ダンデライオン

読み聞かせ時間　約7分
ウケ度　低学年までですが、年に数度はリクエストきて読みました
印象度　そのままのあなたがいいという話なんですが、見事に子ども向けになっていると思います

ダンデライオンはキリンのジェニファーさんにお茶に招待されます。
ちょうどその日たてがみを切ろうとおもていたので床屋にいきます。

すると出来上がりがあまり気に入りません。
これからおよばれなので心配したダンデライオンは床屋に進められるまま、たてがみにカールをかけます。

そうすると服と合わなくなってしまったので、しゃれた服を買い。さらに進められてステッキと帽子も買います。
すっかりめかしこんだダンデライオンは花屋でタンポポを買うとジェニファーさんの家に向かいます。

しかし、めかしこんだダンデライオンを見たジェニファーさんは、ダンデライオンだとわかりません。
「家をまちがえたんでしょう」とドアを閉めてしまいます。

ちょうどそこに強風と雨が襲って、せっかくかけたたてがみのカールはなくなり
帽子は吹き飛ばされ、ステッキはなくしてしまいます。びしょびしょの服も脱いでしまいました。

そうしてジェニファーさんの家に戻ったダンデライオンは階段の下にあるタンポポを摘んで、
再び呼び鈴を押します。

今度はダンデライオンだと分かったジェニファーさんはダンデライオンを中にいれ、
みな暖かく迎えます。

ジェニファーさんが、「さっき洒落たかっこうのライオンが来た」というと、
ダンデライオンは笑いながら「それは自分だ」と告げます。

ジェニファーさんは謝りますが、ダンデライオンは「このままの自分がいいってよくわかりました」
というのでした。

ダンデライオン (世界傑作絵本シリーズ)

• 作者: ドン フリーマン
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 2005/02/25
• メディア: 単行本