どうながのプレッツェル

プレッツェルは胴のながーいダックスフント。ドッグショーにも優勝したほどです。どれくらい長いかというと、パンのプレッツェルの形が自分の胴でつくれるくらい！本人も長い胴が自慢なのですが、プレッツェルの好きなグレタは「胴長はきらい」と相手にしてくれません。プレッツェルはグレタの気を引こうといろいろプレゼントしたり、芸をしたりするのですが、ちっともうまくいきません。ところがある日グレタが穴に落ちたのを見たプレッツェルは長い胴を使って助けてやります。これがきっかけで二人は相思相愛になり、結婚するのでした。

かわいいお話ですね。恋愛は子どもに理解できないんじゃないかなあと思うんですが、意外に人気があって、兄も弟もコンスタントにもってきますね。グレタがなんで気を変えたか？もともと気があったのか？つきつめると深いような気もしますが、特に質問もせず、「おしまい」にしています。「なんで結婚したんだろう？」と聞かれる日がくるのかしら？母にもわからないわ。

どうながのプレッツェル (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

• 作者: マーグレット・レイ
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 1978/10
• メディア: －