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時計つくりのジョニー [仕事]

読み聞かせ時間 15分
ウケ度 かなりうけていました(小3男子)
印象度 途中かなりかわいそうで劇的で最後ファンタジーみたいな

ジョニーは手先が器用で、のこぎりや金槌をつかうのが大好き。でも両親や先生はジョニーのそんないいところはみとめてくれません。ジョニーがなにか作り始めると「また、ばかなことをしている」というのでした。
ジョニーはある日「大時計の作り方」という本を読んで自分も大時計を作ろうと思い立ちます。しかし両親はもちろん、先生まで「あなたは小さいからそんなことは無理」といいます。この先生の言葉からジョニーは学校でも「おちびさん」といじめられるようになります。
しかし、スザンナだけはジョニーの言葉を信じてくれました。ジョニーはスザンナの言葉に励まされて大時計を作りはじめます。
 本体と文字盤は作ることができましたが、歯車と軸、おもり、鎖、ふりこは作れないので買うしかありません。でも金物屋さんにはないし、自動車工場もあたってみましたが、ありません。両親はもちろん買ってくれないし、困り果てたジョニーはスザンナに相談します。スザンナは鍛冶屋のジョーに相談したらといってくれました。
 ジョーのところには、ふりこ以外はすべてありました。親切なジョーは振り子も作ってくれました。ジョニーは大喜びで部品をもって家に帰ろうとしますが、途中でいじめっ子にあって、せっかく手に入れた部品をすべてとられてしまいます。 ジョニーが泣いているとスザンナがいじめっ子が部品をすてたところを教えてくれます。
 ジョニーが家に帰ってようやく大時計を完成させようとしていると、お父さんが「散歩にいこう」といいます。どうして大時計を完成させたいジョニーはそういってお父さんにお願いします。ジョニーがかわいそうになったお母さんが味方してくれて、ジョニーはなんとか大時計を完成させることができました。
 その夜、時計の音をきいていると、お父さんが「うるさい」といいます。ジョニーは時計に毛布をかぶせて音を聞こえなくしました。翌朝お父さんの時計が止まってしまいます。出張で汽車に乗ろうとしていたお父さんは大弱り。ジョニーは自分の時計の時間を教えてあげますが、お父さんは信用してくれません。しかし、駅にいってみるとジョニーの時計が正しかったことがわかりました。お父さんはすっかりジョニーを見直し、大時計を玄関に飾って、時計のお披露目のお茶会もしてくれました。ジョーとスザンナが招待されました。
 学校でもジョニーが大時計を作ったことが知れ渡り、みなジョニーを見直したのでした。
 そして、ジョーの誘いで、ジョー、ジョニー、スザンナは会社を作り、ジョニーは国一番の時計つくりになりました。

時計の振り子の速さを変えるため、重りの位置をかえると、針が「ちーくたーく」動いたり「ちくたくちくたく」動いたりするところが一番うけていました。
私もこれで振り子時計の仕組みを初めて知りました。結構職人技なんですねえ。



時計つくりのジョニー

時計つくりのジョニー

  • 作者: エドワード アーディゾーニ
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 単行本



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