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だいこんどのむかし (日本みんわ絵本) [生活]

読み聞かせ時間 5分
ウケ度 まあまあ
印象度 ほのぼのした太い線と水彩の味のある絵。ゆっくりとした展開、さっぱりとした後味。すきです。

ある村で、青菜の種をまいたけど、なぜかその年は芽が出てこなくて、生えてきたのは大根1本。村人はその1本を大切にしていたら、どんどん大きくなっていった。
さて、収穫しようとしたら、突然雨雲が広がって、雷がなった。
村人が「ゆきおろしさま、なったぞう。」というと、大根が泣き出して「大根おろしにしないでくれ」と言い出す。
言葉を話す大根を食べては罰があたると、村人は抜くのをやめて、世話をし続けた。
巨大な大根のおかげで、村には大風も大雪もなくなった。
しかし、大根は肥料をたくさん必要とするので、村人たちはだんだん世話が大変に思うようになった。そして長い間、大風大雪にあっていないので、その大変さも忘れ、大根をありがたいと思わなくなった。
とうとう大根は出て行ってくれと言われ、村を出て行ってしまう。
すると大雪と大風で村は大変なことになり、村人は大根が帰ってきてくれることを願うが、もう二度とみつからなかった。

大根が村をでるとき、先が二つに割れた足?で夕日に向かっていく絵が哀愁ただよっていてよかった。大根の後ろ姿?がかなしそうだった。


だいこんどのむかし (日本みんわ絵本)

だいこんどのむかし (日本みんわ絵本)

  • 作者: 渡辺 節子
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 1984/09
  • メディア: 大型本



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