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ルピナスさん―小さなおばあさんのお話 [仕事と生活]

読み聞かせ時間 9分57秒
ウケ度 まったくうけませんでした。
印象度 絵がおとぎ話のようできれいでした。

ルピナスさんは、本名はアリス・ランフィアスといいます。
小さなおばあさんで海の側の家に一人ですんでします。
小さなころおじいさんと住んでいたアリスは、大きくなったらいろいろな国へいって
そのあと海の側にすむといっていました。
おじいさんは「いい考えだね。でも、世界をもっと美しくするために何かしなくてはいけないよ」といいます。
小さかったおばあさんは何をしたらいいかわからなかったけど、そうしようと思ったのでした。

大人になって図書館で働きながら、いろんな国を旅行しますが、
ある国でラクダから降りるとき背中をいためてしまいます。
それから旅行はやまえて海の側の家にすむことにしました。

家の周りには花のタネをまきました。その中にはおばあさんが大好きなルピナスの花もありました。
そのルピナス種が風や鳥のおかげで丘の向こうでも咲くようになります。
それをみたおばあさんは、世界を美しくする方法を思いつき、
村中にルピナスのタネをまいたのです。
みんなは頭のおかしいおばあさんといいましたが、次の春には村中がルピナスに包まれ、
村の名物になったのでした。

物語の語り手である、ルピナスさんの姪のアリスが
「大きくなったら世界の国々をみてまわって、最後は海の側の家に住む」というと
ルピナスさんは
「そのほかに、世界をもっと美しくする方法をかんがえないといけない」といいます。
アリスは
「何をしたらいいかわからないけど、きっとそうする」というのでした。

淡々と語られていますが、長い時間の流れですよね。
絵がおとぎ話のようで和みます。
ルピナスさん自由ですよねえ。



ルピナスさん―小さなおばあさんのお話

ルピナスさん―小さなおばあさんのお話

  • 作者: バーバラ クーニー
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 1987/10/15
  • メディア: 大型本



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