SSブログ


1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ

ボンヤリどうぶつえん [動物]

読み聞かせ時間 子どもはよまなかった。親は15分で読めた。1話だけ読んだ5分弱だった。
ウケ度 かなりうけていたが、自分では読まない。不思議だ。
印象度 この不条理な展開はどうしておもいつくんだろう。

ナマケモノのはなし
ナマケモノは動くのが遅いので、動物園から飛行場まで半年、インドまで20年、ネパールまで5年。そしてチョモランマに上るのに30年かかった。だからおじいさんになってしまって、もう帰ることはできない。でもチョモランマにつかまって動物園の話をしてあげているんだ。でもしゃべるものおそいんだけど。

オオトカゲのはなし
オオトカゲは大きいので顔が沖縄、しっぽは北海道にのっている。足を海に突っ込んでバチャバチャしたら、日本列島が南にいったり北にいったりした。動物園の人が海にはいって顔だけうかせて、日本のいろんな動物園からエサをもらいなさいというので、そうしていたら、「首だけだして、あとは水のなかなんだから、水族館へいけ」っていわれてたけど、心が広いので許してやるんだ。

クロヒョウのはなし
最近太ってしまって、なぜかというと、夜中にクロマメがやってきて口にはいるから。
でもお医者さんにいっても信じてもらえないんだ。

ヘビのはなし
飼育ががりのおじさんの頼みで、相撲取りのまわしの役をやっているんだ。
負けそうになると首をだして、助けてやるんだ。

ゴリラのはなし
草原にねていたら、手術されてクワガタのツノがつけられてしまった。つけたやつはこれで世界一の大クワガタができた、大金持ちだといっている。オオクワガタなんてなりたくないのに。

カバのはなし
かば焼きがカバをやいたものだと思って泣いていたら、おじさんがウナギをやいたのだと教えてくれて、ついでに食べさせてくれた。おいしかった。名前だけは変えてほしいので、動物園でアンケートとったら新しい名前の一位はおかばやきだった。

キリンのはなし
人間のふりしてバスケットボールの選手をていたら、バレそうになった。
うまくごまかしたけど、祝勝会で草を食べていたらみつかってバレちゃった。
それで今度はコーチをしているんだ。

カメレオンのはなし
動物園のそばに「おばけざか」がある。
カメレオンがお化け見たさにいってみると、おばあさんのろくろっ首にあった。
あんまり弱っていてかわいそうなので、今はカメレオンが舌でペロリとやってかわりをつとめている。

サイのはなし
夜中に角をひからせて空に昇って月のかわりをしていたら、月にみつかってチャンバラになっちゃった。

ゾウのはなし
歳をとって動物園を引退したおじいちゃんゾウを訪ねて行ったら、元気になって海にいるという。
どうやら人間の老人より皺が多いのがめずらしくて、みんなでゾウのしわをひっぱったら、
マッサージになって元気になっちゃったんだって。

おはなしの間には6コマ漫画があった。


ボンヤリどうぶつえん (理論社のようねんどうわ)

ボンヤリどうぶつえん (理論社のようねんどうわ)

  • 作者: 長 新太
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 1996/02
  • メディア: 単行本



タグ:長 新太
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

[PR]絵本・児童書 ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。