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時計つくりのジョニー [仕事]
ジョニーはとても手先が器用な男の子ですが、ジョニーのお父さんもお母さんも、なにか作っていてもちっともほめてくれません。ある日ジョニーは「大時計の作り方」という本をよんで、大時計をつくろうと決心します。でも、両親も学校の先生もばかにしてとりあってくれません。友達もばかにします。ただ、サマンサだけは、「すばらしい」と認め、協力してくれます。ジョニーはひとりで時計作りをはじめましたが、両親は時計なんかどうせつくれっこないんだから、お手伝いをしなさいといいますし、必要な部品をそろえるのも手伝ってくれません。サマンサだけは相談にのってくれて、サマンサの発案で鍛冶屋のジョーに必要な部品をつくってもらいます。部品をもってかえる途中いじめっこの妨害にあって、一度は部品をとられてしまいましたが、サマンサの協力で部品を取り戻し、とうとう大時計は完成します。ところが、お父さんは完成品を見もしないで、「チクタク音がうるさい!」と文句をいいます。ところが翌日お父さんの時計がこわれてしまい、お父さんは大慌てで駅に向かおうとします。そこにジョニーが「ぼくの時計があるよ、まだ7時だよ」と教えますが、お父さんはちっともあてにしてくれません。しかし、駅についてみるとジョニーの時計が正しかったことがわかり、ようやくお父さんはジョニーのことを認めます。そして、ジョニーの大時計は玄関に置かれ、先生も友達も「すごい」と認めてくれたのでした。お父さんはジョニーに大工道具を買ってくれて、ジョニーはジョーの鍛冶屋で時計つくりと修理をすることになり、サマンサは帳簿付けをするようになったのでした。
絵本にしては過酷な展開という気がしますが、本当に好きならがんばれるってことでしょうか?
現実は確かに厳しいですが、好きなことを追求することで道がひらけるのは真実だと思います。
子どもたちは、時計におもりをつけるシーンがすきで、くさりが長いと針のうごきは「ちく、たく」とゆっくりですが、短くすると「チクタクチクタクチクタク」と速く動くというところが大好きになったらしく、朝になってもひとりでチクタクいって笑っていました。
絵本にしては過酷な展開という気がしますが、本当に好きならがんばれるってことでしょうか?
現実は確かに厳しいですが、好きなことを追求することで道がひらけるのは真実だと思います。
子どもたちは、時計におもりをつけるシーンがすきで、くさりが長いと針のうごきは「ちく、たく」とゆっくりですが、短くすると「チクタクチクタクチクタク」と速く動くというところが大好きになったらしく、朝になってもひとりでチクタクいって笑っていました。
2008-06-12 12:35
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