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ねずみのラットのやっかいなしっぽ [仕事]

ピータ・ラビットのシリーズかと思ったら違ったのですねえ。でも雰囲気はおんなじ感じですねえ。ピータラビットのほうが皮肉がきいてるかんじですが。

ラットは泥棒でした。グレーラビットの家に泥棒にはいったとき、みつかってりすのスキレルに尻尾を片結びにされてしまいます。それからというもの、しっぽがつっかえて隙間からはいれないし、階段で音がするし、逃げるときは邪魔だし。食べ物もろくにとれなくなってしまいました。ラットはなんとかしようと、親切なはりねずみのヘッジホッグに相談します。ヘッジホッグも結び目がほどけなかったので、もぐらのモールディにそうだんしてみろと助言します。そしてモールディはプレゼントをもってふくろう博士に相談にいけと助言します。ふくろう博士にプレゼントするため、骨を削って帆船の模型をつくったラットはその途中でものづくりの楽しさに目覚めます。ふくろう博士は「あたらしい心をもてば、結び目はほどけるだろう」と助言します。ラットはそれから盗みをせず、人の手伝いをします。そうしているうちに結び目は自然に解けてしまいます。それからラットは働いてお金を手にして、夜はものづくりをしてまっとうな生活をするようになったのでした。

なんだか、聖書のお話みたいですね。
こどもたちは、尻尾がじゃまになっているラットがちょっぴりおかしかったみたいです。
でも、最後は解けてよかったねっていっていました。

ねずみのラットのやっかいなしっぽ (グレー・ラビットのおはなし)

ねずみのラットのやっかいなしっぽ (グレー・ラビットのおはなし)

  • 作者: アリスン アトリー
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 単行本



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