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赤いろうそくと人魚 (1年生からよめる日本の名作絵どうわ) [ファンタジー]

読み聞かせ時間 測るの忘れたけど、多分10分程度
ウケ度 さびしい話だけど、小4男子がだまって最後まできいていた。
印象度 何度かよんだけど、やっぱり幻想的でちょっとホラーないい話だな

さびしい北の海にすむ人魚は、子どもを人間と共に育てようと、陸に産み落とします。
陸の街にはお宮があり、そこのお宮に上る石段の下に、お参り用のろうそくを作って売る老夫婦があり、お宮にお参りしたおばあさんが人魚の子どもをみつけ、神様が下さった子供と信じて家に連れ帰り育てます。
子どもは美しい娘に育ち、人前にでれはしないものの、おじいさんの作ったろうそくに赤い絵の具で絵をかいて、老夫婦を助けるようになります。そして不思議なことに、絵をかいたろうそくを持ってお宮にお参りし、その燃えさしをもって海にでると、海で命をおとさないと評判になり、ろうそくはどんどん売れるようになりました。
しかし、ある時南から香具師がやってきて、娘が人間でないのを知ると、見世物にしようと老夫婦に売ってくれるよう交渉しはじめます。初めは神様からの授かりものと断っていた老夫婦も、ついにお金に心をうごかされて、娘を売ってしまいます。
娘は売られていく直前、時間がなかったので何本かろうそくを真っ赤にぬっていきました。
その後、真夜中にびっしょり濡れた女が真っ赤に塗られたろうそくを買い求め、お宮にあげにいきました。するとその夜は大嵐になり、娘をのせて南に船出した香具師の船も転覆しただろうと思われた。
その後、誰もろうそくを買わないのに、夜ごとにお宮に真っ赤なろうそくがともされ、海があれるということが続くようになり、とうとうお宮のふもとの町はなくなってしまったのでした。


赤いろうそくと人魚 (1年生からよめる日本の名作絵どうわ)

赤いろうそくと人魚 (1年生からよめる日本の名作絵どうわ)

  • 作者: 小川 未明
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2012/09/29
  • メディア: 単行本



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