともう一つ巻物があらわれていて「私は、あななたちの大好きな場所です。ヒントは最初の文字」と書いてある。

謎の答えはオイスター、エコー、ハニー、マスクなので、頭文字を組み合わせて「HOME」になると気が付く。

ようやく凍える前に呪文がきいてフロッグクリークに帰ることができた。

帰るとモーガンが現れて、マスターライブラリアン協会の会員の証しだといって木のカードをくれる。MLの文字が書いてる。

そして冒険にでるときには持ち歩くように言う。

二人はカードを大切にパジャマのぽっけにいれると家にもどるのだった。


サバンナ決死の横断 (マジック・ツリーハウス (6))

サバンナ決死の横断 (マジック・ツリーハウス (6))

  • 作者: メアリー・ポープ オズボーン
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本



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