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なぞの映画館 (ラッセとマヤのたんていじむしょ) [探偵]

読み聞かせ時間 子どもは読みませんでした大人が読んで15分
ウケ度 美術館の話の方がよかったな。これはイマイチ
印象度 なんだか話が拡散している感じがした。

スウェーデンの児童書。

ラッセとマヤはマヤの家の地下室でいっしょに探偵事務所をひらいている学校のクラスメート。

二人が事務所で新聞を読んでいると、犬がつれさられ、お金が要求される事件がもう3件もおきていて、
お金を払っても戻っていないことを知る。
二人はいろいろ推理してみるが、なかなかいい考えがうかばない。
そこで、気分転換に映画館にいくことにした。

映画館につくと、警備員が列にわりこんだ男をつまみ出すところだった。
もみあっているうちに、警備員の袖がまくれて高価な時計と、そこに挟み込んだトランプのカードがみえる。
さらには上映係は毎日タクシー出勤していることがわかった。
二人はずいぶんお金持ちらしい。
さらには、映画館のなかにいる売り子は、手を振ってもちっとも近づいてこない。
しかも、上映がはじまると一番前の席にすわりこんで動かない。
マヤは「あんな仕事で首にならないのかしら?お金もちなので首になってもかまわないのかな?」と考える。

上映中にラッセは床の方から不思議な音をきいて、確かめるために外にでる。
すると、チケット係と警備員がポーカーをしている。話から上映中いつもポーカーをしていて、
いつも警備員が勝っているらしいことがわかる。

ラッセは地下におりると、男女のトイレと倉庫を発見。
倉庫には丈夫な南京錠がかけられている。そこから犬の鳴き声が聞こえている。
新聞によると誘拐された犬は口笛で歌うというので、ラッセがそっと口笛をふくと反応がある。
そこで警備員にみつかって、トイレだといって逃げ出した。

ラッセはマヤのところにもどって、犬がいたことを伝える。
ちょうどそのとき、フィルムが切れて上映係が「つなぎなおすのでおまちください」という。
映画がおわるのをまってカフェに移動すると、二人は映画館の誰かが犬の誘拐犯だと推理する。
しかし、上映中に(犬が誘拐されたのは映画の上映されている時間だった)映画館を抜け出せる人はいそうもない。
そこで二人は張り込みをすることにした。

映画は7時の回がはじまった。
すると警備員がでてきて、ぶらりと散歩するとアイスを買って映画館に戻る。
どうやらイカサマポーカー相手のチケット係に罪滅ぼしのアイスをおごってあげるらしい。
ふたりは映画館に戻るが、チケット係と警備員はポーカーを続けており、
上映係はフィルムが切れたらすぐになおしたので映写室にいるはず、
そして映画館のなかには売り子の帽子がみえている。

二人は倉庫にいってみると、南京錠があいていて、だれかが中にいる。
とっさにドアをしめて南京錠をかけて、相手を閉じ込めると、映画にきていた警察長を呼びにいく、
警備員、チケット係、上映係もやってくるが、上映係は足にギプスをしており、タクシー通いはそのせいだったらしい。

というわけでドアを開けるとでてきたのは売り子。
椅子に帽子をのせて、ぬけだしていたのだ。
動機は映画がすきなのが高じて高価なホームシアターを買ってできた借金を返すため、犬の誘拐を思いついたのだった。

そのとき上映係が「何時だ?フィルムを止めなくちゃ」というので、
マヤが警備員に時間をきくと、時計に挟まったトランプがでてきて、いかさまがばれてしまう。
犬も売り子におしっこをかけて、腹いせをする。

翌日の新聞に二人の活躍が乗ったのでした。


なぞの映画館 (ラッセとマヤのたんていじむしょ)

なぞの映画館 (ラッセとマヤのたんていじむしょ)

  • 作者: マッティン・ビードマルク
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2009/06/25
  • メディア: ハードカバー



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