世界の発明・発見事典 学習漫画 世界の伝記 別冊 (学習漫画 世界の伝記)

読み聞かせ時間　パラパラめくっていたようなので、家においてもいいかもね。
ウケ度　それなりおもしろかったようです
印象度　全部は無理だけど、ときどきめくるのはおもしろそう

学習漫画世界の伝記のおまけの一冊。

科学や技術の進歩、人々の暮らしの向上に役だっている300項目の発明・発見をとりあげて解説。

重要な項目はエピソードを漫画をいれて解説。字だけで解説している項目がある。ページの下欄外にもあまり重要ではないが関連する項目がある。脇にはむずかしい言葉の解説など。

第1章　古い時代の発明発見
火　人類の最大の発見の一つ。50万年前に北京原人が使っていたことが確認されている。3万年前には火を起こしていた。

文字
正座
カレンダー
布・衣服
お金
石器
金属
地図
陶磁器
弓矢とやり
車輪


第2章　身の回りの発明・発見
米・・・前4000年前、大昔のアジア（ミャンマー・タイ、中国南部）で自生していたものを改良して畑で作ったのがはじまり。前3000年ごろ中国で水田でつくっていたことが確認されている。紀元頃日本に渡った。昔は貴族だけがたべていたが、明治以降は広く食べられるようになった。

パン、その他食品

セロハンテープ、鉛筆など文房具

テレビ・ラジオなど電化製品
メガネ時計望遠鏡など

自転車、かさ、スキー、マッチ、など

映画や新聞や本。

カメラと写真・・・アラビアでは9世紀末頃カメラの原理が考え出され、ものの姿をスクリーンに映し出す機械「カメラ・オブスキュラ」がつくられた。見世物としてヨーロッパでも使われていた。1827年フランスのニエプスが写真として光の像を保存するのに成功した。ニエプスの共同研究者ダゲールがダゲレオタイプという新しい写真を開発。これがっ現在の写真。当時は採るのに8時間かかった。1888年に銀行員だったイーストマンが簡単に写真をとる方法を発見し小型カメラを作った。

将棋やチェス

ファスナーやボタン

水道、風呂

レントゲン、ワクチン、注射器など


第3章　社会と産業の発明・発見
飛行機、気球・飛行船など乗り物

灯台

コピーやファックスなど

コンピュータ

火薬

蒸気機関と鉄道・・・1804年イギリスのトレビシックがワットの蒸気機関を使った蒸気機関車を完成。時速4キロで人が乗るところはなかった。しかしレールがこわれやすく実用化はされなかった。
スチーブンソンは鉱山で使う機関車を研究。1823年ごろまでに十台以上を試作。1825年ロコモーション号でストックトンとダーリントンの間を走り成功。38代の車両を引いた。1829年きかんしゃレースでスチーブンソンの息子が作ったロケット号が完走。鉄道会社で採用された。
1879年電気機関車、1912年ディーゼル機関車がドイツで発明。

エンジン、モーターなど

大量生産

ロボット

ICとLSI

歯車、ねじ、ボールベアリング

アルミニウム・プラスチックなど


第4章　科学上の発明・発見
浮力の原理・・・前250年ごろアルキメデスが発見。有名な王冠の漫画がのっていた。

パスカルの原理

超伝導

相対性理論

ビタミン

DNA

大陸移動説

ゼロの発見・・・550年ごろインドで発明された

などなど


第5章　新世界と遺跡の発見

アメリカ大陸への航海・・・1492年コロンブスが成し遂げたが、彼は東方見聞録を読んで思いつき、いろんな王族に話をもちかけてたが、発見したときの要求が大きくて拒否されたらしい。結局スペイン女王イザベルの援助で西インド諸島をはっけん。しかし4回の航海では金はみつからず、3回目に南アメリカに到達するも、認めてもらえないまま失意のうちに亡くなった。
アメリカの名前はコロンブスの後に美波アメリカ大陸を探検したイタリアのアメリゴ・ベスプッチの名前からとられた。

世界一周

南極大陸

ロゼッタストーン

トロヤ遺跡

などなど

巻末に年表と索引あり。

世界の発明・発見事典 学習漫画 世界の伝記 別冊 (学習漫画 世界の伝記)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 1989/09/20
• メディア: 単行本