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アルフはひとりぼっち (子どもの文学・緑の原っぱシリーズ (2)) [家族]

読み聞かせ時間 自分で読んで15分。中学女子独りで読んで25分
ウケ度 それほどうけなかったようです。小学生男子は見向きもしません。
印象度 なんといっても主人公のロバの絵がかわいいです。目がキュートですが、ディフォルメがいきすぎな感じがありません。

アルフは、おじいさん、おばあさんに飼われているロバです。
農作業をてつだったり、週に一度は市場に荷物を積んでいきます。

おじいさん、おばあさんの家には他にカナリアや犬や猫がいるのですが、
この3匹はなにも仕事をしないのに、おじいさんおばあさんに可愛がられているとアルフは不満でした。

そこで、3匹の真似をして、朝おじいさんとおばあさんの寝室の窓の外で歌ったり
おじいさんにじゃれついてみたり
おばあさんの膝にのろうとしたり
やってみましたが、二人の反応は3匹と大違い。
それどころかアルフの頭がおかしくなったといいます。

アルフはとうとう家出することにしましたが、遠くの国へいくよりも
家の屋根に上ってどうなるか見物することにしました。
アルフは一生屋根にいるつもりで夜屋根に飛び乗ります。
寝ていたおじいさんがびっくりして、窓から屋根をみあげると、アルフの長い耳が見えて
おじいさんはてっきり魔女だと思い込みます。

翌日、アルフがいなくなっていたので、二人はアルフは魔女にさらわれたと思い込みます。
一時はアルフがいなくなって、二人も3匹も悲しみましたが、
やがて慣れて新しいロバを飼おうといいだします。実際ないと不便だったのです。

アルフは屋根の上でいろいろ考えて、いままで3匹はなんの仕事もしていないと思っていたけど、
カナリアはきれいな歌でみんなを明るい気持ちにしてくれたこと
猫のおかげてネズミがいないこと
犬がみはっているのでキツネが卵をとらないこと
などに気が付き、自分がまちがっていたと思います。
帰るべきだと思いますが、一生家出するとけっしんしたのと、屋根からおりるのがこわくなったので、できません。

しかし嵐のよる、耐えきれなくなって物音をたててしまい、気が付いた二人がまた魔女だとさわぎだします、
おばあさんの提案でおじいさんは一番おおきな鍋とスプーンをもって庭にでると、大きな音をたてて魔女を追い払おうとします。アルフはびっくりしておじいさんをよく見ようとして煙突を放してしまい、庭に落っこちます。

ふたりは魔女を追っ払いアルフを取り戻したと大喜び、
アルフを家にいれて、チョコレートをのませてくれました。
そして、これまでよりは好物をくれたり、頭をなでてくれるようになったのでした。

アルフは他の動物たちも仕事をしていることで、不満がなくなったのでした。
しかし、市場でおじいさんが「魔女をやっつけた」と話しているのをきくと笑ってしまうのです。


アルフはひとりぼっち (子どもの文学・緑の原っぱシリーズ (2))

アルフはひとりぼっち (子どもの文学・緑の原っぱシリーズ (2))

  • 作者: コーラ・アネット
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 1998/04/10
  • メディア: 単行本



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