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ずどんと いっぱつ―すていぬシンプ だいかつやく [動物]

読み聞かせ時間 9分58秒
ウケ度 そこそこ
印象度 話より絵の方が印象的、水彩画でぬりたくった部分と油絵ぽくみえる部分と、細いペンで影をこまかく塗った部分がまざったような渋い絵

あるところに子犬が産まれた。他の子犬はみんなもらい手が見つかったのにシンプだけは引き取り手がない。それはシンプがまっくろでふとっちょで、尻尾はぷつんときれたねもとだけの醜い子犬だったから。飼い主は引き取り手がないシンプをゴミ捨て場にすてていった。
ゴミ捨て場はねずみの縄張りで、一晩だけとめてもらったけど翌日でていけといわれ、町ではごみかんを漁ろうとしたら猫に追いたてられ、めちゃめちゃに逃げているうちに野犬狩りにみつかってつかまった。
つかまっていた他の犬たちにおどされたシンプは野犬収容所ですきをみて積み上げてあった箱を踏み台にして壁を越えて逃げる。(ここがいちばんうけた)
その後田舎ににげて、サーカスにたどりつき、ピエロのおじさんに拾われた。しかし、ピエロのおじさんは曲芸がうけなくて、その夜にでもサーカスを首になりそうなところ。シンプはおじさんの大砲の芸をみて、自分が弾になることを思いつく。そしてだれにも内緒で大砲にもぐりこむ。
なにもしらないおじさんが大砲の弾を紙をはった輪でうけると、弾がいきなりまっくろな子犬になってびっくり。おきゃくさんたちも拍手喝さい。
団長はピエロのおじさんのためにお祝いをし、ふたりの芸はあちこちでおおうけし、ふたりは幸せにくらしました。

ストーリー的にはよくある感じだけど、絵が印象的だし、おさえた感じの表現がしずかな感動ってかんじでした。


ずどんと いっぱつ―すていぬシンプ だいかつやく

ずどんと いっぱつ―すていぬシンプ だいかつやく

  • 作者: ジョン バーニンガム
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 1995/03
  • メディア: 単行本



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